最高視聴率28％超え！驚愕の主役級スター勢揃い♡話題の「韓国ドラマ」をマニアが徹底深掘り

こんにちは、エンタメライターのmotoです。

今回ご紹介するのは、韓国で28％を超える高視聴率を叩き出した2020年の大ヒットドラマ『ペントハウス』です。

視聴率、話題性ともにトップを飾ったこの作品は、韓国ではもちろん、ここ日本でも視聴者の心を魅了するほどの“マクチャン”(非現実的なストーリー展開)ぶりを発揮!

ハラハラドキドキが止まらない、ジェットコースタードラマ『ペントハウス』は、なぜこんなに人々を熱狂させるのでしょうか！？

その人気の理由を、マニアが徹底解説します！

「ペントハウス」ってどんなドラマ？

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タイトル	ペントハウス／펜트하우스
話数	21話（第1シーズン）、13話（第2シーズン）、14話（第3シーズン）
ジャンル	サスペンス
シーズン	1（2020年）、2（2021年）、3（2021年）
キャスト	イ・ジア、キム・ソヨン、ユジン、オム・ギジュン、キム・ヨンデ ほか
日本初放送	2021年2月19日 KNTV

『ペントハウス』は、こんなドラマ!

※『ペントハウス3』（原題）のイメージ画像です。

『ペントハウス』（原題）は、韓国で瞬間最高視聴率31.1％を記録した大ヒットドラマです。日本でも、2021年にシリーズ3部作が順次放送されたことで話題になりました。しかし、最強の話題は、その中身！

「ペントハウス」のあらすじ（ネタバレなし）

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ドラマの舞台となるのは、100階建てのタワーマンション、通称“ヘラパレス”。

このヘラパレスは、巨万の富を得た者だけが入居できる、選ばれし者限定のタワーマンションです。

セレブが集うヘラパレスで記念パーティーが開催されたある日、壮大な花火が打ち上がる夜に、一人の女性が転落する事件が発生します。

事の発端は2ヶ月前―。

一般家庭に育ち、生まれながらにして美しい歌声と音感を持っていたロナ(キム・ヒョンス)は、“音楽の名門校”チョンア芸術高校声楽科へ進学を希望しますが、なぜか母は大反対。

理由は、母のユニ(ユジン)もロナ同様に声楽の夢を抱いていたものの、同級生で財閥の娘ソジン(キム・ソヨン)に首を傷つけられ、夢を絶たれた過去があったからです。

そんな過去を知らないロナは、声楽教師になったソジンのレッスンを受けようと直談判し、ソジンとユニが再会することに。

母と同じように、あらゆる手段で退学を迫られるロナ。ユニは娘の夢を後押しするために、教師や保護者に宣戦布告しますが……。

「ペントハウス」の人物相関図・キャスト紹介

オ・ユニ（ユジン）

不動産コンサルタントとして働くシングルマザー。高校時代は優秀なソプラノ歌手として将来を有望視されていましたが、同級生のソジンのせいで声帯を負傷し、夢を諦めた過去があります。

ユジンのプロフィール

ユニを演じたユジンは、1981年3月3日生まれ。97年にS.E.Sのメンバーとしてデビューし、俳優に転身後は「ウララ・カップル」や大ヒットドラマ「お願い、ママ」に出演しました。

ユジンのInstagram

チョン・ソジン（キム・ソヨン）

ヘラパレス85階の住人。
チョンア財団理事長の娘で、欲しいものは全て手に入れないと気が済まない性格。ユニの同級生で、現在は有名なソプラノ歌手として知られていますが、ユニとの間に因縁があります。

キム・ソヨンのプロフィール

ソジンを演じたキム・ソヨンは、1980年11月2日生まれ。イ・ビョンホン主演作「IRIS-アイリス-」や「秘密の女たち」、「世界で一番可愛い私の娘」などに出演しています。

キム・ソヨンのInstagram

シム・スリョン（イ・ジア）

ヘラパレスの最上階（100階）ペントハウスの住人。
チュ・ダンテと再婚し、ダンテの連れ子であるソクフンとソッキョンと4人で暮らしています。前夫との間に植物状態の子供が1人おり、心配が絶えません。

イ・ジアのプロフィール

スリョンを演じたイ・ジアは、1978年8月6日生まれ。ペ・ヨンジュンが主演を務め日本でも話題になった「太王四神記」で俳優デビューしており、他にも「ベートーベン・ウイルス 〜愛と情熱のシンフォニー〜」や「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」などの話題作に出演しています。

