夏だ！旅行だ！どこに行く？“涼しさ”を見つけに「そうだ 京都、行こう。」

「今年の夏こそは旅行に行きたい！」と考えている方、夏の京都の“涼”を体験してみませんか？京都の夏は暑いイメージがある方もいるかもしれませんが、実は涼しさを感じられるスポットがたくさんあるんです。

いま、「そうだ 京都、行こう。」でお馴染みのキャンペーンでは、＜影の涼＞＜風の涼＞＜水の涼＞＜怪の涼＞の4つの涼を楽しめるコンテンツが盛りだくさん！今回、ロカリ編集部は＜影の涼＞と＜風の涼＞が楽しめる社寺にお邪魔してきました♡そこで実際に体験できるコンテンツはもちろん、京都らしさを満喫できる食事処もご紹介します。夏休みのお出かけの参考にしてみてくださいね！

夏の“涼”といえば、青々とした木々が織りなす木陰。京都の社寺にある数々の名庭や境内は自然の魅力たっぷりで、まさに＜影の涼＞を満喫できます。今回は、禅寺として有名な「建仁寺」の“涼“を心ゆくまで楽しんできました。

こちらは今年の「そうだ 京都、行こう。」のCMの舞台になった、建仁寺の本坊中庭である潮音庭。360度どの方向から見ても美しく、思わずため息が出そう…。楓の木や、苔むした岩をじっくりと眺めるだけで癒されます。座禅を楽しんでいる人も見られました。

建仁寺の“影”を楽しめるのは、お庭だけではありません。仏殿を兼ねた建仁寺法堂は、天井が高く、暗くひんやりしていて夏に訪れたくなる落ち着いた場所。また天井には二匹の龍を描いた、壮大な「双龍図」が。

「かっこいい！」とずっと眺めていたくなるこの「双龍図」ですが、今なら寝転びながら思う存分鑑賞できます。一般拝観では立ち入りできない内陣に設置されたリクライニングチェアと畳でゆったりと“涼”を感じながら贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょう♡

＜CM舞台・建仁寺、霊源院　寝転んで天井の龍を見上げる貸切特別体験＞
【期間】7/16(土)〜18(月・祝)、22(金)〜24(日)　8/27(土)・28(日)、9/23(金・祝)〜25(日)
【受付時間】17:00~19:30
【拝観時間】建仁寺18:00~20:00　霊源院18:00~20:00
【料金】2,000円(税込)

建仁寺は、俵屋宗達が描いた国宝「風神雷神図屏風」の高精細複製作品があることでも有名。誰もが一度は教科書などで見たことのある作品ですが、実際に見るとかなりの迫力です。

なんと、この「風神雷神図屏風」をそのまま小さくしたようなミニ屏風を作れちゃう体験も！旅行ついでに子供の夏休みの工作も完成できちゃう、ママ必見プランです。

工程は実際の屏風づくりと同じ。なので、いざやってみると実は結構難しい！私は完成まで30〜40分ほどかかりました。「ここ、どうするの？」なんて言いながら作れば、いい思い出になること間違いなしです。さらに、この製作のほか、一般拝観では入れない特別室で通常非公開の織物で作られた「風神雷神図屏風」を閲覧することもできますよ。

＜CM舞台「建仁寺」で風神雷神図ミニ屏風づくりと文化財解説＞
【期間】7/31(日)、8/21(日)
10:00開始　12:00頃終了予定
【料金】4,500円(税込)

今なら「建仁寺」の拝観に加え、天龍寺、常寂光寺、圓光寺などの名庭を有する社寺の拝観や、対象施設でひんやりスイーツを堪能できる“涼さがしチケット”がセットになったプランがお得。オリジナル京うちわもセットで付いてきますよ！

＜CM舞台「建仁寺」拝観と選べる京の名庭、ひんやりスイーツ＞
【対象社寺】天龍寺、常寂光寺、圓光寺など
【対象店舗】伊藤久右衛門（祇園四条店･京都駅前店）、前田珈琲室町本店、祇園下河原page oneなど
【期間】6月25日(土)～9月30日(金)
【料金】1,600円(税込)

続いて＜風の涼＞を楽しめるスポットをご紹介。柳谷観音 楊谷寺、東福寺、貴船神社、三十三間堂の4つの社寺に総計2,500個の風鈴や風車を設置し、風を目や耳で感じられるフォトジェニックな空間が見どころです。

今回は、その中でも水の神様を祀る貴船神社を訪れました。貴船神社は京都市街地から車で約40分程度のところにあり、自然豊か。境内に上がる参詣道も風情があります。

階段を上ってちょっと一息つきたいなと思ったところに、ちょうど風鈴と風車が設置された空間が！風に揺れる木々を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

