ニュータウンの成功例
- 2021年03月22日更新

戦後の復興や高度経済成長により、都市部への人口流入が進み、1950年代~1980年代にかけて、東京や大阪の郊外を中心に、ニュータウンの建設が盛んに行われました。今回は、日本のニュータウンの成功例を中心に、ご紹介したいと思います。
ニュータウンの定義
まずは、『ニュータウン』という言葉の定義について、ご紹介したいと思います。『ニュータウン(new town)』という言葉を、英語で直訳すると「新しい街」と言う意味であり、世界中のニュータウンには様々な形態があります。『ニュータウン』という言葉の意味には、幅広い解釈がありますが、主に都市の人口が過密化してきた際に、その都市政策や人口過密化による対策の一環として、隣接する郊外に新たな市街地を建設する事を言います。ニュータウンの原型は、イギリスの産業革命によって、地方からロンドンなど都市へ労働力が流入し、人口過密化への対策の一環として郊外に建設された「田園都市」がその起源とされており、日本を始め世界各国の都市計画に大きな影響を与えました。そして戦前の日本では、この「田園都市」の影響を受け、関東では渋沢栄一により「洗足田園都市」が、関西では小林一三により「池田室町」などが開発されました。
日本全国、ニュータウンの成功例
第二次世界大戦終結後の、ベビーブームなど人口増加による住宅開発の波が、イギリスより少し遅れて、本格的な戦後の復興が始まる1950年代から、既に高度経済成長期が終わった1980年代にかけて、日本にも到来しました。日本においての、ニュータウンの成功例には、東京都市圏の「多摩ニュータウン」や「港北ニュータウン」などがあります。そして大阪都市圏では、日本で最初の大規模なニュータウン開発とされている「千里ニュータウン」などが、代表的なものに挙げられています。これらの大規模な住宅開発は、戦後の高度経済成長の波を受け、地方公共団体や都市再生機構(旧: 都市基盤整備公団)などの公的機関により大規模な造成が実施され、長期に渡って広大な開発が行われました。そしてこれらの大規模開発の結果、戦後日本の経済発展にも大きな貢献を果たし、戦後の旺盛な住宅需要を支える、大きな一助となりました。

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