イ・ミンホ主演おすすめ韓国ドラマ『青い海の伝説』ネタバレあり・なしあらすじ紹介！キャストから見どころまで

こんにちは、ドラマと映画のことならお任せ！ヨムーノライターのはるです。

韓国ドラマは人気の衰えを知らず、新作情報や注目の俳優さんの情報で溢れています。私は新しい作品と同時に、過去作品もよく見るのですが、今回ピックアップしたのは、世界中のたくさんのファンに愛され、さらに活躍の幅を広げてSNSが最高に盛り上がっている新四天王「イ・ミンホ」さんの作品。

ご紹介するのは、「愛の不時着」の脚本家パク・ジウンの作品で、実力派俳優イ・ミンホ（「相続者たち」、「ザ・キング：永遠の君主」）とチョン・ジヒョン（映画「猟奇的な彼女」、ドラマ「星から来たあなた）の二人が出演したドラマ「青い海の伝説」です。

脚本家パク・ジウンが生み出す見応えのあるストーリーと、それを形にする豪華俳優陣の素晴らしい演技をぜひ楽しんでくださいね。

「青い海の伝説」ってどんなドラマ？

最高視聴率21％を記録した本作は、イ・ミンホ演じる天才詐欺師とチョン・ジヒョン演じる人魚のサスペンスも絡んだ複雑なロマンスが楽しめる作品です。

主演を務めたイ・ミンホは、本作での演技が認められてSBS演技大賞ジャンル＆ファンタジー部門の最優秀演技賞を受賞しました。「愛の不時着」の脚本を担当したパク・ジウン作家が描く、前世と現世が複雑に絡まり合うストーリーにぜひ注目してください。

「青い海の伝説」のあらすじ（ネタバレなし）

画像出典：PRTIMES

天才詐欺師ジュンジェ(イ・ミンホ)は、詐欺仲間のナムドゥとテオ（シン・ウォンホ）と共にお金持ちから裏金を巻き上げる詐欺を働く日々を送っていました。

そんなある日、スペインで羽を伸ばしていたジュンジェは、韓国でお金を巻き上げた相手から命を狙われる羽目に。

さらに、滞在先の部屋には見ず知らずの女性(チョン・ジヒョン)がいて……。

「青い海の伝説」のキャスト紹介

ホ・ジュンジェ／キム・タムリョン（イ・ミンホ）

天才詐欺師。父イルジュンによって母ユランと共に捨てられた過去があります。現在はナムドゥとテオの3人で詐欺グループを結成して、仲良く同居中です。また前世では朝鮮時代の官僚で、人魚のセファの命を救っていました。

日本の人気ドラマ「花より男子」の韓国リメイク版では道明寺司を演じており、日本でも高い人気を誇っています。

シムチョン／セファ（チョン・ジヒョン）

ひょんなアクシデントで陸に打ち上げられてしまった人魚です。偶然ジュンジェに出逢いますが、実は前世でも助けてもらったことがありました。人間の体に触れることで、相手の記憶を消す能力を持っています。

シムチョンを演じたチョン・ジヒョンは、1981年10月30日生まれ。日本でも話題を集めた映画「猟奇的な彼女」で大鐘賞を受賞しており、一大ブームを巻き起こしました。アジアの豪華スターが共演した「10人の泥棒たち」も大ヒットを記録。

最高視聴率33.2％を記録した主演ドラマ「星から来たあなた」が日本でリメイクされています。

マ・デヨン／ヤン氏（ソン・ドンイル）

指名手配されている殺人事件の容疑者です。ジュンジェの継母セヒと繋がりがあり、「あること」を依頼されています。また、前世では金儲けのためにセファを狙っていました。

デヨンを演じたソン・ドンイルは、1964年4月27日生まれ。日本でも人気の韓国ドラマ「応答せよ」シリーズでは、父親役で登場します。「ハンムラビ法廷〜初恋はツンデレ判事！？〜」や「花郎」など多くの作品に出演しており、名バイプレイヤーとして知られています。

テオ（シン・ウォンホ）

ジュンジェの詐欺仲間の天才ハッカーで、シムチョンに淡い恋心を寄せています。しかし、ある出来事からシア（シン・ヘソン）に思いを寄せているふりをすることに。

テオを演じているシン・ウォンホは、1991年10月23日生まれ。アイドルユニットCROSS GENEのメンバーで、リーダーを務めています。またコン・ユ主演の韓国ドラマ「ビッグ 〜愛は奇跡〜」や日本のドラマをリメイクした「平日午後3時の恋人」などに出演しています。

