「モデルで令嬢の婚約者もらったわw」昔から俺のものを奪ってきた弟が盛大な勘違い!→地獄の連鎖で大きな代償

  • 2025年07月26日更新

【実録】「はあ!?ずっと信じてたのに…」結婚して10年、地元に何もないと言い続けた夫からの“まさかの一言”に絶句...!夏の帰省で怒り爆発

こんにちは、ヨムーノ編集部【ときめき分室】です。
実話をもとにした、スカッとストーリーをお届けします。

子どもの頃から、僕のものを何でも欲しがる弟。自転車にゲーム、友達にまで手を出してきた彼は、大人になってもその性格が変わることはありませんでした。

そしてある日、弟から突然の電話。

「兄さんの婚約者、奪っちゃってゴメンw」

僕の婚約者を弟が奪った!?しかし、その直後に明らかになったのは、まさかの真実でした。

突然の「奪った」宣言。しかし……

週末の夜、妻と外出先から帰宅したばかりの僕のもとに、弟からの電話がかかってきました。

「兄さんのモデルで令嬢の婚約者、奪っちゃってゴメンw俺たち相性バッチリなんだよね!」

まるで勝ち誇ったような声に、僕は思わず笑ってしまいました。

「……俺、先月入籍したけど?」

電話越しに沈黙が走り、弟は焦りだします。

「え? だって“なぎさ”でしょ? 28歳のモデルで……」

確かに名前も年齢も一致しています。でも話しているうちに、どうも妻とは細かいところが食い違っている。出演しているCM、出身校、本名まで違う。

そのとき、僕は確信しました。弟が付き合っているのは、名前だけ同じ“別人”。しかもそれを、僕の妻と勘違いしていたのです。

勘違いから始まった地獄の連鎖

さらに驚くべきことに、弟の交際相手にはすでに婚約者がいました。しかもその相手は、弟の会社の大口取引先である社長の息子。

当然のように大問題へ発展。弟は社内で厳しく追及され、降格処分。プロジェクトからも外され、慰謝料の請求まで受けるはめに。

昔から、自分が一番じゃないと気がすまなかった弟。人のものを欲しがり、それを手に入れれば“勝ち”だと信じていたのでしょう。

でも今回は、その浅はかさが大きな代償を生んだのです。

優越感なんて、何の意味もない

弟はきっと、「兄の婚約者を奪った」という事実に酔っていたんだと思います。でも実際は、名前を勘違いしたまま舞い上がり、すべてを失いました。

人のものを手に入れた“つもり”になって優越感に浸っても、それが本物でなければ、残るのはただの虚しさです。

もしかすると弟は、僕に対してずっと劣等感を抱いていたのかもしれません。そのコンプレックスを埋めたくて、“兄のもの”を奪えば勝てると思っていたのでしょう。

でも、人のものを奪うことで本当の幸せなんて得られない。
弟にもいつかそのことに気づいてほしい、今の僕は心からそう思います。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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