貯金ゼロ→1,000万円貯めた3児の母「浪費家夫に節約させる3つの方法」

  • 2022年02月24日更新

こんにちは
貯金ゼロから1000万円貯めた、子ども3人の母、ヨムーノライターのchippuです。

私は幼いころから“お金を貯めること”が趣味で、もらったお小遣いやお年玉を入金しては、通帳を見るのが楽しみでした。   一方夫は、あればあるだけ使ってしまうタイプ。   結婚当初、家計を一緒にするために渡してくれた通帳を見たときは、「残高ゼロ」だったことに、思わず目を疑ったほど…。

そんな「節約家」な私と、「浪費家」な夫。お金の使い方や貯金に対してのモチベーションもまったく違うので、初めは思うように貯金ができませんでした。 ですが、現在は、結婚7年目にして、「家計の貯蓄額1000万円」を達成できています♪

今回は、節約家の私が、「浪費家夫と貯金1,000万円を貯められた理由」=「夫をストレスなく節約に巻き込んだ方法」を伝授します!
夫婦で金銭感覚が違う方や、夫の浪費が原因でなかなか貯金ができないことに悩んでいる方は、ぜひ役立ててみてください♪

【浪費家夫に節約させる方法1】「数字」を見せて「目的」を説明する

浪費家の夫に、節約に対する意識を高めてもらうには、現実を知ってもらうことが一番手っ取り早いです。
毎月いくら収入があって、そのなかからいくら出費があるのか。

月々出ていく家賃や電気代といった支出のほかに、イレギュラーな特別出費にはどんなものがあるのかを、夫にも全部伝えましょう!

しかし、「貯金をしないとまずい!」「このままだと、将来貯金が底をつく!」など、家計の危機が近づいていることを伝えても、あまり実感がわかないことも多いです。
とくに、我が家のように、家計管理をすべて妻に任せている家庭では、夫に節約意識を持ってもらうのはそう簡単にはいきません。

ただ話をするよりも、収支を数字で書き出す

収支を数字で書き出しておくと、“目で見てわかる状態”にした方が効果的!
夫に節約意識を持ってもらうには、ただ言葉にするよりも、“数字”に表して伝えた方が断然効果があります!
私の夫もそうですが、男の人は論理的な人が結構多いです。

逆に「貯金を増やしたい」「生活に余裕がないから協力して欲しい」と感情や気持ちを伝えても、どれくらい家計が危ないのかわかってもらえないことがほとんど。
具体的に、今どれくらい支出が多いのか、貯金しなければならないのかをすべて書き出して、目で見て実感してもらった方が伝わりやすいです。

たとえば、「将来マイホームが欲しいけど、今のままでは月●円しか貯められない」「2人目がほしいけれど、月々●万円の学資保険の支払い分が捻出できない」など、

  • なぜ貯金が必要なのか
  • なぜ家計を見直したいのか

を数字とともにハッキリと話しましょう。

【浪費家夫に節約させる方法2】「お金がない」と愚痴を言わない

夫にも節約に協力してもらいたい気持ちから、「余裕がないからムダ遣いを減らしてほしい」「家計がカツカツだからお小遣いを見直したい」と言ってしまうこともあるかと思います。
ですが、それはかえって逆効果!節約に対するモチベーションが下がってしまうことになりかねません…。

夫をストレスなく節約に巻き込むためには、「お金がない」ということを伝え過ぎない方が良いと感じています。
大黒柱として日々仕事を頑張る夫に対して、お金がない不満を伝えるのは、プライドを傷つけることになってしまいます。

夫は頼られると頑張る。「命令」より「相談」が効く

お金がないことをストレートに伝えると、どうしても「上から目線」になってしまいがち。
夫にも節約に協力してもらうには、「○○して」というのではなく、「最近、貯金がうまくできなくて、何か良い方法ないかな?」などと、相談する形がベストだと感じます!

強制されるのではなく、“夫を頼りにする”ことで、「貯金を増やすために何か協力しよう!」と、節約に対して前向きになってもらいやすくなりました。

我が家も、一時期夫の収入が下がり、貯金に回せなくなったときがありました。 そのとき、夫に「どうにか支出を減らせる方法ないかな…」と相談したところ、「お小遣いを3万円から2万円にしても良いよ!」と自ら提案してくれたんです! 結果、1万円の支出が浮いたおかげで、その分を子どもの教育費に回すことができました。

【浪費家夫に節約させる方法3】貯金をする「目標」は2人で決める!

夫婦二人三脚で貯金に励むには、ただ貯めるだけでなく、しっかり目標を決めておくことも重要なポイントです。
「とにかく今のうちにお金を貯めておかないと!」という漠然とした理由では、なかなか節約に協力する気持ちになれません。

私の夫も、ただお金を貯めることに対して、「貯めこんでばかりでは意味がない!」と一刀両断していました…。
ですが、貯めたお金をどんなことに使いたいか、何のために貯金を頑張りたいのかをしっかり決めておくことで、「それなら協力しよう!」と手を貸してくれるように!

目標には「夫のメリット」を組み込む!

子どものために教育費を貯める、家族が住みやすいマイホームを持つために貯金に励む、ということも大切ですが、夫にもメリットのあることを1つ目標として立てておくと、協力を得られやすいです。

ちなみに我が家の貯金目的は、「いつか車を一括購入するため」、「マイホームの頭金を用意するため」、「子どもの教育費を貯めるため」の3本立てです。
車を購入するときは、ある程度夫の意見を尊重して、欲しいと思ったファミリーカーを選んで欲しいと伝えています。

夫はもちろん、自分が節約を頑張っていくためにも、“楽しみ”は欠かせないもの。
ただ節制して貯金をしていくだけでは、ストレスも溜まります。 貯金を達成した後の楽しみがあれば、節約が苦手な旦那さんでも、「○○のために節約に協力しよう!」と思ってもらえるはずです♪

貯金ゼロから1000万円貯まった理由

結婚当初、貯金ゼロからスタートした我が家の家計ですが、夫の協力もあり、現在は1000万円を達成することができました!

この間、夫に協力してもらったことは、数多くあります。

  • 転勤を機に、車を手放す

  • 夫のお小遣いを1万円減額

  • 飲み会の回数を減らす&終電で帰る(タクシー代節約のため)

  • 帰省回数を年1回にする

協力してもらったことは他にもたくさんありますが、上記だけでも、年間30万円以上も節約ができました。わが家は結婚7年目なので、それだけで210万円の節約になりました。

ですが、これもすべて、夫と2人で立てた「目標」があってこそ。
現在は、年に一度、我が家の収支や貯金額をすべて共有して、家計状況を把握してもらっています。 もちろん、“へそくり”などの隠し事も一切なし!
お互いを信頼して、「一緒に節約を頑張ろう!」と励むことで、自然と夫も節約に協力してくれるようになりました♪

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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