チョ・ナムドゥ（イ・ヒジュン）

ジュンジェの詐欺仲間で、ジュンジェの家に居候しています。ジュンジェにとっては兄貴的存在ですが、実は前世でセファとタムリョンの件に関わりがありました。

ナムドゥを演じているイ・ヒジュンは、1979年6月29日生まれ。ドラマ「オフィスの女王」では、百想芸術大賞TV部門の新人演技賞を受賞。大ヒットを記録した映画「1987、ある闘いの真実」や第93回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作に選ばれた「KCIA 南山の部長たち」に出演しています。

「青い海の伝説」の見どころ・感想

さすがパク・ジウン作家♡前世と現世が複雑に絡まり合うストーリー！

本作は、日本でも大ヒットを記録し一大ブームを巻き起こした「愛の不時着」や、日本版としてもリメイクされた「星から来たあなた」などを手がけ、大ヒット作を次々と生み出している脚本家パク・ジウンの作品です。

パクジウン作家ならではの、過去と現在の因縁が複雑に絡まり合ったストーリーが本作でも魅力を発揮しています。

そんな本作は、シムチョンとジュンジェのキスシーンをはじめとした甘いやりとりが楽しめる一方で、サスペンス要素もふんだんに盛り込まれているのが特徴です。前世と現世で登場人物たちの関係にどんな変化があるのか、どう関係しているのか、ぜひ注目してください。

豪華俳優陣がカメオ出演！猟奇的なあの人も登場

本作には、初回から豪華カメオ出演陣が登場します。第1話には、ドラマ「相続者たち」でイ・ミンホ演じるキム・タンの母親役を演じたキム・ソンリョンが詐欺被害に遭う明洞キャピタルの奥様として登場。

また同ドラマでタンの元カノ役を演じたクリスタルも第1話にジュンジェに翻弄されるCA役で登場します。

そして、ヒロインのシムチョンを演じたチョン・ジヒョン関連では、第4話に映画「猟奇的な彼女」で共演したチャ・テヒョンが登場。映画を連想させる「猟奇的な女性だ」というセリフもありました。

チョン・ジヒョンの先輩にあたるチョ・ジョンソクは、男の人魚役で登場しており、同じくカメオ出演したチョン・ユミ(鄭柔美の方)との切ない恋のエピソードを披露しています。

他にも何人かのカメオ出演がありましたが、中でも一際注目を集めたのはホームレスの女性役で登場したホン・ジンギョン。脚本家パク・ジウンの前回作「星から来たあなた」でチョン・ジヒョンの友人として出演していた彼女は、本作でもシムチョンの友人として存在感を発揮しました。

そして、カメオ出演ながら出演回数が多かったことから、ジヒョンさんも「カメオなのか、レギュラーなのか……」と本人に確認したこともあったそう。

物語の要所要所で刺激となり、作品を盛り上げてくれるカメオ出演者たち。今回挙げた以外にもカメオ出演している役者さんはいるので、「この人ちょっと気になるぞ？」とオーラを発している人がいたらチェックしてみてくださいね。

「青い海の伝説」のロケ地はどこ？水中キスが印象的なあのシーン

本作の序盤では、ジュンジェとシムチョンがスペインで出会うため、実際にスペインで撮影されたシーンが多く使われています。

しかし、シムチョンを置き去りにするデパートのシーンや、自転車で巨大迷路に逃げ込むシーンなどは、スペインではなく韓国で撮影。

デパートは、京畿道（キョンギド）河南（ハナム）市にあるデパート「スターフィールド河南」、迷路は済州島旧左邑にあるメイズランドの「女の迷路」で撮影されたそうなので、気になった方はぜひ一度足を運んでみてください。

また幻想的な海の中のキスシーンは、太平洋のパラオ島の「カープアイランドリゾート」で撮影されており、海の美しさがこのシーンをより印象的なものにしています。

ジュンジェの甘さと可愛さ

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本作の見どころの一つは、イ・ミンホ演じるジュンジェのシムチョン(チョン・ジヒョン)に対する愛ゆえの甘さと可愛さです。

物語の序盤から、彼女のことを放っておけず何かと世話を焼く彼でしたが、彼女に惹かれていくにつれてやきもち焼きな一面が現れ始めます。

彼女のスカート丈を気にしたり、他の同居人とは2人きりにならないようにしたり。そのやきもちを焼く姿から、彼がシムチョンに惹かれている様子が伝わってきて、観ていて微笑ましい気持ちになるんですよね。