イ・ジアのInstagram

チュ・ダンテ（オム・ギジュン）

ヘラパレスの最上階（100階）ペントハウスの住人。
スリョンの再婚相手で、建設会社の代表です。完璧主義者で、自分の意に沿わないと子供にも平気で暴力を振るいます。また、ソジンとは不倫関係にあります。

オム・ギジュンのプロフィール

ダンテを演じたオム・ギジュンは、1976年4月22日生まれ。「彼らが生きる世界」でKBS演技大賞助演男優賞を受賞し、その後も「女の香り」や「被告人」などに出演しています。

オム・ギジュンのInstagram

ハ・ユンチョル（ユン・ジョンフン）

ヘラパレス85階の住人。
ソジンの夫で、チョンア医療院VIP担当外科課長を務めています。ユニの初恋相手で、今でも彼女のことを大切に思っています。

ユン・ジョンフンのプロフィール

ユンチョルを演じたユン・ジョンフンは、1984年2月15日生まれ。大人気「応答せよ」シリーズの第2作「応答せよ1994」や「ミセン-未生-」など、日本でも人気の作品に出演しています。

ユン・ジョンフンのInstagram

「ペントハウス」の見どころ・感想

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本作を視聴していると、“子どもを有名大学に入学させてあげたい”という親の心情をリアルに描き大ヒットした韓ドラ『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』が連想されます。

“マクチャンドラマ”(非現実的なストーリー)特有のドロッドロな展開で話題の本作ですが、一言で“マクチャン”とは言い切れない、繊細な側面を描いたシーンも多いです。

そんな『ペントハウス』の背景と、人気の理由を深掘りしていきます!

人気の理由①：目まぐるしいほどのストーリー展開

本作の特徴は、息つく暇もないほどの激しくスピーディーなストーリー展開です。

ストーリー序盤から不倫や拉致、出生の謎、不正入試、校内暴力…など、あらゆる要素が一気に絡み合い、観ている側はまるでジェットコースターに乗っているかのような感覚に陥ります。

幼い頃に離れ離れになってしまった、実の両親と子ども、さらに親世代の複雑な悪縁が、子どもたちにまで波及していきます。

『妻の誘惑』や『皇后の品格』など、韓国ドラマでマクチャン劇を不動の人気ジャンルとした脚本家キム・スンオクが本作を手掛けただけあって、血まみれの復讐劇をメインとしたマクチャン要素が全部詰め込まれているのです。

キム作家が演出する毎回どんでん返しのストーリーに、SNS上では、『次回が待てない』『ほんの数秒も目が離せない』『息つく暇なんてない』などなど、数多くの視聴者がドラマに没頭する反応が絶えません。

驚くほどの没入感と、中毒性のあるストーリー展開がファンの心を鷲掴みにし、高視聴率を叩き出しました。

人気の理由②：自然と感情移入してしまう、俳優陣の鬼気迫る熱演

本作では、急激で過激な展開が絶え間なく進行していきます。

登場人物たちを待ち受けているのは、泣き叫んだり、血にまみれたり、脅迫されたり、と、様々な窮地の連続。

喜怒哀楽が激しいシーンでも、俳優陣の細かい表情、目線、微妙な声のトーンなどがそれぞれのキャラクターとマッチしているので、視聴者は自然と感情移入できるようになっています。

