流水洗いだけでは不十分?【バナナのコバエ対策】八百屋さんが解説します

  • 2026年08月17日公開

【キウイ、絶対やってはいけない保存法】青果のプロ直伝「固くても"食べごろ"にする」方法に目から鱗

こんにちは。八百屋歴15年でヨムーノライターの青髪のテツです。

夏になると、バナナの近くにコバエが飛んでいて困ることはありませんか?

SNSでは「バナナを流水で洗うと、コバエが来なくなる」という投稿を見かけることがあります。
バナナの表面や先端の黒い部分に卵がついていることがあるため、水で落とすとよいという内容のようです。
たしかに、洗えば安心できそうに感じますよね。
ただ、バナナを洗うだけでコバエ対策が完了するわけではありません。

そこで今回は、輸入バナナの流通と、夏にコバエを寄せにくくするために大切なことを紹介します。


【結論】バナナを洗うだけでコバエ対策は完了しません

結論からいうと、バナナを流水で洗うだけでコバエが来なくなるとはいえません。

台所で見かけるコバエは、熟した果物や、傷んだ野菜、生ごみ、飲み残しなどのにおいに寄ってくることがあります。
バナナの表面を洗っても、食べ頃を過ぎたバナナや、捨てた皮、生ごみがそのままなら、コバエ対策としては不十分です。

バナナの表面に汚れがついていて気になる場合は、流水で洗ってもかまいません。
ただし、「洗えばコバエが来ない」と考えるのはやめましょう。

輸入バナナは収穫後に洗浄・選別されています

スーパーでよく見かける輸入バナナは、一般的に収穫後、現地のパッキングハウスで洗浄・選別され、袋詰めや箱詰めをしてから日本へ運ばれます。

そのため、「畑でついたコバエの卵が、洗われないまま売り場まで届く」とは考えにくいです。

もちろん、洗浄済みだからといって、店頭や家庭でコバエが近づく可能性までゼロになるわけではありません。
ただ、バナナの黒い部分に卵がついているからといって、流水で洗う必要があるとも言えません。

コバエが気になるときは、バナナだけを洗うより、キッチン全体を見直す方が効果的です。


バナナにコバエを寄せにくくする3つの対策

食べ頃のバナナは冷蔵保存に切り替える

黄色くなって食べ頃を迎えたバナナは、夏場に常温で置きっぱなしにしないでください。

暑い場所では追熟が進みすぎ、中身がやわらかくなって傷みやすくなります。
食べ頃になったら1本ずつ外し、キッチンペーパーで包んで保存袋に入れ、冷蔵室で保存しましょう。

バナナの皮は密閉して捨てる

バナナを食べた後の皮を、室内のごみ箱へそのまま入れるのはおすすめしません。

皮は小さな袋に入れ、口をしっかり閉じてから捨ててください。
ごみの日まで置いておく場合も、ふたつきのごみ箱や密閉できる袋を使うと安心です。

生ごみや飲み残しをためない

コバエの原因は、バナナだけとは限りません。
傷みかけた果物や野菜、生ごみ、ジュースやお酒の飲み残しなども確認しましょう。

バナナを洗っても、ほかの発生源が残っていれば、コバエは寄ってきます。

バナナのコバエ対策は流水で洗うだけではダメ!

バナナを流水で洗うこと自体は問題ありません。
ただし、洗うだけでコバエ対策が完了するわけではありません。

夏場は、食べ頃のバナナを冷蔵保存へ切り替え、皮や生ごみを密閉して捨てることが大切です。
キッチン全体を清潔に保ち、コバエを寄せにくい環境を作りましょう。

【弟溺愛の両親に高級ホテルの予約は“家族だけ”と言われるが!?】実話をもとにした、恋愛漫画やスカッとストーリー特集 孫は正解?不正解?【ことわざクイズ】「まごにも衣裳」の「まご」を漢字で書けますか?




この記事を書いた人
野菜のプロ
青髪のテツ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

グルメ

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