また気にしていないふりをしながらも、彼女のためにこっそり尽力する姿も前半の彼の魅力。

例えば6話では、食べるのが大好きなシムチョンが車にはねられ、念のために病院で絶食することになった場面で、ジュンジェは悲嘆に暮れる彼女からの電話を受けて病院にこっそり直談判。彼女の食べたがっていたチャンポンを手配し、彼女が喜び、美味しそうに食べる姿を影から嬉しそうに見守っているんです。

他にもシムチョンのために訴訟を取り下げさせたりと、彼女を思って影でこっそり動き彼女を守る彼の姿に癒されること間違いなし！

また両思いになってからは、ジュンジェの可愛さに拍車がかかります。

例えば9話では、初めて化粧姿を見せたシムチョンをテオがスマホで撮影するんですが、それに気付いたジュンジェはスマホを没収。一瞬にして写真を自分のスマホに転送し、テオのフォルダから削除します。そして、自分の携帯に転送した彼女の写真をこっそり眺めては、嬉しそうに「綺麗だ」とつぶやくんですよね。

他にも自分のだと言いながら、シムチョンの好物のパスタを作ったり、ヤキモチを焼かれて嬉しそうな表情を浮かべたり……。そんなジュンジェの一途な愛情表現に、癒されること間違いなしです。

イ・ミンホの感情を伝える細かい演技に注目

こうしたジュンジェのキャラクターの良さを引き出しているのが、イ・ミンホの素晴らしい演技力です。本作で彼は、さりげない仕草によって、キャラクターの感情をより鮮明に表現することに成功しています。

例えば、11話で家出したシムチョンを迎えに行くために急いで車を運転しているシーンでは、口を膨らませて思い切り息を吐き出す仕草を入れることによって、より気が急いている感じを出すことに成功しています。

他にも、シムチョンが「優しい人」と言っていたのが自分のことだとわかり、ついついにやけて思い出し笑いをしてしまうシーンでは、唇に手を当てることで嬉しさが溢れ出そうな自分を自制している様子がより鮮明に表現されており、彼の嬉しい様子がとてもよく伝わってくるシーンになっています。

これまで、その素晴らしい目の演技に注目されることが多かった彼の、こうしたさりげない仕草にもぜひ注目してみてくださいね。

チョン・ジヒョンの演技に引き込まれる

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初回から初めてのことに好奇心いっぱいで嬉しそうな人魚シムチョンをアクセル全開で演じ、視聴者の心を一気に惹きつけたチョン・ジヒョン。インタビューで「純粋さを出すのが難しかった」と話している彼女ですが、そのコミカルで無垢な演技で、シムチョンが「人ではない存在」であることをしっかりと印象付けることに成功しています。

例えば１話では、靴を履いてみろと言われて手にはめたり、赤ちゃんのようにティッシュペーパーを出し続けて遊んだりするんですが、その動きや表情が無垢で好奇心に溢れていて存在の異色さを際立たせているんです。

初期のシムチョンで私が特に気に入っているのは、1話の信号のシーン。赤信号で止まるようジュンジェに注意された彼女が、信号の止まれのマークの真似をしたポーズで立ち披露するドヤ顔は、何度観ても面白く心を掴まれます。

また本作で人魚を演じるためにスキューバダイビングや素潜りの練習をした彼女。人魚として泳ぐシーンも見応え十分。水の中で優雅に泳ぐ彼女の姿をぜひチェックしてくださいね。

「青い海の伝説」の各話あらすじ（ネタバレあり）

第1話

1598年の江原道で、新任県令のタムリョン（イ・ミンホ）は、ヤン氏（ソン・ドンイル）によって生け捕りにされた人魚のセファ（チョン・ジヒョン）を海に逃がします。

それから時が流れた現代のソウル。詐欺師のジュンジェ（イ・ミンホ）は、仲間のテオ、ナムドゥと共に悪人から裏金を巻き上げていました。無事任務を終えたジュンジェは、スペインで羽を伸ばしますが、そこで謎の女性（チョン・ジヒョン）と出逢います。

第2話

ちょっと変わった女性をそのままデパートに置き去りにしようとするも、見捨てられなかったジュンジェ。彼女を家に連れて行きますが、つい最近ターゲットにした悪人の手下から追跡を受けることに。

