ダイソーグッズだけでごはんを炊いてみた!アルミ飯ごう「メスティン」は初心者でも本当に簡単?

  • 2023年06月23日更新

こんにちは、くふうLive!編集部です。

ダイソーにはアウトドアグッズがたくさんありますが、2020年大きな話題になったのは「メスティン」というアルミ飯ごうです。

初心者でも簡単に炊飯できると噂ですが、本当でしょうか!?さっそく試してみました!

ダイソーメスティンとは?

「メスティン」とは、もともとスウェーデン発祥のメーカー「トランギア」から発売されているアルミ製の飯ごうのこと。
アルミなので熱伝導率が高く、熱が均等につたわることから、炊飯が「半自動」でできるとアウトドアファンにはとても人気が高い商品です。

そのメスティンがダイソーから500円(税別/2020年10月現在)で発売され、SNSでも大きな話題に!

品薄が続いていましたが、2020年10月頃から在庫が安定してきたのかダイソー店舗で見かけることも多くなりました。さて、果たして本当に「半自動」で炊飯ができるのでしょうか!?

ダイソーグッズだけで本当に炊飯できるの?

▲全部ダイソー商品です。

今回、メスティンで炊飯をするのに使用するのは、こちらのダイソーグッズ。

・固形燃料(3個入/100円商品)
・アルコールバーナー五徳(100円商品)
・メスティン

※上記以外に台になる板(今回はダイソーのコルク鍋敷き)・ライター・米・水を用意。

「この3つがあればごはんが炊ける」とSNSで見付けたので、半信半疑ながら作ってみます。(ダイソーメスティンはシーズニングの必要性が記載されていないので省きました)

炊き方は、ダイソーメスティンの箱の中に同梱されていた「ごはんの炊き方」説明の【コンパクトストーブ使用時】を参考にしました。

▲この項目は固形燃料を使った炊き方です。

説明書ではコンパクトストーブとなっていますが、代用してダイソーの「アルコールバーナー五徳」を使用します。

1.米を15分~30分水につける

▲ここでじっくりお米を水に浸すとおいしく炊けるそう。

ダイソーのメスティンは1合用なので、約1合の米と適量の水を入れて、15分~30分浸透させます。
無洗米だと楽にできるのでおすすめです。

2.五徳と固形燃料をセットする

▲ダイソーの五徳はパズルみたいに組み合わせて使います。

ダイソーの五徳は「アルコールバーナー」と名前についていますが「固形燃料でも使用可能」とパッケージに書かれています。
アルコールバーナー五徳と固形燃料をセットします。台の上には焦げ防止のためアルミホイルを敷いておきました。

【ダイソーアルコールバーナー五徳を初めて使う時の注意事項】

▲この赤いのはシールです!ダイソーさん…このシールいらないかも……?

・この赤いシールを必ずはがしてから使用する

筆者は一代目を外さないで使用してしまい、燃えカスが飛び、黒い焦げがついてしまいます。ご注意を!

【固形燃料を使う時の注意事項】

▲ダイソー固形燃料は1個25g。20分くらい燃えます。

・必ず換気がある状態で行う(換気扇/窓を開けるなど)
・火が消えるまでは決して目を離さない
・周囲にものを一切置かない
・段差のない安定した場所で使う
・ペットや子どもが触れない場所で行う

3.固形燃料に火をつけてメスティンを置く

▲最初はこのくらい勢いよく火がつくのでお気をつけて!

以前固形燃料をそのまま台の上において火をつけたら黒い焦げがついたので、用意した板の上にアルミホイルも敷いてから固形燃料を置きました。
ライター火をつけるとあっという間に燃えるのですぐにメスティンを置きます。

このまま「完全に火が消えるまで」見守ります。火力はだんだんと弱くなり、10分くらいするとメスティンから蒸気が上がりすこし吹きこぼれることも。完全に火が消えるのに20分以上かかります。

4.完全に火が消えたらタオルにくるんで15分蒸らす

▲このタオルの中でメスティンは逆さまになっています。

火が完全に消えたら、タオルにくるんで15分ほど蒸します。
この時、説明書のとおり上下逆さまにしておくと、むらなく蒸らすことができるようです。通常の飯ごうと同じですね!

5.できあがり!

▲おいしそうに炊けました!

蒸し終わり、ふたをあけるとこのとおり!ツヤツヤピカピカ!

▲まったく芯もなく、本当においしい!

さっそく食べてみましたが、炊飯器で炊くよりずっとおいしい!
もう毎日これで炊きたい気分です。本当においしくて「ごはんがごちそう!(小学生談)」になりました。

おうち時間に家族で「おうちアウトドア」としても楽しめそう。

アウトドアでも同じセットで試してみたら……あら?

▲固形燃料は風にとにかく弱い!!

さて、調子にのった筆者、アウトドアでも同じセットで炊飯してみました。
しかし、そよ風なのに炎が揺れてしまい、室内で固形燃料を使うような安定的な火力は保てず、断念。(風よけをしても炎がゆれて無理でした)

ふたを開けてみたらやはり生米状態……。急いで、メスティンを炭火のバーベキュー台に移動しました。

▲メスティンはバーベキュー台もOK。

バーベキュー台では順調に吹きこぼれたので、その後は弱火の箇所にうつして10分ほど。火から外したらあとは同じ手順で、タオルにくるんで蒸しました。

ドキドキしながらふたを開けたら……さすがメスティン!

▲バーベキュー台でも問題なくおいしそうに炊けました!

全く問題なくツヤツヤピカピカに炊けました!
アウトドアはこういうトラブルはつきもの。とりあえず「アウトドアでは固形燃料は難しい」ということは学びました(笑)。

ダイソーメスティンは初心者でも簡単に炊飯可能!

飯ごう初心者の筆者でも、本当に「半自動」で簡単にツヤツヤピカピカのごはんが炊けたので、これは見つけたら買っておくことをおすすめします。カステラやプリンを作っている人もいたので、これから使いこなすのが楽しみです!

▼特集記事になりました!
あなたの知らない「メスティンの世界」今こそ「おうちキャンプ飯」が最高♪絶品アイデア5選

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗にて臨時休業や営業時間の変更等が予想されます。事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。

この記事を書いた人
ヨムーノライター
木月ハチ

ダイソーなどの100均や、ニトリ・無印良品の新グッズ、カルディの話題の食材など、トレンド情報を発信しています。

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