フタを開けてビックリ!【土井善晴さんのお弁当】がすごい!「まさかの裏返し」「我が家で大ヒット」また作ります!大反響3選

  • 2025年04月27日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

楽しいお出かけをより盛り上げてくれる、美味しいお弁当。

この機会に、家族みんなが喜ぶ、料理研究家・土井善晴さんのお弁当レシピに挑戦してみませんか?

今回は「土井善晴さんの絶品お弁当レシピ」をまとめて紹介します!

土井善晴さん流「おいなりさん」

まずは、料理が大好きなヨムーノライターのmomoさんが、作る過程も楽しみながら美味しく食べられる、絶品「おいなりさん」の作り方を紹介します。

これからの季節に!ちょっと手間をかけたおいなりさんを作りたい♡

料理研究家・土井善晴さんがNHK『きょうの料理』で紹介したのは「おいなりさん」。

土井善晴さんのおいなりさんは油揚げを煮るところから包むところまで丁寧に作業するので、食べたときの美味しさもひとしおなんです!

コロンとした見た目も可愛く食べやすいおいなりさんは、お弁当箱に詰めて持っていけば、おでかけで大活躍してくれること間違いなし♪

土井善晴さん「おいなりさん」の作り方

材料(24個分)

  • 米…カップ2
  • 白ごま…大さじ1
  • 柚子の皮…1個分
  • 柚子の搾り汁…適量
  • 紅しょうが…適宜
  • 油揚げの煮汁…適量

※油揚げの煮汁は、【油揚げの炊いたん】を作った時の煮汁を使います(材料写真には写っていません)。

【油揚げの炊いたん】

  • 油揚げ(「すし揚げ」と呼ばれる 正方形のもの)…12枚
  • だし…カップ2
  • 砂糖…大さじ6
  • 醤油…大さじ3

【合わせ酢】

  • 米酢…カップ1/3
  • 砂糖…大さじ3
  • 塩…大さじ2/3

作り方①【油揚げの炊いたん】を作る

鍋にお湯を沸かして油揚げを入れたら、落としぶたをして強火で10〜12分間煮て油抜きをします。
筆者は深めのフライパンを使用しました。

あとから調味料がよく染み込むように、強めの火加減で余分な油を抜くのがポイントです!

※フライパンからクッキングシートがはみ出ると引火の原因となりますのでご注意ください。

油揚げが破れないように注意しながらお湯を切り、形を整えて鍋に並べ入れたら、だしと砂糖を加えて再び落しぶたをして中火で7〜8分間煮ましょう。

次に醤油を加えて落としぶたをしたら、弱火で30分間ゆっくりと煮汁がほとんどなくなるまで煮ます。

火を止めて落としぶたをしたまま冷ましたら、【油揚げの炊いたん】の完成です。

作り方②米は洗ってかために炊き、【合わせ酢】を鍋に入れて弱火にかける

米は洗ってざるに上げ、30~40分間おきます。この状態を洗い米と呼びます。

計量カップで量ってから炊飯器に入れ、それより1割引きの水を加えてかために炊きましょう!

今回は洗い米が410mlだったので、約370mlの水を加えました。

次に、【合わせ酢】の材料を小鍋に入れて弱火にかけ、混ぜながら砂糖を溶かします。

砂糖が全て溶けたら、火からおろしておきましょう!

作り方③ご飯を容器に移して【合わせ酢】を回しかけ、ざっくりと混ぜて粗熱をとる

大きめの容器に炊けたご飯を移します。

土井善晴さんのレシピでは、余分な水けを吸ってくれる木製の盤台を使用するのがおすすめだそうですが、我が家になかったので大きめのガラスボウルで代用しました。

ご飯が熱いうちに②で作った【合わせ酢】を回しかけ、うちわで冷ましながらしゃもじで切るようにサックリと混ぜます。

【合わせ酢】がなじんで粗熱が取れたら、ご飯を一か所にまとめ、かたく絞ったさらしの布巾をかぶせておきましょう。

今回はふきんの代わりに厚めのキッチンペーパーを使用しました。

作り方④白ごま・すりおろした柚子の皮を散らして混ぜ、味を見ながら柚子の搾り汁を加える

ご飯が冷めたら白ごまをふり、すりおろした柚子の皮の黄色い表面を散らします。

サックリと混ぜながら味をみて、柚子の搾り汁を加えましょう。

筆者は柚子の香りや風味が好みなので、大さじ1ほどの絞り汁を入れてみました!

作り方⑤片手に絞った布巾をかぶせ、④のすし飯を握り、油揚げに詰めて口を閉じたら完成!

