被災経験から学んだ【本当に使える防災ストックBEST4】ホムセン&ネットで「手軽にそろう!」

  • 2021年11月19日公開

こんにちは。暮らし整えアドバイザーとして活動する2児のママ、ヨムーノライターの海老原 葉月です。

皆さんは日頃、災害への備えをしていますか?

私は2011年の東日本大震災、2019年の令和元年房総半島台風で被災しました。当時は防災意識が低く、特に備えをしていなかったので、いざ自分に災害が襲いかかると、何からすべきなのか分からず、とっても大変だった記憶があります。

今回は、そんな被災経験者の私が実践している「防災ストック」リストのうち、災害時だけでなくおうちで何かと使える、ホームセンター購入品をピックアップしてご紹介します。

日本は「災害大国」

東日本大震災から10年が経ちました。いまだに余震が続いたり、ほかの震源地での大きな地震も頻発しています。

また最近は、水害も増えましたよね。年々大型化している台風は、それに伴って、災害の規模も拡大しています。

いつ自分の身に降り注ぐかわからない災害。災害が起きる前に備えられることはたくさんあります。万が一に備えて、今始められることを少しずつでも始めておきたいですね。

何を持っておくと便利なの?便利な防災ストックとは

とはいえ、何をどう揃えたらいいかわからないという方も多いのではないでしょうか?そこでまずは、市販の防災セットを購入するのがオススメです。

ストックしておくものは、防災セットのような「災害時にいち早く手に取るべきもの」と「日頃も使えて、災害時にあってよかった日用品」があると思います。

今回ご紹介するのは、この2種類です。

必要なものだけ厳選!防災バッグ

▲ 「防災バッグ30点セット」 4,378円(税込)

まずは防災バッグです。このバッグのなかに、災害時に必要なものが30点も入っています。

インターネットで「防災グッズ」を比べてみると、かなり多くの品数が入っている防災セットもありますが、多すぎても置き場にも困るし、いざと言うときに荷物が増えてしまいます。これは、本当に必要なものだけが入ったセットで、両手が空くコンパクトなリュックタイプです。

この「基本セット」に、各家庭や環境に合わせて必要なものを追加するだけで、手軽に備えることができますよ。

例えば、乳児がいる場合は、おむつやミルク、離乳食の備えが必要です。普段使う分にプラスアルファとして多めにストックするだけでもOKです。

幼児がいる場合、避難所でおとなしく過ごすのはとても大変ですよね?なるべく飽きずに過ごすために、塗り絵や折り紙、パズルなどを防災バッグに入れておくと安心です。

また、持病がある方は、薬やお薬手帳のコピーも忘れずに備えてください。

おすすめ防災グッズ① 目覚まし時計

防災グッズといえば、まずは懐中電灯が必須ですよね。いざという時にすぐに使える場所に置いておくと安心ですが、悪目立ちしてしまうのが残念。そこでおすすめなのが、DCM 防災目覚まし時計です。

▲ 「DCM 防災目覚まし時計」 3,278円(税込)


  

これひとつで、目覚まし時計、カレンダー、温度計、ラジオ、ライト、USB式充電器と、6つの機能が備わっています。

普段使いしやすいシンプルなデザインと色味なので、災害時以外に置いておいても、インテリア浮きせずに使えます。

リラックスしている就寝時の災害は、心の準備もままならないので、すぐそばに防災グッズを置いておくとより安心です。

おすすめ防災グッズ② 強力な軍手

災害時は思いがけない危険がたくさん増えます。例えば、地震が起こると、ものが落ちて割れてしまったり、ガラス窓が壊れてしまったりしますよね。普段とは違い、たくさんの「危険」がそこら中で起こり得るんです。

実際、東日本大震災の時は揺れで食器棚の扉が開いてしまい、グラスやマグカップがたくさん割れました。

これを片付けるときに便利なのが、DCM  耐切創手袋。

▲ 「DCM  耐切創手袋  M」 877円(税込)

普通の軍手だと、ガラスの破片で手を切ってしまうこともありますよね。この軍手なら、カッターでも切れにくいので安心です。家の中だけでなく、避難する際にもあると安心です。

おすすめ防災グッズ③ 養生用テープ

同じく、飛び散ったガラスの破片を片付けるのにあると便利なのが、養生用テープです。ガムテープでももちろんいいのですが、粘着力が強すぎて、床などがベタベタしてしまいます。

▲「DCM 養生用テープ 25m」 217円(税込)

しっかりついて、簡単に剥がせる養生用テープは何かと災害時に使えるので、ぜひストックしてください。

例えば、避難所で名前を書いて目印にする際、養生用テープに書いて貼っておくと便利です。

怪我をした際は、応急処置としてガーゼやハンカチと養生用テープを組み合わせて使えば、圧迫、止血にも使えます。

水害時は、長靴の補強にもおすすめです。長靴の履き口を養生用テープでぐるぐると巻き付ければ、水や泥の侵入を防げます。

おすすめ防災グッズ④ ポリ袋

災害時はガスや電気、そして水道も止まってしまいますよね。私たちの生活に欠かせないライフラインが止まってしまった場合を想定して、最低でも3日間は支援物資がなくても過ごせるだけの備えを心がけたいもの。
実際に、支援物資が届くまでは3日以上かかるケースもあります。1週間分の備えがあると安心です。

令和元年房総半島台風に見舞われた時は、道路を挟んだ目の前の地区のライフラインが1週間以上止まりました。まだ真夏で、近所のお店からありとあらゆる飲み物が完売したのは衝撃的でした。限られた水を使って調理するのは至難の技。そこでおすすめなのが「ポリ袋調理」です。

▲「食品用ポリ袋」 740円(税込)

鍋に少量の水を沸かし、そこにポリ袋に入れた食材を入れて同時調理すれば、限られた水を無駄なく節水しながら使うことができます。

ただし、湯煎に使えないポリ袋もあるので、こういった専用のものを常備しておくのがおすすめです。

今からできる備えはたくさんある

災害は今すぐ起きるものではないかもしれません。どこか他人事に思ってしまうかもしれません。それ故に、備えを後回しにしがちですよね。

防災グッズは、ホームセンターで手軽に揃えることができる上、オンラインショップでも充実しています。重たいもの、嵩張るものは自宅まで運んでくれるオンラインショップを利用すると楽ですよ。ぜひ利用してみてください。

「万が一」はいつ起きるかわかりません。ぜひ、なにもない平穏な今日から、備蓄をはじめてくださいね。

今回ご紹介した商品は、全て「DCMネット」で購入可能!ぜひチェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人
暮らし整えアドバイザー
海老原葉月

整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。

カインズ 収納 節約 整理収納アドバイザー

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