「半額にしないなら全キャンセルw」同級生が100人分の弁当をドタキャン脅迫!→常連さん「私に任せて」その結果…

  • 2025年12月06日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部【ときめき分室】です。 実話をもとにした、スカッとストーリーをお届けします。

今回は、「同級生とのトラブル」に関するエピソードを、2本まとめてご紹介します。

「半額にしないなら全キャンセルw」同級生が100人分の弁当をドタキャン脅迫!→常連さん「私に任せて」その結果…

「半額にしないなら、100人分全部キャンセルでw」

ある日突然、高校時代の同級生からそんな電話がかかってきました。
僕は地元で弁当屋を営んでいます。資材の準備も仕込みも終わり、スタッフも総出でラストスパート――あとは納品するだけというタイミングです。

これはもう、完全に値引きの脅しでした。

納品直前の衝撃!「半額にしろ」同級生の無茶ぶり

父の代から続く弁当屋を継いで数年。手間ひまかけた仕込みと、旬の食材を活かした彩り豊かなメニューで、少しずつ評判が広がっていました。

そんな中、同級生から「会社の懇親会で使うから」と100人分の注文が。
昔のよしみもあって、僕も快く引き受け、材料を大量に仕入れ、仕込みから盛り付けまで全力で準備しました。

ところが納品直前、同級生はこう言い放ったのです。
「お前さ、100人分も頼んでやったのに割引なしって冷たくない?半額にしろよ。じゃなきゃキャンセルだから」

耳を疑いました。冗談かと思えば、背後で同僚らしき人の笑い声まで。
「同級生だから顔がきくはず」という甘えと、「どうせ断れないだろ」という高慢さが透けて見えました。

「わかった、じゃあ配達はやめるね」
怒りを押し殺し、キッパリとした口調でそう告げて電話を切りました。

残った100食は…まさかの完売大逆転

実は注文時に「当日キャンセルの場合、実費請求」と記載した発注書にサインをもらっていました。
そのため、こちらとしては材料費と人件費は請求できる条件がそろっていたのです。 僕はすぐに請求書を作成し、相手の会社へ送付しました。

問題は、目の前に並ぶ100食の弁当です。 どうしたものかと考えていると、常連さんがふらりと来店し、「あら、新作? 美味しそうね」と興味津々。事情を話すと、「それなら私が何とかするわ」と頼もしい言葉が。

この常連さん、実は町内会長。すぐに友人知人へ連絡してくれ、あっという間に口コミが広がりました。
昼過ぎにはお客さんが次々と来店し、100食は全て完売。むしろ新規客まで増え、この日だけで通常以上の売上に。

「こんな時こそ助け合いよ」と笑顔で帰っていく町内会長さんの背中を見送りながら、胸が熱くなりました。

軽率な裏切りが招いた明暗

一方その頃、同級生は代わりの弁当を求めて右往左往。
100食を即日対応できる店は見つからず、最終的にスーパーやコンビニで寄せ集めたそうです。
そのせいで懇親会は大幅に押し、「弁当の手配もまともにできないのか」と参加者から非難の声。社内評価は急降下し、部下からの不満も爆発したと聞きました。

友情は完全に終わりましたが、代わりに地域の温かさとお客様の信頼を再確認できた出来事でもあります。
この件をきっかけに、町内会や地域イベントからの注文も増え、「あなたのお弁当じゃなきゃダメ」と言ってくれるお客様が確実に増えました。

安さや値引きではなく、本当にお店を大切にしてくれる人に応えるため――。
これからも誠実に、美味しいお弁当を作り続けていきます。

同窓会100人の前で「中卒バツイチとか人生詰んでるw」バカにされ…(泣)娘が放った“まさかの一言”で会場騒然!

久しぶりに開かれた高校の同窓会。懐かしい仲間と笑い合うはずのひとときで、僕は思いもよらない仕打ちを受けました。

「中卒でバツイチとか、人生詰んでるなw」

大勢の前で放たれたその言葉。会場がざわつく中、助け舟を出してくれたのは、思いがけない人物でした──。

「人生詰んでるw」同窓会でまさかの晒し上げ

久々に開かれた同窓会。参加者は総勢100人以上。かつての同級生たちは、医者や企業役員、大手勤務など、いかにも「成功者」な雰囲気を纏っていました。

一方僕は、30代のシングルファーザー。高校を中退後、職人の世界に入り、今は建設関連のグループ企業をまとめる立場にあります。最近は父が経営する会社で幹部として働くようになり、日々多忙な毎日を送っています。

でも、学歴や肩書きにコンプレックスがなかったわけじゃありません。だからこそ、同窓会に顔を出すのはちょっと勇気がいることでした。

そんな中、かつて僕をよくからかっていた同級生が、酒の勢いも手伝って僕に絡んできました。

「お前、離婚して中卒で子連れとか、人生詰んでるなw」

場が凍りつきました。僕は苦笑いでごまかしましたが、内心は悔しさでいっぱいでした。

娘の無邪気な一言が流れを変えた

そのとき、僕のスマホに着信が入りました。外に迎えに来ていた母と娘が到着したとのこと。少し空気を変えたくて、僕は会場を抜け出し、エントランスへ向かいました。

すると、娘が駆け寄ってきて、僕の側にいたその同級生を見て言いました。

「このおじさん、この前パパの会社に来てたよね!受付の人に怒ってた!」

その一言に、あたりは水を打ったような静けさに。

実は数日前、父の会社で中途採用の面接が行われていて、彼はそこに応募していたんです。しかも面接で落とされて、怒鳴り散らしていたのを、偶然娘が見ていたというわけです。

本当の「詰んでる人間」は誰だったのか

最初は「子どもの勘違いだろ?」と笑っていた同級生も、周囲から「不採用だったからって、受付で騒ぎ立てるとか最悪……」「てか、お前自分の会社を経営してるんじゃなかったの?」と次々に問い詰められ、次第に顔色を失っていきました。

僕は静かに言いました。

「中卒でも、真面目に働いて信頼を積み重ねれば、やれることは増える。学歴で人を見下す人間に、会社の未来は任せられないよ」

僕の言葉に、その場の空気が変わりました。

何人かの同級生が近づいてきて、僕の肩をポンと叩いてくれました。

「お前、立派になったな。中卒とか関係ねぇよ」
「一人で子ども育てながら仕事してるとか、むしろ尊敬するわ」

あのとき、娘が放った一言がなければ、僕はずっと「中卒バツイチ」として見下されたままだったかもしれません。

人を見下すより、目の前の人や仕事に誠実であること。その積み重ねが、いつか自分を救ってくれると信じています。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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※取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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