まるで自分がキャラクターを間近で見ているかのような、『ペントハウス』の世界に視聴者を引き摺り込む演出も、本作の人気の理由です。

人気の理由③：これがリアルなセレブ!華やかすぎる演出

極めつけは、上流階級の人々がメインだからこそ可能な、華々しい演出。

まず手始めに、第1話から大きな打ち上げ花火で飾り、それを見上げる一般人と、高層マンションから見下ろすセレブが印象的です。

また、随所に散りばめられた高級ドレスや高級家具、高価な食事…など、普段はお目にかかれないセレブの暮らしぶりが、視聴者の好奇心を募らせます。

これまで数多くのセレブリティドラマを扱ってきた韓国ですが、これほど豪華な演出を施したドラマは、他に見当たりません。

『ペントハウス』の放送が終わるたびに、SNSやインターネットの検索上位に、「インテリア」「ホテル」といったワードがランクインしています。

それほど多くの人がセレブの生活に興味を注いでおり、豪華な演出が高視聴率の理由のひとつになっていることがわかりますね。

『ペントハウス』が描く世界観

韓国だけでなく、世界各地で広がる“貧富の格差”という時代背景を強く反映して、『ペントハウス』は誰もが心に抱く“欲望”そのものを描いています。

「お金がたくさん欲しい」「望むモノはすべて手に入れたい」「人に好かれたい」という思いは、きっと誰しも抱くはず。

そんなありふれた“欲望”が、本作ではひとりひとりのキャラクターに反映されており、決して他人事ではない親近感を覚えます。

そして、それぞれのキャラクターが欲望を満たす先に、訪れる悲劇の数々。

“言わんこっちゃない！”と思わず叫びたくなるほどの結末もまた、視聴者のドラマへの没入感を高めていきます。

ミンソラを殺した犯人は？予想外の殺人も次々起こる！

韓国ドラマ「ペントハウス」は、華やかな世界で起こる裏切りや暴力、さらには殺人など予想外な展開で視聴者を惹きつける作品です。

冒頭から1人の少女（ミン・ソラ）の死が描かれていますが、それだけでは終わらず、その後も次々と新たな事件が起こっていきます。 さらに終盤には、それまで活躍を見せてきたメインキャラが死亡するという衝撃の展開も。

序盤からは想像もつかない裏切りと事件の連続に、終始ハラハラドキドキさせられること間違いありません。ぜひ作品の流れに身を任せて、ストーリーの意外性を楽しんでみてください。

ソクフンを演じたキム・ヨンデに癒される！あの韓国レジェンド俳優に似てる？

ソジンやダンテを始め悪役が多く登場する本作において、ダンテの息子ソクフンは数少ない癒しの存在として注目を集めました。

そんなソクフンを演じていたのは、若手俳優キム・ヨンデ。日本でも人気の韓国ドラマ「偶然見つけたハル」で漫画の世界の主人公オ・ナムジュを演じ、漫画の世界から抜け出してきたようなビジュアルが話題になりました。

またキム・ヨンデは、韓国のレジェンド俳優カン・ドンウォンに似ているとも言われています。実際、過去にはインタビューで似ていることについてコメントを求められていました。

そんな彼は、「ペントハウス」のシーズン1はもちろん、シーズン2、シーズン3にも総出演。ソクフンが成長していく姿を好演しており、ユニの娘・ロナとの恋愛模様にも注目です。彼が今後、どのような活躍を見せてくれるのか、ぜひチェックしてみてください。

「ペントハウス」の各話あらすじ（ネタバレあり）

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第1話

シングルマザーのオ・ユニ（ユジン）は、不動産仲介業をしていますが、わがままな客に手を焼く日々を送っていました。

そんな彼女には、一人娘のペ・ロナ（キム・ヒョンス）がいますが、娘が声楽家を目指していることを知り大反対。実はユニはもともと声楽家を目指していましたが、声楽家のソジン（キム・ソヨン）とのある出来事をきっかけに夢をあきらめた過去がありました。

将来有望と言われていたユニは、ソジンの不正を明らかにしようとして声帯を切られ、声楽家への道を絶たれてしまったのです。

ある日、ロナが彼女の才能を妬んだ同級生のユ・ジェニ（チン・ジヒ）の策略にはまり、ユニは学校に呼び出されることに。かつて自分の未来を奪った同級生のソジンのことを思い出したユニは、娘を同じ目にあわせまいと必死に謝罪しますが、ジェニの母親でタワーマンション・ヘラスパレスの住人であるマリ（シン・ウンギョン）は許さないと息巻きます。

一方ソジンは、現在タワーマンション・ヘラパレスに住んでいましたが、そこの子供たちに指導をして人気講師の地位を築いていました。ヘラパレスの最上階に住むスリョン（イ・ジア）に腹を立てたソジンは、チュ・ダンテ（オム・ギジュン）を誘惑して不倫関係を持ち始めます。

第2話

どうしても声楽家になりたいロナは、ソジンのもとを訪ねます。そこにユニが現れ、ついに悪縁を持つ2人が再会。これを機にロナを応援することにしたユニですが、ソジンが先に手を回していたため、なかなか講師が見つかりません。

ユニはマリとの件を解決して娘を守るために、以前お金をまともに払わなかったチョ議員を脅して得たお金で校長を味方につけます。

正体を隠してヘラパレスで家庭教師をすることになったアンナ（本当はソラ）は、ソジンとダンテの不倫現場を目撃。こっそり動画を撮影します。このことが原因で、ソラはダンテの連れ子のソッキョン（ハン・ジヒョン）から嫌がらせを受けることに。 ソッキョンは継母のスリョンに大切に育てられてきましたが、彼女はそうは思っていませんでした。

