答えを知るとみんなに出題したくなる!?【間違えたら恥ずかしいクイズ】「ちゃんと意味があったとは…恥ずかしい…」

  • 2025年10月26日公開

生チョコに濃厚ショコラ!?【ミスド】「ポン・デ・ショコラ」シリーズが新商品とともに冬限定で登場!10月29日(水)から

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

ここでは、サクッと回答できちゃうクイズを出題しています。

ビールだけじゃない「秋味」、本来は何のこと?

キリンさんの宣伝ではないですが、「秋味」と聞くとビールというイメージが強いですよね。
また、冬といえばマックの「グラコロ」もグルメ業界ではかなり市民権を得ています。

さて、その「秋味(あきあじ)」。
「秋の味覚」という意味合いで使われることが多いですが、実はこの「秋味」という言葉、ある特定の魚のことを指す言葉なんです。

次のうちから選んでみてください。

① 鯵(あじ)
② 秋刀魚(さんま)
③ 鮭(しゃけ)

さあ、正解発表!「秋味」が指す魚はあの魚だった!

正解は……




正解は、③ 鮭(しゃけ)でした!
秋味とは、鮭の中でも特に白鮭のことを指します。

「秋味」とは、産卵のために秋に日本の川に戻ってくるシロザケのことを指す、主に北海道や東北地方で使われる地方名です。

「秋味(アキアジ)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

「秋味」とは、産卵のために秋に日本の川に戻ってくる「シロザケ(白鮭)」の別名です。

「秋味」という呼び名、なぜ秋刀魚ほど知られていないの?

秋の魚といえば「秋刀魚(さんま)」ですね。
同じ「秋が旬」の魚でも、鮭と秋刀魚では獲り方や並び方がこんなに違うんです。

秋刀魚(さんま):
大量に漁獲されるため、スーパーでは山積みにされているのをよく見かけます。


鮭(さけ):
産卵のために川に戻ってきたところを獲ったり、養殖が主流だったりするため、多くは切り身に加工され、パック詰めされて並ぶのが一般的です。

このように、私たちの食卓に届くまでの道のりが違うから、店頭での見え方も異なるのですね。

「秋味」だけじゃない!意外と知らない鮭の豆知識

「秋味」のように、鮭の呼び方は他にもたくさんあります。

  • 時鮭(ときしらず):

春から初夏にかけて獲れるサケで、秋に獲れるサケとは違い、まだ卵や白子に栄養分を取られていないため、脂のりが良く美味とされています。

  • 鮭児(けいじ):

北海道のごく限られた漁場でしか獲れない、まだ成熟する前の若いサケです。 卵や白子に栄養が回っていないため、全身に脂肪がのっており、「幻のサケ」と呼ばれるほど高価な高級魚として知られています。

このように、鮭の呼び方一つにも、漁獲される時期や状態によって様々な違いがあるのですね。

「元も子もない」の『元』と『子』の正体

「元も子もない」って、よく耳にする言葉ですよね。「そんなことしたら、元も子もないよ!」なんて言われた経験がある人もいるのではないでしょうか。

なんとなく意味は理解していても、「元」と「子」が何を指しているか、パッと説明できる人は少ないのではないでしょうか。

次のうちから選んでみてください。

①『元』は元金、『子』は利子

②『元』は元の場所、『子』は子供

③『元』は元凶、『子』は結末

正解は……




正解は……①の『元』は元金、『子』は利子でした!

  • 「元」とは、商売を始めるための元手(もとで)、つまり、お金の本体を指します。

  • 「子」とは、その元手が生み出す利子(りし)、つまり、利益のことです。

もともとこの言葉は、元手も、そこから得られる利益も、すべて失ってしまう状況を表す言葉でした。それが転じて、「すべてを失ってしまい、何も残らない」という意味で使われるようになったのです。

ちなみに、「元も子もない」は、元手と利子という元の意味から離れて「すべてを失う」という意味で使われているため、ことわざではなく慣用句です。

ことわざと慣用句の違い

ことわざ:

昔から伝わる教訓や風刺を短い言葉で表したもの(例: 「石の上にも三年」)

慣用句:

二つ以上の言葉が結びつき、本来の意味とは違う意味で使われるようになった言葉(例: 「油を売る」)

「コンビニエンス・ストア」の「コンビニエンス」って、日本語で言うと?

毎日利用している人も、意外と知らないこの言葉のルーツ。じっくり考えてみてくださいね!

次のうちから選んでみてください。

① 近い

② 利便性

③ 小さい

正解は……

正解は……②の利便性でした!

その名の通り、24時間営業でいつでも利用でき、品揃えも豊富で、生活に必要なものが手軽に手に入る「利便性」が、コンビニエンス・ストアの最大の魅力ですよね。

「便利(べんり)」ではなく「利便(りべん)」?

