2020年お掃除ロボットおすすめ!ルンバ最新i7と人気643を比較してみた

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、最新家電をすぐチェックしたくなるヨムーノ編集部です。

毎日欠かせない家事。今では核家族で共働きが当たり前の時代になってきて、家事分担や時短が注目されるようになってきました。
その中でも、生活家電は進化し続けていて、時短や便利なアイテムですね。

ここでは、爆発的な人気になったお掃除ロボットの中からアイロボット(iRobot)が製造・販売する「ルンバ(Roomba)」の人気2機種を使ってみました。

パナソニックロボット掃除機「ルーロ」を使ってみた

MC-RS310が型落ちで安くなっていた!

使ったことない人の「お掃除ロボット」の印象

  • 勝手にお掃除をして、終わったら元の位置に戻る

  • 階段から落ちない(らしい)

  • カーペットなどの段差も平気(らしい)

  • ルンバは丸い。パナソニックのルーロは三角

  • 本当に気になるゴミまでお掃除してくれるのか不安

「お掃除ロボット」を知らない方はいないと思いますが、まだ使ったことない方は多いと思います。
他にも掃除機といえば、紙パック式・サイクロン式やコードレスタイプやメーカーではダイソンなども有名ですね。

ロボット掃除機 ルンバi7+

2019年3月8日に発売されたロボット掃除機 ルンバの最上位モデル「i7+」です。
最大の特徴はクリーンベースという、自動ゴミ収集機が付属でついてきます。

購入する前に要チェック1:設置スペース

お掃除ロボットが発着するベースの設置スペースの確保が必要です。
取り扱い説明書には両側に0.5メートルや階段などの段差から1.2メートル以上離した方が良いそうですが、マンションの間取りや家具の設置状況を鑑みると、前方に十分なスペースがとれるかどうか、が1つの購入の判断基準になると思います。

今回は3LDKのマンションに設置しましたので、階段はありません。
置けるスペースは電子ピアノの横しかありませんでした。

L字のスペースなら確保できそうでしたが、ロボットの発着が難しそうだったので、この位置は見送りました。

購入する前に要チェック2:Wi-Fi環境

ルンバi7シリーズを使いこなすなら、スマホとWi-Fi環境は必須です。
Wi-Fi環境がないなら、この機種の購入検討は除外したほうが良いでしょう。

上記2つのポイントがクリアできれば、選考する価値はあると思います。

ロボット掃除機 ルンバi7+のココがスゴイ!

クリーンベースの電源をコンセントに挿すだけで、すぐに使えます。
なにか、ドライバーを使って組み立てるようなモノはありません。

(1)部屋の環境を学習、記憶してくれる

ルンバが部屋の間取りを学習して記憶します。
この学習機能のおかげで、ルンバがクリーンベースから、掃除してほしい部屋まで、効率よく移動してくれます。
※この機能の利用には、iRobot HOME アプリが必要です

こちらが、ルンバi7+が学習したマンションの間取りです。

フル充電した状態でお掃除をスタート。
間取りを完璧にマッピングしていました。

ちなみに、トイレのドアは開放していないので、お掃除ロボットは間取りの認識はしていません。リビングの中に1部屋あるので、3LDKの2部屋が寝室と子ども部屋になります。
部屋の境界線や名称はiRobot HOME アプリから修正・変更できます。

この学習機能を使うと、家全体掃除のほかに、指定した場所のみの掃除をしてくれます。
しかも、目的地まで迷うことなくスムーズに各部屋にお邪魔してました(笑)。

家族みんなでルンバi7を動かしたいときは?
ルンバi7はスマホで操作ができます。
操作したいスマホすべてにiRobot HOME アプリをDLする必要があります。

iRobot HOME アプリのダウンロードサイズは87MBありますので、スマホ本体に十分な空き容量が必要です。空き容量が無い場合は、不要なアプリなどを削除する必要があります。

初めてアプリからログインする時は会員登録が必要です。
会員登録したログインアカウントを家族で共有することで、家族で操作が可能になります。

例えば、ママが不在でもパパのスマホで操作が可能。ママが稼働させて、パパが停止させることもできるので、スマホによる操作の不便さはありません。

(2)クリーンベースの密封型紙パックが地味スゴ
お掃除ロボットが回収したゴミは自動でクリーンベースの密封型紙パックに吸い上げられます(手動でも可)。

紙パック系などの掃除機の懸念は、回収したゴミやほこりを取り出す際に、中のゴミが見えたり、こぼれたり(ホコリが舞ったり)してちょっと不衛生な印象がありますよね。

クリーンベースの密封型紙パックは、引き上げると吸い込み口に蓋がされる地味スゴ設計。

密封型紙パックをセットする時に、フタがスライドされて開く仕様になっています。

お手入れは水洗いが可能なダスト容器

▲ダストカットフィルター

ルンバ本体のダスト容器は取り外しが可能で、水洗いができます。
白いダストカットフィルターのみ水洗いできないので、取り外しましょう。

本体が回収したゴミは、自動ゴミ収集機に吸い上げられているので目立ったゴミはありませんでした。文房具の付箋だけがダスト容器にくっついていたくらいです。

600シリーズ(643/641)