【油揚げの炊いたん】は、落としぶたの上に数枚ずつ重ね、しゃもじなどではさんで煮汁をきっておき対角線で半分に切ります。

すし飯を握るときの手水に使用するので、きった煮汁は取っておいてくださいね!

数枚ずつ両手でギュッとはさんで、もう一度汁けをきったら、破らないように袋状に開いて、すし飯を詰めやすくしておきます。一部はくるりと裏返しておきましょう。

油揚げの煮汁は多いとベチャッとしてしまうので、絞りすぎず適度に煮汁を残すのがポイントです!

かたく絞ったさらしの布巾(今回はかたく絞った厚手のキッチンペーパーを使用)を片手にのせ、反対側の手に油揚げの煮汁(手水)をつけながら、作ったすし飯を軽くにぎって丸めます。

24個分作り、開いておいた油揚げに入れて隅まで詰めたら口を閉じましょう♪

油揚げは裏表を逆にすると雰囲気が変わっておしゃれな印象に。

お好みで紅しょうがを添えたら土井善晴さんの「おいなりさん」完成です!

味がしみしみ&柚子の香りがたまらない♪

三角の油揚げにたっぷりとすし飯が詰まった、可愛らしいおいなりさんが出来上がりました。

お弁当のフタを開けてこんなに美味しそうなおいなりさんが並んでいるなんて、食べる前から心がポカポカとあたたまるようです♡

和食文化を提案する土井善晴さんのおいなりさんは、筆者が普段好んで作っている時短レシピとは逆に、手間暇をしっかりとかけて作るところがポイント。

パパッと市販の油揚げを買ってしまいそうなところですが、ここまで丁寧に時間をかけて作ることでおいなりさんひとつひとつに愛着が湧いてしまいました(笑)。

食べてみると、ふかふかの油揚げから甘めのだしがジュワ〜ッと出て来て、続いて中からふんわりとしたすし飯が。

油揚げのだしが染み込んだすし飯は、ほんのりとした酢と甘さ、そして柚子の香りが存在感強めに感じられました!

ですが決して主張しているわけでなく、ほんのり口の中全体で感じられる柚子の香りがとっても美味しいんです。

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土井善晴さん流「のり入り卵焼き」

続いては、お弁当には卵焼きが欠かせないというヨムーノライターの安達春香さんが、見た目がかわいらしく甘い味わいの「のり入り卵焼き」の作り方を紹介します。

断面が美しい!のり入りのしっとり卵焼き

今回作るのは、NHK『きょうの料理』で土井善晴さんが紹介していた「のり入り卵焼き」。

土井善晴さんのレシピは、シンプルだけど奥深く、家庭で作りやすいものばかりです。

このレシピでは、たっぷりの砂糖を加えた卵に、焼きのりを挟んで焼き上げます。見た目も美しく、冷めてもパサつかずしっとりと仕上がるのだとか。

さっそく作っていきましょう。

土井善晴さん「のり入り卵焼き」の作り方

材料(1人分)