便利:主に形容動詞として使われます。「便利な店」「便利だ」のように、「ものが便利である」という状態や性質を表します。

利便:名詞として使われます。「便利であること」「都合が良いこと」そのものを指す、より抽象的で硬い言葉です。「利便性(りべんせい)」という形で使われることが多いですね。

クイズは「convenience」という名詞です。
もし正解が「便利」だった場合、「便利な店」という表現になりますが、「コンビニエンス・ストア」の「コンビニエンス」単体では「便利」とはなりません。

日本のコンビニエンスストアの歴史と現状

日本のコンビニは、私たちの生活に深く根ざした存在です。
そのルーツはアメリカにありますが、独自の進化を遂げ、今や世界に類を見ないサービスを提供しています。
しかし、その歴史の中では、多くのコンビニが誕生し、そして姿を消してきました。

ここでは、かつて街を彩った懐かしのコンビニから、現在の主要チェーンまで、その変遷を振り返ってみましょう。

セブン-イレブン:

1974年に1号店をオープンした日本のコンビニのパイオニアです。現在も店舗数、売上高ともに国内最大手の座を維持しています。

ファミリーマート:

1973年に実験店をオープンし、その後本格的なチェーン展開を開始しました。サンクスやココストアなど、多くのコンビニと統合し、国内第2位の規模になりました。

ローソン:

1975年に1号店をオープン。am/pmやホットスパーなどを統合し、独自の商品開発やユニークな店舗展開で知られています。

ミニストップ:

1980年に1号店をオープン。店内調理のフードコーナーや、ソフトクリームなどのデザートに強みを持つコンビニとして、今も多くのファンに愛されています。

デイリーヤマザキ:

山崎製パンが運営するコンビニです。店内で焼きたてのパンを提供している店舗があるのが特徴です。

セイコーマート:

1971年に北海道で1号店をオープンした、現存する日本のコンビニでは最も古いチェーンです。地域密着型の経営で、北海道を中心に根強い人気を誇ります。

かつて存在した、懐かしのコンビニ

サークルKサンクス:

ファミリーマートに統合されました。特にサンクスの「焼き鳥」は人気でした。

am/pm(エーエム・ピーエム):

ローソンに統合されました。「am/pm」という名前は、24時間営業を意味していました。

ココストア:

ファミリーマートに買収されました。店内調理の惣菜やパンが人気でした。

セーブオン:

群馬県を拠点に、主に北関東や新潟県などで展開していたコンビニエンスストア。
手頃な価格の「山賊焼」(鶏の串焼き)や、ご当地名物の「焼きまんじゅう」などが人気商品でした。 2018年までに「セーブオン」ブランドの店舗はすべて「ローソン」へ転換、または閉店し、現在は「セーブオン」という名前のコンビニエンスストアはありません。

運営会社の株式会社セーブオンは、ホームセンターのカインズやワークマンなどを展開するベイシアグループの一員です。

ホットスパー:

ローソンに買収されました。温かいお弁当や惣菜を提供するサービスが人気でした。

豆知識:コンビニとニューデイズは成り立ちが違う?

「ニューデイズ(NewDays)は?」と思う人もいるかもしれません。駅構内のコンビニとしておなじみのニューデイズですが、そのルーツは一般的なコンビニとは少し異なります。

ニューデイズの前身は「キオスク(Kiosk)」。
アニメちびまる子ちゃんの主題歌の中に「キヨスクは駅の中~♪」という歌詞があり、爆発的に知名度が爆上がりした時代もありました。

これはJR東日本グループが運営する、駅の売店でした。新聞や飲み物を売る小さな店として始まり、その利便性を高める形で、2007年に「コンビニ」へと進化したのです。

路面店を中心に発展した多くのコンビニとは異なり、駅という特別な立地から生まれたニューデイズも、日本の小売業界の歴史を語る上で欠かせない存在と言えるでしょう。

ミロのヴィーナスの「ミロ」って何?

① スペインの著名な画家の名前

② 発見された場所の名前

③ ココア味でおなじみの栄養飲料の名前

正解は……

▲筆者撮影:ルーヴル美術館(フランス・パリ)

正解は……②の発見された場所の名前でした!

「ミロのヴィーナス」の『ミロ』は、彫刻が発見されたギリシャのミロス島(Milos)を指しています。

1820年に、このミロス島で農夫のヨルゴス・ケントロタスが、畑仕事中に偶然発見したことから、その名がつけられました。

また、「ヴィーナス」はローマ神話における愛と美の女神の名前です。
この彫刻は古代ギリシャで作られたため、ギリシャ神話における愛と美の女神「アフロディーテ」(Aphrodite)をかたどったものと考えられており、より正確には「ミロスのアフロディーテ」と呼ばれます。

ちなみに、③の「ココア味でおなじみの栄養飲料の名前」の「ミロ」は、知名度抜群のネスレ日本のブランド名ですね。

ちなみにネスレ「ミロ」の名前の由来は、『ローマのクロトナという所にミロンという大変力持ちの運動選手がいました。彼は古代オリンピックのレスリング競技で、6回も優勝したといわれています。「ネスレ ミロ」はそんなミロンにあやかり、「強い子に育って欲しい」という願いを込めて名付けられました。』とのことです。

イラスト/タワシ

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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