600シリーズ(643/641)は、Wi-Fi接続やスマホアプリ機能はありません。
お掃除のスタートは本体のスイッチから起動させる必要があります。

お掃除力は吸引力の差はあるが、どちらも清掃力は変わらない印象。600シリーズ(643/641)の方がちょっとやんちゃな印象です(笑)。
リビングの椅子などにぶつかる力が強いです。
イメージで例えるなら、『奈良公園にいる鹿がエサをくれと背中をドついてくる力』に近いなと感じました(個人の感想です)。

ダスト容器は水洗い厳禁

▲左:i7、右:600シリーズ(643/641)

600シリーズ(643/641)のダスト容器は取り外せますが、水洗いはできません。

【ルンバ2機種】掃除する範囲とゴミ収集力は申し分なし!

掃除し忘れ箇所はなし

人が目で見ながら気になるゴミを吸う掃除機とは違って、ロボットが掃除します。ゴミ収集忘れが気になりますよね。

▲i7シリーズ

目に見えるゴミはもちろん、子ども達のリビング学習で発生した消しゴムのカスもしっかり収集しました。
一度で収集するわけではなく、何度も往復したり、アッチ行ったりコッチ行ったりしながら……最終的にはすべての気になるゴミを収集しました。

▲i7シリーズ

目が届かない、テーブルの下。ソファの下。ベッドの下も嫌な顔せず、掃除してくれます。

段差も平気

▲i7シリーズ

カーペットの段差も平気。

▲i7シリーズ

めくれやすい敷き物がある場所は、苦戦している時がありましたが、トライ&エラーを繰り返しながら掃除を続行します。

【ルンバ2機種】お掃除ロボット活用で感じたメリット

(1)子どもたちが率先して片付けるようになった

片づけをしない子ども達(主に3歳児)。

▲i7シリーズ

お掃除ロボットが登場してからは、お気に入りのおもちゃがロボットに吸い込まれないように慌ててお片づけをするようになりました!

(2)家事の時短・同時進行が可能!

朝は洗濯に、お弁当作りで出た洗い物、幼稚園や学校の身支度の世話など忙しいですよね。
お掃除ロボットをスタートさせながら、洗濯や洗い物ができるのでかなり家事の負担が減りました。

(3)地味に節電効果

人の目で掃除する時は、各部屋の電気を点けないとゴミが見えません。
でも、お掃除ロボットは暗闇の中でもお掃除してくれます。子ども部屋や洗面所、キッチンやリビングなどの電気を点けたり、消したりする必要はありません。

お掃除ロボットはここに注意

  • 音がうるさい

家事の負担が減るので、お掃除ロボットをスタートさせている間に、朝ドラや昼ドラ、溜まった録画ドラマが観られる!と思うかもしれませんが、稼働中は音が大きいのでテレビの声が聞き取りにくいです。
ここは、一般のサイクロン式などの掃除機と騒音レベルは同じですね。

  • サッシ(窓わく)で脱輪した

階段はないので検証はできていないのですが、玄関に落ちることはありませんでした。
しかし、ベランダへ出る窓を開けていたところ、サッシ部分と網戸のすき間で脱輪……アラームが鳴り助けを求められました。

▲i7シリーズ

きちんと戸締りをして稼働させれば、サッシの先に行けなくなるので脱輪することはないと思います。

  • コード類を吸い込む(かもしれない)

コードのからまりなどを自動的に解消する機能が装備されていますが、家族に忘れ去られたコードを吸い込んで、600シリーズ(643/641)はエラーが起きました。i7+シリーズは吸い込みませんでした。

初めてロボット掃除機を稼働させる時は、ベッド下やソファ下などを事前にチェックするか、なにかロボット掃除機がエラーを起こすモノや場所がないか見守ったほうが良いでしょう。

まとめ

▲左:i7、右:600シリーズ(643/641)

お掃除する範囲や性能、音や本体の大きさはi7シリーズ・600シリーズ(643/641)に差はないと感じました。

あとは、フィルター掃除の衛生面や、細かい設定をスマホで操作できるか、できないかですね。

いずれにしても、お掃除ロボットルンバが家にやってきたことで、子ども達のテンションMAXで、賑やかになります。

ルンバから逃げたり、後をつけ回したり。応援したり、鬼ごっこしたり、音でビビったり……。

ちなみに、お掃除ロボットが絶対にお掃除しない場所がわかりました。

お掃除ロボットが発着するベースを置いた部屋の片隅です(笑)。
この機会に、お部屋の構造や、家族のライフスタイルにあわせて比較検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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