声楽を学びたいロナはチョンア芸術高校の入試を受けますが、試験の直前で先生に騙され、課題曲が違っていたことに気がつきます。ロナは大きく取り乱しますが、母ユニの歌声を聞いて自分を取り戻し、なんとか乗り切るのでした。

チョンア芸術高校に主席合格したのがソラだとわかり、ヘラパレスは大騒ぎに。ダンテ親子はソラを傷つけ、彼女の気持ちを踏み躙ります。さらに子供たちは彼女を拉致。拘束し、酒を頭からかけ車の中に閉じ込めるのでした。

第3話

試験の結果に不正があったのではないかと疑うロナは、ソジンを訪ねた際、娘のハ・ウンビョル（チェ・イェビン）に怪我をさせてしまいます。ソジンは弁護士で同じくヘラパレスの住人であるイ・ギュジン（ポン・テギュ）と手を組み、ユニに1億ウォンという巨額の示談金を要求。

過去にユニに想いを寄せていたソジンの夫ユンチョル（ユン・ジョンフン）が、密かに示談金を肩代わりすることで事態は収束しました。

ソジンはソラに入学を辞退するよう要求。ソラは以前隠し撮りした不倫動画を持ち出して抵抗します。

ソラの主席合格に納得いかないヘラパレスの大人たちは、彼女の合格を取り消そうと集まりますが、そこに子供たちの悪事が録音された音声ファイルが届くのでした。

一方スリョンは、植物状態で入院中の娘ヘイン（前夫との間の子供）が自分と血のつながりがないことを知ります。実は全ては現在の夫ダンテに仕組まれたもので、本当の娘は別の場所におり、亡き夫もダンテによって殺されていたのでした。

第4話

ヘラパレスでパーティーが開催されます。パーティー中、スリョンは養護院の記録から自分の本当の娘がソラであることを知りますが、ソラはマンションから転落。ヘラパレスの大人たちが噴水台に落ちたソラの遺体を発見しますが、マンションの価値が下がることを恐れた彼らは協力して証拠隠滅を行います。

ソラが落下するところを目撃していたスリョンは、遺体がないことを不審に思いますが、そこにソラの暮らす村で火災が起きたというニュースが。現場からソラの遺体と遺書が発見されたため警察は自殺と判断しますが、スリョンは納得がいきません。

ダンテの秘書であるユン室長から、夫が彼女の娘をすり替えるよう指示してしていたことを知らされたスリョンは、死因の究明をすると亡きソラに誓うのでした。

第5話

スリョンはダンテとソジンの不倫現場を目撃。さらにヘラパレスの大人たちがグルになってソラの死について証拠隠滅したことを知るのでした。

またソジンの夫のユンチョルは、ソジンの様子に不信感を覚えていました。そして、彼女がゴミ箱の中に捨てた血のついた指輪を見つけます。

一方ソジンは、娘のウンビョルから自分がソラを階段から突き落としたと告白されます。さらにソジンは、生前ソラがソジンのパソコンから不正の証拠となる採点表のデータを入手していたことを知るのでした。

チョンア芸術高校では、ソラが集団リンチを受けていたという噂が流れます。そこでダンテはユニを標的にすることに。そのせいでユニは、ロナをチョンア芸術高校に入学させるため、ソラに入学辞退を迫ったとして保護者会議にかけられることになるのでした。

ユニはユンチョルに助けられ、なんとかその場を乗り切りますが、2人の様子を見て仲を勘違いしたソジンは、報復を決意します。

第6話

ソラが不当に養子縁組を解消されていたことなどを知り、チョ議員について調べていたスリョンは、ダンテの金庫からチョ議員の不正の証拠を見つけます。

さらに余罪も知ったスリョンはチョ議員に会いに行きますが、そこで揉み合いに発展。チョ議員がスリョンを殺そうとしたため、ユン室長と格闘になり、チョ議員は転落死してしまうのでした。

誤解から議員に脅されていたユニは、チョ議員の遺体を発見。ユン室長から嘘の証言をするよう言われ、さらにソラの住んでいた家を購入するよう命じられます。実は家の購入はスリョンの指示で、ダンテが計画している再開発の新規事業に合わせたものでした。

