【最高視聴率23.2%】タイトルに隠された有名童話との繋がり!韓国ドラマ『シンデレラのお姉さん』

  • 2023年06月13日更新

こんにちは、くふうLive!ライターで、韓国ドラマファンのゆりです。

韓国ドラマの中で、皆さんは何の作品が好きですか?ラブコメ、ドロドロ、時代劇…など様々なジャンルの作品が韓国ドラマはあります。

私が韓国ドラマファンになって以来、10年以上の月日が流れました。たくさんの作品を堪能し尽くしたほどですが、実はタイトルを分析すると面白い見方ができるので、今回は作品をそんなテーマでご紹介しようと思います。

ご紹介するのは、韓国ドラマファンなら一度は見ておきたい過去の韓国ドラマ作品『シンデレラのお姉さん』!

なぜ、タイトルが『シンデレラのお姉さん』なのでしょうか?この理由も明らかになりますよ。

『シンデレラのお姉さん』あらすじ

母親の男性関係に日々悩まされ、人に心を開けなくなったヒロインのソン・ウンジョ。 ある時、母の再婚によってウンジョに義理の妹が出来ます。

賢く優秀ながら人に心を閉ざす不器用な姉のウンジョと甘え上手で要領がいい妹のク・ヒョソンは、お互いに憧れとコンプレックスを抱くことに。

しかし、姉であるウンジョは、義理の父の愛情とウンジョが心から愛する男性ホン・ギフンの優しさによって心の扉を少しずつ開いていき…。 

主要キャスト紹介

ソン・ウンジョ役 ムン・グニョン

1987年5月6日生まれ。1999年に子役デビュー。

韓国ドラマ『秋の童話』で子役として出演しブレイク、「国民の妹 の愛称で親しまれるようになりました。

過去出演作は、韓国ドラマ『風の絵師』『君のハートを捕まえろ』など。

ホン・ギフン役 チョン・ジョンミョン

1980年11月29日生まれ。モデルとして芸能界デビュー。

韓国ドラマ『学校2』で俳優デビュー後の出演作は『キツネちゃん、何しているの?』『リセット』など。

ク・ヒョソン役 ソウ

1985年7月7日生まれ。

過去出演作は韓国ドラマ『タムナ~Love the Island』『帝王の娘スベクヒャン』など。

ハン・ジョンウ役 テギョン(2PM)

1988年12月27日生まれ。2008年、男性アイドルグループ「2PM」のメンバーとしてデビュー。

この『シンデレラのお姉さん』でで演技に初挑戦。近年は『ヴィンチェンツォ』『御史とジョイ』などに出演しました。

最高視聴率20%超え!『シンデレラのお姉さん』の見どころとは

韓国での最高視聴率23.2%を記録した本作(視聴率はBSフジ公式を参照)。

ヒロインのウンジョを演じたのは、名作韓国ドラマ『秋の童話』でヒロインの少女時代役を務めた子役出身女優ムン・グニョン。不器用で人に心を閉ざすヒロインを繊細に演じました。

人に心を閉ざしていたウンジョが長年欲しかった愛情に包まれて心を開いていく姿に、どこか安堵を覚え温かい気持ちになります。

なぜ「シンデレラ」?タイトルに隠された思い

このドラマのタイトルは『シンデレラのお姉さん』です。韓国語でも『 신데렐라 언니 (シンデレラ オンニ) 』、つまり『シンデレラのお姉さん』。日本語タイトルは原題をそのままつけたことになります。

有名童話「シンデレラ」の名前が入ったこのタイトル。シンデレラとは姉たちにいじめられた妹・シンデレラが王子様に出会い幸せになる話です。

つまり「シンデレラのお姉さん」は童話の中では悪役の立ち位置になるのです。なぜそんなタイトルに?と思うところですが、美人で甘え上手な義理の妹・ヒョソンを「シンデレラ」に例え、ヒロインのウンジョを「シンデレラのお姉さん」的な立ち位置にし、このタイトルがつけられたのだと考えられます。

ですが、ドラマ『シンデレラのお姉さん』では決してウンジョを「悪」として描いてません。確かに、少しひねくれていて人に対してクールですが、それは寂しい思いをした過去が関わってきます。シンデレラの姉である「シンデレラのお姉さん」に救いを与えたのが、このドラマだと思います。

美人で甘え上手な妹に対する複雑な感情…。人と自分を比べてしまったり、大なり小なりそのような感情は誰にでもあります。ですが、それをあからさまに表に出し、例えば人を傷つけたり貶めたり、そのような行動に出るのはいけないことです。ですがドラマ内でウンジョは、妹のヒョソンをいじめたりしてません。そんなウンジョは「シンデレラのお姉さん」でありながら、そうではないとも言えます。

皆さんも韓国ドラマ『シンデレラのお姉さん』を見てみませんか?

※ムン・グニョン主演の韓国ドラマ『清潭洞アリス』のイメージ画像です。

今回は、韓国ドラマファンなら一度は見たいドラマ『シンデレラのお姉さん』を紹介しました!いかがでしたか?

『シンデレラのお姉さん』というタイトルが印象的ですよね。決して明るい内容ではないですが、ヒロインが心の傷を癒していく姿は視聴者に救いと癒しを与える作品です。

皆さんも是非見てみてくださいね!

この記事を書いた人
韓国ドラマファン歴10年以上!
ゆり

2009年、中学2年生で韓国ドラマにハマってファン歴は10年以上♪大学時代の卒業論文のテーマを韓国ドラマにした経験も。韓国ドラマへの愛は今だ健在!マニアックで楽しい記事を書けるように頑張ります!

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