よく見ると、風鈴や風車だけではなく「そよ」「くる」「ゆら」など風を感じるオノマトペを発見！旅先でこういう遊び心を見つけると、楽しさが増しますよね♡

【風車/風鈴実施期間】7/14(木)〜8/31(水)
【参拝時間】本宮6:00～20:00、授与所9:00～17:00 ※七夕笹飾りライトアップ期間中（7/1(金)〜8/15(月)）は授与所9:00～19:00
【参拝料】境内無料

貴船神社は水の神様を祀っているだけあり、「水占みくじ」という他にはなかなかないおみくじを引くことができます。おみくじを引いた段階では、写真のように何も書いていないまっさらな状態です。

それを水に浮かべると、少しずつ文字が浮き出てくるんです！結果は何ともいえない「末吉」でした…。

全て浮かび上がるとこんな感じ。ちなみに乾くと文字は消えてしまいます。そんな儚いところにもロマンを感じますよね！ちなみにこのおみくじは当たるとの口コミ多数なので、病気には注意しようと思います…。

“涼”といえば、やっぱり水！＜水の涼＞は法金剛院と瑠璃光院で楽しめます。大人旅におすすめなのは、瑠璃光院のライトアップ。光に照らされた青もみじが机に映り込むリフレクション風景が幻想的！今年はライトアップ手水も加わり、さらにパワーアップ。夜なのでより一層涼しさも感じられるはず。

＜瑠璃光院 夜間特別拝観 青もみじライトアップ＞
【夜間特別拝観実施期間】7/16(土)〜18(月祝)、23(土)・24(日)、30(土)・31(日)
8/6(土)・7(日)、11(木祝)〜14(日)7/17(日)・18(月祝)・24(日)
【拝観時間】特別公開:7/15(金)〜8/17(水)10:00〜17:00(受付終了16:30)、夜間特別拝観:19:00〜20:15(受付終了20:00)
【拝観料】2,000円(夜間特別拝観は4,000円)

ノスタルジックな魅力たっぷりの叡電（えいでん）こと叡山電車の観光列車「ひえい」がこの夏「怪談電車」に！貸切の車内で、“怪談和尚”として人気の三木大雲和尚がこわ〜い話がしてくれます。思わず「ひえ〜！」と叫んでしまうかも。

＜怪談和尚三木大雲と冷え“ひえい”ひぇ～ナイト＠人気車両「ひえい」＞
【開催日】8/20(土)
【料金】8,000円(税込)

京都のすき焼きは、ザラメと醤油だけで仕上げるのが伝統的なスタイル。こちらのこまい亭でいただくすき焼きも、まずザラメを敷いてからお肉を焼いていきます。ちなみにお肉は近江牛！程よくサシが入った赤身のお肉、たまりません…♡

卵にサッと絡めて食べれば、もう絶品。柔らかいのに、しっかりとお肉を食べている満足感もあり、いくらでも食べられそう！

お肉を堪能したら、その後はネギや白滝、豆腐など定番の具材を加えていきます。水を加えず、野菜の水分をじっくり引き出して作るので、絶品！

当日は雨だったので、室内で食事をいただきましたが、晴れていれば川床を利用することもできます。鴨川や三条大橋など、京都らしい風景を眺めながらゆっくりと食事を楽しめますよ。

＜こまい亭＞
住所：〒604-8001 京都府京都市中京区上大阪町532
電話番号：075-251-0351
営業時間：17:00～22:00
定休日：不定休

貴船神社に程近い「ひろや」。昭和7年創業の老舗です。外観も風情に溢れていますが、ここでは四季折々の食材を活かした京会席をいただきました。

こちらも川床を堪能できるお店。川の真上に席があるので、水の流れる音に癒される上になんと言っても涼しい！草木や苔の緑も美しいです。

先付からお吸い物、メイン級のお造りや鱧寿司、鱚の天ぷらからデザートのマンゴープリンまで、計20種類の絶品料理をいただきました。鱧や京野菜など、京都に来たら絶対食べたいグルメが勢ぞろい！

京都市街地とはまた違い、自然の魅力に溢れる川床。いつもの忙しさを忘れてゆったりときを過ごすのにぴったりなお店でした。

＜京・貴船ひろや＞
住所：京都府京都市左京区鞍馬貴船町56
電話番号：075-741-2401
営業時間：11:00～21:00
定休日：不定休

特に暑い今年の夏。「京都は暑いから…」と避けていた方も、京都ならではの“涼”を感じられる場所がたくさんあります。今回記事で紹介した京都の楽しみ方やお得な旅行プランは、下記の「そうだ 京都、行こう。」公式サイトや「京の涼さがし」特設サイトに詳しい情報が掲載されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。楽しい夏休みをお送りください♡

※価格は記事作成時のものです。
※外出する際は、混雑する時間を避けるなど感染防止を心がけてください。