父が急病で倒れ早退申請→「見舞いに行くならクビ!」嫌味上司から冷酷な宣告!その結果、まさかの…

  • 2025年09月13日公開

【お願い!「その水」でご飯を研がないで!】"炊飯器メーカー"が警告したその正体に→ずっとやってた!?美味しい温め方も

こんにちは、ヨムーノ編集部【ときめき分室】です。

実話をもとにした、スカッとストーリーを総集編としてお届けします。

「有給、残ってないわよ?」…いや、使ったことないんですけど!?

その日、朝から体が重く、関節がギシギシ。体温計を見ると39.4度。明らかに仕事どころじゃない体調で、欠勤の連絡を入れることに。ところが、上司は不在で、電話に出たのはまさかの社長。

「しっかり休んでね。無理は禁物よ」

そう言ってくれた社長にほっとした僕が「有給でお願いします」と伝えた瞬間――。

「いいけど……有給、残ってないわよ?」

……はい? 一度も使ったことないんですが!
10年皆勤の僕に“有給ゼロ”の通知。頭の中が真っ白になりました。

知らないうちに「使ったことにされていた」有給

体調が落ち着いた後、すぐに社内システムを確認。
すると、見覚えのない日付に「有給取得済み」の文字。

よく見れば、それは祖父の葬儀や裁判員制度の出頭日――。
社内では「特別休暇」や「公務休暇」として扱われることになっている日が、なぜか有給として処理されていたのです。

社長に報告すると、「それは完全に処理ミスね。あなたの有給、もちろんちゃんと残ってるわよ」と、すぐに訂正をしてくれました。

原因は、上司が古い社内規定のまま休暇を処理していたこと。
社内制度が変わっていたことを把握しておらず、有給が“知らぬ間に減っていた”というわけです。

ちゃんと働く。そして、ちゃんと休む

まじめに続けてきた働き方が、いつの間にか帳消しにされそうになっていた――。
今回のことで、「たまには自分の働き方を振り返ってみる」ことの大切さに気づかされました。

まじめに働くことは大事。だけど、自分の権利や体調にもちゃんと目を向けてあげないと、誰も気づいてくれないこともある。

もしあのとき体調を崩さなければ、有給のことに一生気づけなかったかもしれません。

これからは、溜まった有給をちゃんと消化しながら、自分のことも大切に働いていこうと思います。

冷たすぎる嫌味上司の返答に「辞めます」と即答

早退の理由を伝えたとき、上司は眉ひとつ動かさず、むしろ楽しむように僕を見て言いました。

「このプロジェクト、誰がやるのか分かってる? あなた、責任感なさすぎじゃない?」

その口ぶりは、まるで僕が仮病でも使って逃げようとしているかのようでした。
普段から口癖のように「社会人なら休まず働くのが当たり前でしょ?」と嫌味を言っていた彼女。周囲でも「口を開けば人を責める」と有名でした。

そしてついに――。

「見舞いに行くくらいなら、会社辞めて行けば? 代わりはいくらでもいるから」

その言葉に、僕は静かに答えました。
「わかりました。じゃあ辞めます」

社内が凍りつき、「えっ!?」と周囲の同僚たちが一斉に声を上げた瞬間を、今でも鮮明に覚えています。

父の病院へ。そして会社では異変が…

そのまま病院へ直行した僕。父は幸いにも容態が安定し、無事に一命を取り留めました。父のそばにすぐ駆けつけることができ、家族の支えになれたことに、心から安堵しました。「あのとき決断して、本当によかった」と、今は胸を張ってそう思えます。

ところが、僕が辞めたあと、会社では異変が起きていました。

プロジェクトは予定通りに進まず、社内には混乱が広がっていたのです。

「あの上司のせいで辞めた人が他にも…」嫌味上司の顛末

数日後、元同僚たちからの連絡で、職場が混乱状態にあることを知りました。

「あなたがいなくなってから、現場が崩壊してる」
「実は前からあの上司に限界だった。他にも辞めるって言ってる人がいるよ」

僕が抜けたことで現場の負担は一気に増加。にもかかわらず、上司はいつものように「なんでこんなこともできないの?」「私の言った通りにすればいいのに」と嫌味ばかり。

そんな彼女の態度に、ついに我慢の限界を迎える人が続出。
気づけばプロジェクトチームのメンバーが次々と退職を申し出て、現場は完全に崩壊していたそうです。

業務が回らず、納期遅延やクライアントからのクレームが相次ぎ、上層部からの厳重注意を受けたのは他でもない、その嫌味上司本人。

「代わりはいくらでもいる」と言い放っていた彼女が、今は誰からも信頼されず、孤立していると聞きました。

人の気持ちをないがしろにする人間は、いつかその報いを受けるものだと、改めて感じました。 だからこそ、僕はこれからも、人を思いやる選択をしていきたいと思います。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

こちらもどうぞ

人気記事ランキング 24時間PV集計
ランキング

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