一緒に過ごすうちに、次第に女性に惹かれていくジュンジェ。しかし追手から逃げるために海に飛び込むと、女性は人魚の姿になってしまうのでした。

第3話

人魚のキスで彼女の記憶を無くしたジュンジェ。実はタムリョンも子供時代に人魚とキスをして記憶を無くしていました。浜に打ち上げられたジュンジェは、人魚の記憶を無くしていましたが目を覚ますと彼女の翡翠の腕輪が残されていました。

一方、人魚はジュンジェと会うために、泳いでソウルまでやってきます。そして、運命的に水族館で再会を果たすのでした。

第4話

彼女に既視感を抱いたジュンジェは、警備員に追われていた彼女を助けることにします。スマートフォンの中に写真が残っていたことを問いただすジュンジェでしたが、彼女は知らないふり。それでも何かと放っておけない彼女を結局家に連れて帰ることになってしまいます。

さらに彼女が骨董品をたくさん持っていると知ったナムドゥはジュンジェとの同居を勧めます。人魚はジュンジェに「シムチョン」と名前をつけてもらい、同居を始めるのでした。

第5話

世間では逃走犯のデヨン（ソン・ドンイル）が話題になっていましたが、彼はジュンジェの家を探していました。そしてその過程で、ジュンジェの近所で新たな殺人事件が発生します。

ジュンジェは同居を始めたシムチョンに対しそっけない態度をとっていましたが、実際は彼女のことを気にかけ見守っていました。

「初雪の日に南山タワーで会おう」と約束していたジュンジェとシムチョン。しかしシムチョンは、途中でジュンジェの血の繋がらない弟チヒョン（イ・ジフン）の車に撥ねられてしまいます。

第6話

病院に運ばれたシムチョン。ジュンジェは彼女の身に何かあったことに気づき、病院を探し回ります。

ようやくジュンジェはシムチョンを見つけますが、彼女は心肺停止状態に。しかしジュンジェが手を握ると、シムチョンの中で前世の記憶が重なり目を覚ますのでした。

大変な状態であったにも関わらず、驚異的な回復力を見せるシムチョン。ジュンジェは、彼女のために人知れず献身的に過ごしていました。

第7話

シムチョンの好きな男が他にいると勘違いし、やきもちを妬くジュンジェ。

一方、ジュンジェの父イルジュンは家を出てから音信不通になったジュンジェを探していましたが、協力してくれていたナム部長がデヨンに意識不明にされてしまいます。

またナムドゥは、驚異の回復力を見せるなど不可思議な点の多いシムチョンに対し、疑いの目を向け始めていました。

第8話

難破船から出土した壺に自分とシムチョンの絵が描かれているのを見たジュンジェは、スペインでの記憶の一部を見ます。

近頃、何度も幻覚（実際は前世の記憶）を見ていたジュンジェはチン教授に相談。カウンセリングを受け、前世の記憶を垣間見ますが、信じることができずにいました。

ナム部長からメールをもらったジュンジェは、待ち合わせ場所でデヨンに襲われます。なんとか難を逃れますが、デヨンの顔は何度も夢で見たヤン氏の顔と一緒でした。

傷を負ったジュンジェですが、人魚の先輩の死と悲恋で落ち込んだシムチョンの元に駆けつけます。そんなジュンジェにシムチョンは元いた場所に帰ると言いますが、ジュンジェに引き留められるのでした。

第9話

ジュンジェは自分を襲ったのが、逃走犯のデヨンだと気づきます。さらに、デヨンがシムチョンにも接近していることを知るのでした。

遺産がジュンジェに渡ること、今の生活を失うことを恐れ、デヨンを雇っている継母のソヒは、ジュンジェがイルジュンと再会するのを阻止しようとしていましたが、ふたりは病院で偶然再会してしまいます。

しかし、ジュンジェは父に言いたかったことを伝えることができませんでした。そして辛い思いを聞いてくれたシムチョンにキスをします。

第10話

出土品の巻物に自分が描かれているのを見たジュンジェは、これまでの幻覚が夢ではなかったのではと思い始めます。ナム部長が目を覚まし、ジュンジェは彼の妻から行方不明の母ユランから電話が来ていたことを教えられるのでした。

シムチョンの心の声が聞こえたジュンジェはシムチョンが人魚だと知り、全ての記憶が繋がります。

第11話

ジュンジェが詐欺師だと知り、家を出たシムチョン。ジュンジェは必死に彼女を探しますが、シムチョンは偶然会ったチヒョンとサウナにいました。

シムチョンの心の声が聞こえるようになったジュンジェは説得を試みますが、シムチョンの意志を尊重し一旦はサウナを離れます。しかし彼女のことが心配で、サウナに戻り一緒に過ごします。そして「善意の嘘だけつく」と約束しますが、逮捕されてしまいます。