一方、ヘラパレスの住人であるギュジンのオフィスには怪しい脅迫状が。ソラの事件に関わったヘラパレスの住人たちはパニックになり、スリョンを疑い始めます。スリョンはうまく誤魔化しますが、ユン室長が追い詰められ、彼は自殺してしまうのでした。

第7話

ソジンは、チョンア芸術高校の芸術部長に就任。父親の期待に応え財団を継ぐため、娘のウンビョルを入学公演で歌わせることを画策し、成功します。さらにソジンはそこで、芸術祭の復活を宣言。

ダンテはソジンに不倫関係の終了を宣言しますが、ユンチョルと食事に行くことを知り、関係を続けたいと言い出します。さらにユンチョルの元には、妻の不倫を匂わせるメールが届くのでした。

第8話

ロナはウンビョルから母・ユニが自殺騒動を起こしたという過去の偽りの騒動について聞かされ、ショックを受けます。しかし、母から真実を聞いたロナは、芸術祭でトロフィーを取り戻すことを決意。

ユンチョルはソジンの浮気相手との密会現場を目撃し、自暴自棄に。酔っ払ったユンチョルはユニを呼び出し、過去の自分の行いについて謝罪するのでした。

ユニはスリョンに誘われ競売を手伝うことに。スリョンはダンテ、ギュジン、ユンチョルの3人が明洞の土地を購入し莫大な利益を得ようとしていることを知り、競売で彼らの狙っている土地を落札しようと考えたのでした。

第9話

ユニに目当ての土地を買われ焦ったダンテは、土地を譲らないユニに強引に判を押させようと彼女を拉致。しかしユンチョルが彼女を助け、ユニは難を逃れます。

一方スリョンはソラのいた養護院の元院長であるミンから、チョ議員殺害の件などで脅迫を受けます。スリョンを怪しんだソジンも彼女を尾行しており、ダンテはミン院長とスリョンの関係を怪しむことに。しかしスリョンはうまくダンテを言い包め、ミン院長がダンテを脅迫している犯人だと思い込ませるのでした。

また以前からスリョンに誘われていたユニは、明洞の土地を手放し、ヘラパレスの45階に住むことにします。

第10話

かつてユニとユンチョルの仲を引き裂き、ユンチョルを奪った過去のあるソジンは、ユニがヘラパレスに来ることを知り激怒。一方因縁のあるユニは、ソジンに宣戦布告します。

ソジンはユニの姑を使って彼女を窮地に追い詰めますが、ユニは真実を訴え逆に住人たちの同情を得るのでした。

今回の件がソジンの仕業だと知ったユニは、ユンチョルに抱きついている現場をソジンに目撃させます。ソジンを追いかけていったユンチョルは、その先でソジンの浮気現場を目撃するのでした。

第11話

ソジンとダンテを殺そうとするも、娘のことを思い、考え直したユンチョル。翌朝、彼はソジンに離婚を宣言し、ヘラパレスを出ていってしまいます。しかし理事長の座を手に入れたいソジンは離婚を回避しようと手を尽くすのでした。

チョンア芸術高校で体育教師として働くホドン（パク・ウンソク）は、実はソラの養子縁組で兄妹になった兄。彼はソラを殺害した真犯人を探すため、学校に潜入していました。妹だったソラから自分を捨てた親を探して欲しいと頼まれていたホドンは、スリョンがソラの実母だと知っていました。

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第12話

ソラを捨てた実母を不幸にすると決めていたホドンは、スリョンを脅迫。ホドンの正体が、投資家のローガン・リーであることが判明します。ローガンには、ソラが骨髄を提供したおかげで命を救われた過去がありました。

自分が財団の理事長になった後に離婚する予定のソジンは、ダンテにユニをヘラパレスから追い出すよう依頼。ダンテはユニを陥れ、彼女の全財産を奪いますが、スリョンが救いの手を伸ばします。

第13話

ユニはスリョンから情報をもらってローガンに接触。かねてよりローガンに注目していたダンテの懐に入るため、彼の協力を得るのでした。

そしてダンテ主催のパーティーで、ローガンのパートナーとして紹介されるユニ。パーティーではソジンがスリョンと双子に血のつながりがないことを暴露したり、ユンチョルが離婚しない宣言をしたりと波乱が続きます。

