卵が値上がり(悲鳴)…なら【卵1個で2人分作る"奥の手"】卵焼きも目玉焼きも2倍に!?「節約バレしない」

「お弁当には卵焼きを入れる」のが定番な家庭にとって、卵の値上がりは家計にかなり響きますよね。だからこそ「卵1個で卵焼き」が作れたらいいと思いませんか？

そこで「卵1個で卵焼きを作る方法」をご紹介！

さらに、2人分にしたい家庭向けに“アレ”を使って「卵1個を2人分の卵焼きにする方法」や、“奥の手”を使って「卵1個でお弁当サイズの目玉焼き2つ作る方法」も、あわせてご紹介します！

「卵1個で卵焼き」の作り方はとっても簡単！

昨今の卵の値上がりには本当に驚くばかり。お弁当に欠かせない卵がこの価格になると、毎日卵焼きを入れてあげるわけにはいかなくなるかも……と心配に！その心配を解決するのが「卵1個でつくる卵焼き」です。

作り方はとっても簡単！

1.卵1個を溶いて味付けをする

まずは、卵1個を割って味付けします。おすすめは「めんつゆ（濃縮3倍）＋水＝大さじ1杯」。卵1個に対し大さじ1杯ほどの水分を足すと、卵焼きがジューシーにしっとりできます。

2.卵焼き器を手前に傾けながら、卵液を流しいれる

熱した卵焼き器に油を引いたら、卵焼き器を傾けて下部分1/3ラインを目安に卵液を流しいれます。この時、卵液は1/4だけ（4回に分けて焼くため）にすると巻きやすいです。

3.卵が焼けたら、横向きにくるくると巻いていく

焼けたらくるくると巻いていきます。左利きの人は左から巻いてくださいね。
（2）～（3）をあと3回（合計4回）繰り返して焼きます。

4.角を使って形を整えればできあがり！

あとは卵焼き器の端っこで形を整えます。いびつな形になったとしても、ここで整えると大体卵焼きの形になるので大丈夫！

できあがり！卵1個の卵焼きのサイズはこんな感じ

卵焼き器1/3部分を使って焼くと、このサイズの卵焼きが出来上がります。真ん中2つに切るとわが家ではちょうどお弁当箱サイズになりますよ。

実際にお弁当にいれてみると、卵1個とは思えないクオリティー！

卵1個でつくった卵焼きとは思えないくらい、問題なくお弁当の中で存在感を放っています。

しかし中には「1人分ならいいけれど、うちは2人分。2人分を卵1個で作るのは難しい……」という場合もあるのではないでしょうか。

そんな時は、こんな方法もおすすめ！

卵1個＋カップスープの素で2人分にする！

「二人分のお弁当だから卵1個分の卵焼きじゃ足りない」時は、手元にカップスープの素があれば、それを足してみてください！

作り方はこちらもとても簡単。

【卵1個で二人分の卵焼きの作り方】

1. カップスープの素1袋分を大さじ3のお湯でよく溶く
   
2. ①の粗熱がとれたら卵1個を割り入れて、よく混ぜる。味付けは不要
   
3. 上記でご紹介した「卵1個の卵焼き」と同じ作り方で焼けばできあがり

見てください！
卵1個だけでつくった時と比べて、ボリュームの差は一目瞭然ですね。

カップスープの素を使うと、小麦粉や具材などが入っているので、ひと切れで十分食べ応えがある厚み（卵1個より＋5mm）になるんです。また、水分が大さじ３杯入っていることで、ふわっとしっとりした食感にできあがります。

味付けも、カップスープの素の塩味がすべて入るので不要。味が濃いのでお弁当のおかずにもってこいの卵焼きができあがります。（今回は「ほうれん草のポタージュスープの素」を使いました！ポタージュ系がおすすめです）

この卵焼き、実はわが家の中学生男子にも大好評！カステラのような舌ざわりに濃いめの味付けでご飯がすすむそうで、2つに切らずにドンと1本入れて「卵焼き弁当にしてほしい」とリクエストされたこともあるほど。ぜひ試してみてくださいね。

さらに奥の手！冷凍卵1個で目玉焼き2つ作れるの！？

「卵焼きは卵1個で作れても、さすがに目玉焼き2つは物理的に無理でしょ！」……と思っていましたが、今SNSなどでも話題の、画期的な目玉焼き2つにする方法があるんです。

それが「卵を冷凍する」方法です。

こちらがラップをして一晩冷凍して作った「冷凍卵」です。 殻をむいて包丁でサクッと半分に切ります。

あとは温めたフライパンで焼くだけ！

生焼けになってはいけないので蓋をしてじっくり4分弱中火で焼き、途中大さじ2杯くらいの水を入れて蒸し焼きにします。冷凍卵なのでいつもの目玉焼きよりしっかり火を通すのがポイントです。

焼きあがった目玉焼きはお弁当サイズのハンバーグと同じくらいの大きさ。

目玉焼きはサイズ普段なかなかお弁当に入れられませんが、この大きさだとちょうどよいサイズに！さらに卵1個で2つできるので二人分対応といいこと尽くし。

難点があるとすると「一晩冷凍しておかなければならない（思い立って急に作れない）」ということと「通常の目玉焼きより1、2分焼くのに時間がかかる」ということでしょうか。

こちらの目玉焼きを半分に切ってみると、中はこんな感じです。

4分しっかり蒸し焼きにして火は通してありますが、冷凍してあったことで黄身は柔らかくハンバーグと一緒に食べるととてもおいしいですよ。
ガパオライス弁当にするときなども、この目玉焼きはとても重宝します。

卵を上手に節約してみよう！

卵の値上がりが深刻な昨今。今回ご紹介した卵焼きや目玉焼きは、ちょっとした工夫で節約ができるので、良かったら試してみてくださいね。

※気温の高い時期はお弁当が傷みやすいので注意してください。気温25度以上の日には生野菜を避け、卵や練り物、肉・魚類にきちんと火を通すことをお勧めします。