この黄ばみ、どうすればいいの…【衣替え前の洗濯方法←間違ってる!?】洗剤メーカー直伝!来年も困らない「しまい洗い」ワザ2選

  • 2025年09月27日公開

【水着】って洗濯機で洗っても大丈夫?【洗剤メーカー】が伝授!「おうちで簡単」「これならできる!」お手入れ方法

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

今年2025年は9月前半まで記録的な猛暑でしたが、徐々に秋を感じられる気候になってきました。この時期になると、衣替えのタイミングが気になる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、ライオン株式会社が教える衣替えについてと、来シーズンに困らないための 「しまい洗い」のワザをご紹介します。

衣替えはこれから!! 残暑が続き、東日本・西日本を中心に少し遅い傾向

ライオン株式会社が、秋の衣替えに向けて、長袖を着用し始めるタイミングについて、株式会社ウェザーニューズとともに調査した結果、最低気温が「20℃」を切ると約5割、「18℃」で約6割の人が半袖から長袖に移行することがわかりました。

そこで、最低気温が18℃になる予測日を秋の衣替えを始めるベストタイミングとし、地域別に区切ったものが、下図の「衣替え前線」です。

今年は残暑が長引いていることもあり、「衣替え予報」は東日本・西日本を中心に少し遅い傾向です。

▲東京および西日本の衣替え予報は、少し遅い傾向、10/1~11が目安です。(※2025年9月1日時点)

衣替え、その前に! 夏〜秋へ。季節の変わり目で、コーディネイトに困った時には?

最低気温18℃が衣替えの目安でも、季節の変わり目の日中はまだまだ暑さが残るものの、夜になると冷えてくる地域が多いのがこの季節の特徴で、毎日のコーディネイトに迷ってしまう事も多いかもしれません。

そんな衣替え時期の洋服選びには、天気予報の「最高気温」を参考にしてみましょう。

最高気温25℃以上の日には

25℃以上は「夏日」で暑さを感じる気温です。
半袖が快適に感じられますが、朝晩は涼しさを感じることも。最低気温が低い日は、ストールや薄手の羽織ものなどを持っていくと安心です。

最高気温20℃以上25℃未満の日は

朝晩の気温差が大きくなり、最も服装に迷う時期の気温です。長袖のカットソーやシャツでのお出かけが快適。

半袖に脱ぎ着がラクな長袖シャツやカーディガンを合わせるのもおすすめです。

最高気温16℃以上20℃未満の日は

長袖シャツの上にベストや薄手のカーディガンなど、1枚羽織るものが必要と感じます。
最高気温が20℃を切る日が多くなったら、本格的な秋冬ファッションのシーズン、衣替えのタイミングです。

最高気温16℃未満の日は

空気は冷たいものの、日なたでは暖かさを感じるくらいの陽気です。
ふんわりセーターで身軽にお出かけするのがよさそうです。

秋の衣替えは、春夏物の「しまい洗い」をしっかりマスターしよう!

翌年、夏の衣類を出してみたら、洗ってからしまったはずなのに、「見覚えの無いシミがある」「なぜか黄ばんでいた」「嫌なニオイがする」など、着ようと思っていたお気に入りの衣類が着用できなくなってしまったという経験はありませんか?

これらの対策のためにしっかりと行いたいのが「しまい洗い」です。

衣類についた皮脂や汗汚れは、時間とともに落ちにくくなり、収納中に発生する黄ばみやニオイの原因になります。しまう前にもう一度しっかりと汚れを落としておくことが大切です。

来シーズンも安心!! 【黄ばみ】【しわ】【型くずれ】、衣替えのお困りを解決する「しまい洗い」のテクニック!!

白いワイシャツ〜しまう前に「黄ばみ」を予防

キレイに洗ったはずなのに、翌シーズン出してみたら白いワイシャツが黄ばんでいたという経験はありませんか?

衣類の「黄ばみ」の原因の1つは、洗濯しても落としきれなかった皮脂汚れ。繊維の隙間に入りこんだわずかな皮脂汚れが蓄積し、黄ばみとなって現れます。

白さを長持ちさせる黄ばみ対策のポイントをご紹介します。

  • Point:黄ばみやすい部分に「前処理」

黄ばみを予防するためには、衣類をしまう前に、しっかり皮脂汚れを落とすことが肝心です。

脇の下やエリ・袖など、黄ばみが出やすい部分には、シミ用の部分洗い剤や液体酸素系漂白剤を直接塗り、前処理してからお洗濯しましょう。

(画像左)色柄物に安心な酸素系漂白剤「ブライトSTRONG 漂白&抗菌ジェル」
(画像中)エリ・脇・袖のシミ汚れに「NANOX シミ用」
(画像右)『NANOX』史上初の新酵素採用。菌の根幹まで遺伝子レベル洗浄※を実現「NANOX one」
※汚れ・ニオイの形成に関与する菌由来DNAの洗浄

麻のパンツやシャツ〜しわになりにくいお洗濯テク

しまい洗いの時に、しわをなるべく少なくすることと、しわを作らない収納方法を実践することが、しわ予防の2大ポイントです。

夏服に多い麻素材の衣類は、洗濯ネットに入れて、「手洗い・ドライ対応・おしゃれ着コースなどの弱水流コース」または「手洗い」でやさしく洗いましょう。洗濯しわを抑える働きがある柔軟剤を使うのもおすすめです。

  • Step① 洗濯表示を確認

洗う前に必ず洗濯表示を見て、家庭で洗えるか確認をしましょう。
洗濯桶に×がなければ、家庭で洗濯をすることができます。

  • Step② 適切な洗剤を選ぶ

しわや色あせ、型くずれを防止する、おしゃれ着用洗剤「アクロン」がおすすめです。
さらに柔らかく仕上げたい場合は、柔軟剤を併用しましょう。

(画像左)色あせや型くずれを防ぐおしゃれ着用洗剤 「アクロン」
(画像右)進化した防臭力!「ソフラン プレミアム消臭」

  • Step③ 気になる汚れがあれば前処理をする

裾、ポケット口などの汚れが気になる時は、おしゃれ着用洗剤「アクロン」の原液をつけておきましょう。

  • Step④ 洗濯ネットにたたんで入れる

洗濯時の摩擦による毛羽立ち防止のために、洗濯ネットに入れて洗います。
パンツの場合、ファスナー、ボタン、ホックなどはあらかじめ閉め、裏返しにしてたたんで入れます。

  • Step⑤ 「手洗い・ドライ対応・おしゃれ着コースなどの弱水流コース」か「手洗い」でやさしく洗う。脱水時間は短めに

手洗いで押し洗いするか、洗濯機の「手洗い・ドライ対応・おしゃれ着コースなどの弱水流コース」でやさしく洗いましょう。

脱水じわを軽減するために、脱水時間は、最短時間で設定しましょう。脱水じわを軽減することで、仕上がりのしわを軽減できます。

  • Step⑥ 脱水後すぐに取り出し、形を整え、陰干します

パンツ〜軽くたたいてしわをのばし、全体の形を整えましょう。日光による色あせや変色を防ぐために、日陰に筒干しします。重し代わりのタオルを裾の部分に詰めて干すと、しわが伸びてきれいに仕上がります。

シャツ〜手のひらで軽くたたいてしわを伸ばし、ハンガーにかけます。
乾いた時に縫い目部分がしわになりやすいので、袖や身頃を縦・横・斜め方向にピッピッと引っ張って整えましょう。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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