さらには「ソラを殺した犯人がこの中にいる」という垂れ幕まで登場するのでした。

第14話

パーティーではさらに暴露合戦が続き、ソジンがスリョンはソラの実母だと暴露。スリョンもソラが誰かに突き落とされるのを見たことやソジンとダンテの不倫、2人の犯行疑惑について告白します。

その後、ソラの携帯電話の記録から彼女の本心を知ったローガンはスリョンに協力を要請。2人はソラの復讐のために手を組むことにするのでした。

一方ロナは、ユニとユンチョルが不倫していると誤解。ウンビョルに脅迫され、学校を退学してしまいます。

第15話

ユンチョルは借金を肩代わりしてもらう代わりに、ウンビョルとソジンの父であるチョン会長には内密にしたままソジンと離婚。

ユニは、ユンチョルからロナの退学理由を聞かされます。全てはソジンが仕組んだことだと知ったユニは、ソジンを懲らしめるため彼女を罠にはめ、チョン会長に不倫や離婚のことを知らせるのでした。

怒ったチョン会長は遺言状を書き換え。しかしソジンと揉み合いになった末、心臓発作を起こし階段から転落してしまいます。

第16話

死にそうな父親を残し、偽装工作に奔走するソジン。しかしユンチョルやユニから会長が真実を知ったことを聞いたスリョンは、チョン会長の死にソジンが関与しているのではないかと疑います。

ユニは、ダンテが血を見て豹変する姿を目撃。鎮静剤で落ち着かせたダンテを別荘まで運びますがソジンと鉢合わせ、関係を誤解されます。

一方スリョンとローガンは、ダンテの隠し部屋でダンテがヘインを殺そうとした理由を知るのでした。さらにダンテはスリョンに問い詰められ、彼女の元夫を殺したことも告白します。

第17話

自分がソラを突き落としたことを思い出し、愕然とするユニ。さらにスリョンから、自分がソラの母親であることやユニを復讐のために利用していたことを告げられます。

しかし自暴自棄になっていたロナが改心すると誓う姿をみたユニは、パーティーの日の証拠を全て隠滅することに。

またロナは、ダンテの息子・ソクフン（キム・ヨンデ）と交際を始めます。

第18話

スリョンの父親が残した土地を手に入れられずに激昂したダンテは、スリョンの首を絞めます。なんとか逃れたスリョンはローガンの元へ向かいますが、双子のことを思うと渡米を薦める彼の誘いをすぐに受けることはできませんでした。

一方ユニは、ダンテとキス。スリョンに裏切られたと話し、ダンテの味方になることを仄めかします。そしてユニはダンテの力を借りて、ロナを学校で快適に過ごせる特別管理の対象者にしてもらうのでした。

ローガンは、特別公演のイベントにヘラパレスの親たちを招待すると言って彼らを拉致。子供たちには「罪を償ってもらう」と告げ、かつて彼らがソラを拉致した状況を親で再現した映像を見せるのでした。

第19話

子供たちに陳述書を書かせ、親たちからも自白をとったスリョンとローガン。スリョンは、ユニが証拠隠滅する姿を目撃しており、公演から帰宅した彼女に真実を問いただします。しかしユニはシラを切り、ダンテに助けを求めるのでした。

一方ソジンは理事長就任式で不正や収賄がバレ、警察に逮捕されます。そしてダンテもローガンに訴えられ投資詐欺などの罪で連行されるのでした。

第20話

スリョンはヘラパレスでの悪事の証拠をテレビ局で働く友人に渡し、世間に暴露。さらにユニに自白を迫り、自白しなければロナをソラと同じ目に合わせると脅します。そして追い詰められたユニは、ダンテにスリョンを消してほしいと頼むのでした。

しかしロナが絶望の淵にいた時に救いの手を差し伸べてくれたのがスリョンだと知ったユニは、自白をしようかと悩みます。

そんな中、スリョンが何者かに刺され死亡。家政婦の通報により、犯人はユニだとされ、ユニは殺人容疑で逮捕されるのでした。

第21話（最終回）

実はユニを最初から利用するつもりだったダンテ。スリョンを殺したのも彼で、ユニに罪を被せるためにソジンと共に偽装工作をしていたのです。さらにローガンを拉致したダンテは、ローガンの父と交渉し多額のお金と明洞の土地を手に入れます。

一方ユニは罪を認めていましたが、初公判でようやく犯行を否定。ユニに自ら手を下そうと思っているローガンに護送車から連れ出されますが、ユニは彼に無実を信じてもらえず、自ら首を刺すのでした。