最強年下男子に秒落ち確定!チョン・ヘイン主演韓国ドラマ『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』見どころ紹介

  • 2023年10月09日公開

こんにちは、ドラマと映画のことならお任せ!ヨムーノライターのはるです。

今回は「愛の不時着」のソン・イェジンと、本作への出演で韓国で“理想の年下男子”として大ブレイクを果たしたチョン・ヘインの主演ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」を紹介して行きます。

年下男子との恋愛模様だけにおさまらず、職場でのセクハラ問題や家族関係など社会的なテーマにも向き合っている本作をぜひ観てみてくださいね。

韓国ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」のあらすじ

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コーヒー会社でスーパーバイザーとして働くジナ(ソン・イェジン)は、恋人に二股をかけられて振られ、会社でも上司のセクハラに耐える日々を過ごしていました。

そんなジナの元に突然現れたのは、親友ギョンソン(チャン・ソヨン)の弟でアメリカから帰国したジュニ(チョン・ヘイン)。同じビルに入っているゲーム会社で働くジュニは、ジナとの距離を少しずつ詰め始め……。

前半の甘さが後半の切なさを引き立てる

どこにでもいそうな身近な主人公ジナの恋は、恋に落ちていく過程から“キュン”が盛り沢山。たわいのないことも、2人が本当に楽しそうに幸せそうに笑うので、どれもが特別に輝いて見えるんです。(特にチョン・ヘイン演じるジュニの笑顔が可愛すぎて神がかり的)

ジュニがジナをうまくデートに誘えずに「明日奢ってくれる?」という言葉で明日の約束を取り付けたり、肩を抱こうとしてもできなかったり、運転中に手を繋ぎたいのに手を握れない、長年姉弟のような関係だったからこそ一歩を踏み出せないもどかしいシーンも、初恋のようなドキドキをくれます。

無事交際がスタートしてからは、道端でキスしたり、ハグしたり、キッチンでイチャイチャしたり、別れ難くてエレベーターの扉をもう一度開けてみたりと止まることを知りません。どのシーンにも2人の幸せが詰まっていて、観ているだけで幸せのお裾分けを貰えます。

そしてこのどっぷり幸せに浸かった前半の時間が、後半の切なさに拍車をかけていくんです。特に、前半と対比になるシーンの切なさは格別。胸が締め付けられるような苦しさに襲われる終盤は、要注意です。胸が苦しい展開も多い後半ですが、ぜひ最後まで2人の関係を見届けてください。

胸に刺さる台詞の数々

年下男子との恋愛だけでなく、社会的なテーマにも踏み込んでいる本作には胸に刺さる台詞もたくさん散りばめられています。

例えば、自分ではなく子供や夫のステータスでマウントを取ろうとするジナの母親は、本作の中で偏見に塗れた数々の毒台詞を撒き散らしてきました。

それに対抗するかのようにジナが発した「勉強する前に人格を養うべきよ」という台詞やジナ父の「大事なのは人としてどう生きるかだ」という言葉、そして終盤でこれまで従順なふりをしてきた弟のスンホが「それを過干渉って言うんだ。一種の暴力だぞ。精神的に苦しめて諦めるように仕向けてる。暴力同然だ」と反旗を翻す台詞もとても印象的でした。

またセクハラ問題に関して言えば、ジナの「私よりも私を大切に思ってくれて守ろうとしてくれる、ある人のために私も強くなろうと思いました」「その人を心配させないように安心させられるように私自身を自分で守ろうと決めました」という言葉。

そして昇進を餌にセクハラ理事側についた同僚のセヨンに対し、同じく同僚のクムボラが発した言葉もとても印象に残るものでした。「同じ女性として立ち上がるどころか、おびえてる後輩を洗脳したのよ」これまで信念の元に活動してきたボラならではの台詞に、胸を打たれます。

同僚クム・ボラの魅力

本作で私が一番好きだったキャラクター、クムボラ。ジナの同僚である彼女は、誰にも媚びないスタンスを貫く、クールな女性です。周囲には真面目で遊びに興味がないと思われがちな彼女が、一歩クラブに踏み出せば、自由奔放にはじける姿も最高。

男性上司たちのセクハラに対して断固として「NO」を突きつけてきた彼女は、これまで従順だったジナが「ジュニのために自分も強くなろう」と思い変化していく過程をそばで応援し味方になってくれた頼もしい存在でもありました。

ジナの変化を「拍手を送りたい」と大歓迎したボラ。ジュニとの関係も彼女に1番にバレてしまいましたが、2人のことを温かく応援してくれたのも彼女でした。

そしてジナが会社で窮地に追い込まれた際も、彼女は決して見捨てず最後まで味方でいてくれるんですよね。相手がどんな状況に追い込まれても、信念を曲げずに支える。そういうカッコ良さを凝縮しているクムボラにも、ぜひ注目して観て欲しいです。

気になるドラマを観て”Stay Home”を楽しみましょう

いかがでしたか?本作は、豪華な出演陣も魅力です。ジナの親友ギョンソン役には「愛の不時着」のチャン・ソヨン、ジナの弟スンホとジナの同僚セヨンには「ロマンスは別冊付録」のウィ・ハジュンとチョン・ユジン、ジナの後輩イェウン役には「梨泰院クラス」のイ・ジュヨン、ジナの上司役には「ザ・キング:永遠の君主」のソ・ジョンヨンが出演しています。

また「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」の脚本家と監督がタッグを組んだ次回作「ある春の夜に」には、主人公のチョン・ヘイン始め、ジナの同僚クムボラを演じたチョ・ミンギュンやジナの母を演じたキル・ヘヨン、ジナの父を演じたオ・マンソク、ジュニの父を演じたキム・チャンワンが登場しているので、こちらも注目です。

ぜひこの機会に、年下男子に癒され、繊細なテーマにも寄り添う本作を楽しんでくださいね。

この記事を書いた人
映画・ドラマに情熱を注ぐエンタメ専門Webライター
はる

映画館スタッフやCATVの営業を経て、現在はWEBライターとして活動中。主に、大好きな映画やドラマの情報をマニアならではの視点でお届けしていきます♪

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