"いちご狩り"でやってはいけないNG行為「シーズン中、気をつけて!」
- 2026年02月14日公開
こんにちは、八百屋歴15年でヨムーノライターの青髪のテツです。
いちご狩り、旬のシーズンになると、毎年のように話題になる行動があります。
「これってアリ?ナシ?」と意見が分かれることも多いのですが、スーパー青果部で長年売り場に立ってきた身としては、正直「それはやめてほしいな……」と感じる行動もいくつかあります。
今回は、いちご狩りを運営する農家さんや、次に楽しむ人のことを考えたときに、特に気になるNG行為について解説します。
【いちご狩りNG行為①】先端だけ食べるのは絶対ダメ

いちごは、先端部分に甘みが集まりやすい果物です。
そのため「甘いところだけ食べたい」と思う気持ちは、よく分かります。
ただし、いちご狩りという仕組みを考えると、先端だけ食べて残す行為は絶対にやめてください。
いちご狩りを運営している農家さんの負担が大きすぎる

いちご狩りのいちごは、一粒一粒が商品であり、収穫物です。
途中まで食べられたいちごは、次の人が食べることもできず、販売にも回せません。
結果的に、丸ごと一粒を廃棄するのと同じ状態になってしまいます。
人数が増えれば増えるほど、このロスは積み重なり、農家さんにとって大きな負担になります。
食品ロスの観点からもよくない
少しだけ残っているからといって、そのいちごが活かされることはほとんどありません。
見た目以上に、食品ロスにつながりやすい行為です。
ヘタ側から食べると最初から最後まで甘く感じる
実は、いちごはヘタ側から食べることで最後まで美味しく食べられる果物です。
先端はもともと甘いので、ヘタ側から食べ進めることで、最後まで甘さのバランスがよく感じられます。
先端だけ食べるのではなく、丸ごと一粒を味わう方が、結果的に満足度も高くなります。
いちごは酸味と甘味のバランスを楽しむ果物だと思っています。
先端だけ食べて捨てるのは絶対にやめてくださいね。
【いちご狩りNG行為②】必要以上に触る・戻すのはダメ

いちご狩りの現場で、意外と多いのが「赤いか確認するために何度も触る」「一度手に取って戻す」といった行為です。
悪気はなくても、これは青果部目線ではかなり気になります。
いちごはとてもデリケートな果物で、少し押しただけでも内部が傷みやすくなります。
触られた回数が多い実ほど、劣化が早く進むことも珍しくありません。
また、一度触られた実は、次の人が取りづらくなるという側面もあります。
基本は「目で見て選ぶ → 取ったら食べる」。この流れを意識するだけで、いちご狩り全体の環境はかなりよくなります。
【いちご狩りNG行為番外編】練乳はいちごの味を見てからがおすすめ

いちご狩りの会場では、最初から練乳をたっぷりかける人もよく見かけます。
もちろん、好みは人それぞれなので、それ自体が悪いわけではありません。
ただ、せっかくのいちご狩りなので、まずはいちごそのものの味を一口味わってみてほしい、というのが正直な気持ちです(余計なお世話だと思います。すみません)。
いちご狩りのいちごは、スーパーに並んでいるものと違い、ハウスの中でしっかり熟した状態です。
同じ品種でも「こんな味だった?」と感じることも多く、一味違います。
それでも「ちょっと酸っぱいな」「もう少し甘さがほしいな」と感じたら、そこで練乳の出番です。
ちなみに私の経験上、練乳禁止のいちご狩りはほとんど見たことがありません。
ただし、もし練乳に関するルールがある農園の場合は、そのルールを守るのが大前提です。
いちご狩りシーズン!NG行為を避けて楽しんで

今回は、スーパー青果部の視点から「いちご狩りでやめてほしいNG行為」について紹介しました。
- 先端だけ食べる行為は、農家さんの負担や食品ロスにつながる
- 必要以上に触ったり戻したりすると、いちごが傷みやすくなる
- 練乳は、まずいちご本来の味を楽しんでから使うと満足度が高い
いちご狩りは、農家さんの努力の上に成り立つ体験です。
ぜひ今回の話を参考に、気持ちよく、楽しく、いちご狩りを楽しんでくださいね。
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