第12話

ジュンジェを待っていたシムチョンは、タクシードライバーに変装したデヨンに拐われてしまいます。ホン刑事（パク・ヘス）たちの協力で無事シムチョンを助けたジュンジェ。しかし、デヨンも前世の夢を見るようになっており、3人の運命は複雑に交差し始めていました。

ジュンジェは彼が自分のことをどう思っているのか知りたいシムチョンに、甘いキスをします。

第13話

ようやく思いが通じ合ったジュンジェとシムチョン。一方セヒは弁護士を仲間にし、イルジュンに全財産をセヒとチヒョンに遺すよう偽造した遺書にサインさせていました。そして目が悪くなったイルジュンを階段から落とします。

ソヒの再婚でイルジュンと家族になりこれまで彼を父と慕ってきたチヒョンは、イルジュンが死の間際になっても側にいる自分ではなく家出したジュンジェの名前を呼ぶ姿に絶望を覚えていました。

第14話

チン教授の協力で、自分が前世と同じ縁で結ばれていると知ったジュンジェは、前世で経験した悲しい結末を変えるため、何があってもシムチョンを守ろうと決意します。

一方、イルジュンはジュンジェと話したいと思っていましたが、チヒョンの嘘ですれ違っていました。また、ジュンジェの母ユランは、セヒがジュンジェを追い出したと知って怒りに震え、セヒに宣戦布告します。

第15話

自分に愛されなければシムチョンの心臓が止まってしまうと知ったジュンジェは、彼女が人魚だと知っていることを打ち明けます。そして、これまでに見てきた夢や、彼女の心の声が聞こえていたことを話すのでした。

ジュンジェたちはデヨンと関わりのあるカン・ジヒョンについて調べていましたが、彼女に関係した家族は全員変死を遂げていました。

第16話

シムチョンの誕生日会の前に、ジュンジェはシムチョンのおかげで母ユランと感動の再会を果たします。ユランからジヒョンの正体を聞いたジュンジェは、自分がなぜデヨンに狙われているのかをようやく知ることに。

チヒョンの嘘に気づいたジュンジェは、仲間の協力を得て退院した父親と実家で再会。家を出ようと説得するも、父はジュンジェを信じてくれませんでした。

第17話

デヨンに襲われそうになったシムチョンは、人魚の力でデヨンの記憶を全て消去。その過程で、タムリョンとセファの最期を目撃します。ジュンジェの心配をするシムチョン。

セヒは記憶を無くしたデヨンを匿うことにします。一方全てを知ったイルジュンはジュンジェの携帯にメッセージを残し、ソヒの企みで息絶えてしまいました。

第18話

ホン刑事はイルジュンの死を受けてソヒの捜索令状をとり、ジュンジェと共に証拠探しを始めます。一方チヒョンは、ジュンジェを消すため自分に協力するようナムドゥを脅していました。

ナムドゥに拉致されたジュンジェは拘束されるも、セヒから殺害動機を聞き出します。

第19話

無事にセヒに自白させ、逮捕させたジュンジェ。しかしジュンジェはチヒョンに撃たれそうになり、シムチョンはジュンジェを身を挺して守ります。意識不明になったシムチョンでしたが、人魚の驚異的な回復力により復活。

一方、デヨンはチン教授に頼み記憶を取り戻します。そしてジュンジェと再会しますが、間一髪でホン刑事たちが駆けつけ、無事逮捕されるのでした。

第20話

体が弱ってしまったシムチョンは、一度故郷に戻ることに。待ち続けるというジュンジェや皆の記憶を消し、去っていきます。

そして3年後、ジュンジェたちの家にはユランも一緒に住んでおり、ジュンジェたち3人は詐欺からは足を洗い真っ当な生活を送っていました。そんなある日、シムチョンが家を訪ねてきます。

「青い海の伝説」を見た人におすすめのドラマ

「青い海の伝説」が好きな人におすすめなのが、韓国ドラマ「星から来たあなた」です。

「星から来たあなた」は、「青い海の伝説」の脚本家パク・ジウンが脚本を担当している作品です。「青い海の伝説」同様、さまざまな時間軸の物語が交差しながら、登場人物たちのロマンスを盛り上げていく内容になっているので、ぜひチェックしてみてください。「青い海の伝説」で人魚のシムチョンを演じたチョン・ジヒョンが本作でもヒロインを務めています。