日本人の約8割が間違えてる!?【クイズ】正しい表現、わかりますか?

  • 2024年03月30日公開

こんにちは!ヨムーノ編集部です。

「読める」「こんなの簡単」と思っても、実は違う読み方をする漢字は世の中に多いもの。

今回取り上げるのは、「大きな声を出す」という意味の「声を荒らげる」という言葉。本来とは違った言い方が広まっているようです。

「声を荒らげる」の“荒らげる”の読みは?

「荒」という漢字は中学生で習う常用漢字。「荒(あ)れはてた地」のことを「荒野(こうや)」なんて言いますよね。
つい「声をあらげる」と言ってしまいたくなりますが、「大きな声を出す」という意味で使いたいときは「声をあららげる」と読むのが本来の言い方です。

現代人の約8割が間違えて覚えている?

令和3年に実施された調査では、本来の言い方で答えた人はたったの12.2%。実に79.7%の人が「声をあらげる」と答えました。約8割の人が辞書に載っている使い方とは違うもので覚えている様子。

ちなみに平成22年に実施された調査でも、「声をあららげる」が11.4%、「声をあらげる」が79.9%と、ほぼ同様の結果に。ここ10年で意識はそう変わっていないようです。

参考:令和3年度「国語に関する世論調査」の結果の概要(文化庁)

本来の言い方を知っておこう!

言葉は時代によって変化していくものですが、本来の表現を知っておいて損はないはず。「声をあらげる」と思っていた方は、今後意識してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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