  • 卵 … 2個
  • 砂糖 … 大さじ2〜3
  • しょうゆ … 小さじ1
  • 焼きのり(全形) … 1/2枚
  • サラダ油 … 適量

作り方①卵液を作る

ボウルに卵を割り入れ、砂糖、しょうゆを加え、溶きほぐします。

このとき勢いよく混ぜると泡立ってしまうため、菜箸を縦に動かして白身を切るように混ぜるのがポイント。泡立つと空気がまだらに入り、焼きムラの原因になってしまいます。

焼きのりは半分にちぎっておきましょう。

作り方②卵焼き器を熱し、油をなじませる

中火にかけた卵焼き器にサラダ油を薄くひきます。

温度の目安は、箸先に卵液をつけて落としたときに「ジュッ」と美味しそうな音がする程度。

温度が高すぎると卵がくっつきやすく、低すぎると油っぽくなるので注意してくださいね。

また、焦げ付きを気にして火を弱めると卵がふわふわになりません。中火で一気に焼き上げましょう。

作り方③卵を焼いて巻く

卵液の半量を流し入れ、小さな気泡がポコポコと出てきたら菜箸で軽くつつきます。

ボウルの底に砂糖が溜まりやすいので、流し入れる直前によく混ぜておくのがおすすめ。

7割ほど火が通ったら、ちぎったのりを1枚のせ、向こう側から手前に向かって巻いていきましょう。

もし菜箸で巻きにくい場合は、フライ返しを使うときれいに仕上がります。

作り方④残りの卵を加えて焼く

向こう側のあいたところにサラダ油をひき、巻いた卵焼きを奥側へ移動させ、手前のあいた部分にサラダ油をひきます。

残りの卵液を流し入れ、卵焼きの下にも行き渡らせましょう。

7割ほど火が通ったら、1回目と同様にのりをのせて巻きます。

作り方⑤形を整えて冷ます

焼き上がった卵焼きを巻きすに取り、形を整えながら冷まします。

巻きすを使えば後からきれいに仕上げられるので、焼くときに多少失敗しても大丈夫。少し手間をかけるだけで、クオリティがグッと上がりますよ。

のりの風味が引き立つ卵焼き

焼き上がった卵焼きをカットすると、くるくると渦を巻いた断面がとてもきれい。

卵のやわらかな黄色と、のりの黒のコントラストが映えて、お弁当に入れると一気に華やかな印象になります。

ひと口食べて驚いたのが、おせち料理の伊達巻のような甘さ。

甘さの中にも卵本来のまろやかな風味がしっかり生きていて、のりの磯の香りとしょうゆのほのかな塩気が全体をバランス良くまとめています。

冷めてもしっとりとした食感が続くのが嬉しい発見でした。

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土井善晴さん流「鶏肉の照り焼き」

続いては、おうちごはんが大好きなヨムーノライターのKanakoさんが、手軽に楽しめるワンランク上の照り焼きレシピ「鶏肉の照り焼き」の作り方を紹介します。

驚くくらいご飯がどんどん進む肉料理

テレビ朝日『おかずのクッキング』で料理研究家・土井善晴さんが「鶏肉の照り焼き」のレシピを紹介していました。

たまり醤油や八角など、普段あまり使わない調味料を使用するため、最初は難しいのかなと思いましたが、作り方はとってもシンプル。

レシピを見ながらでも、あたふたすることなく、スムーズに作れました!

土井善晴さん「鶏肉の照り焼き」の作り方

材料(2~3人分)

  • 鶏肉(鶏もも肉)…1枚(280g)
  • たまり醤油…大さじ2
  • 酒…大さじ3
  • ザラメ糖…大さじ2
  • 八角…1個
  • 植物油…大さじ1

それでは作ってみましょう!

作り方①鶏肉を焼く

フライパンに植物油を引いて、鶏肉を皮目から中火で焼いていきます。焦げないように注意しながら、焼き色がつくまでじっくりと。

つい触りたくなる気持ちをグッと抑え、時折フライパンにお肉を押し付けるようにすると、いい感じに焼けますよ。

余分な脂が出てきたら、キッチンペーパーで拭き取ります。最初は菜箸を使用していたのですが、トングがやりやすかったです。

作り方②蒸し焼きにする

鶏肉をひっくり返し、たまり醤油、酒、ザラメ糖、八角をフライパンへ。

八角を少し熱しただけで、一気にキッチンがアジアンな香りになりました!なんだか台湾の夜市を歩いているような気分。

そのまま蓋をして、約10分蒸し焼きにします。

作り方③粗熱をとってから盛り付ける

鶏肉をフライパンから取り出し、網の上で粗熱を取ります。

少し時間が経ったら、食べやすい大きさにカットし、お好みで先ほどの煮汁をかけたら完成です!

煮汁なしでもしっかり味がするので、複数人で食べる場合は小さな器に煮汁を分けておくのがおすすめ。

【実食】20分もあればできる簡単おかず

漬け込んでいないため、鶏肉に味が染み込むのか不安でしたが、ご飯が進む濃い味付けに仕上がりました!

濃いめの味付けでありながら、スーッと鼻から抜けていく八角の香りがいいアクセントに。後味がさっぱりしていて、くどくありません。

八角をおうちごはんで使うのは初めてで少しドキドキでしたが、特別な下処理などは必要なく、入れるだけなので楽ちん。料理に一癖をプラスしてくれて、ハマりそうです。

お肉はしっとりやわらかで、パクパク食べられます。家族でシェアしましたが、一瞬目を離した隙にお皿の中は空っぽ!

レシピでは2〜3人分とのことでしたが、これは倍量でもぺろりな予感です。

濃い味付けだったので、お弁当にもいいかもと思い、試しに持っていってみることに。

冷めても変わらぬおいしさで、鶏肉によくあるパサつきもほとんどありませんでした。予想通り、濃い味付けがお弁当にぴったり!

しかし、お弁当箱を開けた瞬間に八角の匂いがしたので、オフィスなど狭い密室でお弁当を食べる時は避けた方がいいかもしれません。

逆にピクニックや食堂など、屋外や広いスペースであれば問題ないと思います。

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普段とはひと味違ったお弁当レシピに挑戦!

今回は、土井善晴さんの絶品お弁当レシピをまとめて紹介しました。

土井善晴さんのレシピなら、食欲をそそる見た目と、しみじみ美味しい味わいをお弁当でも楽しめますよ。ぜひ作ってみてくださいね!

※この記事は過去にヨムーノで人気だった記事を再編集したものです。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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