【アボカド】プロが教える意外な真実“簡単で安全な種の外し方”→「目からウロコ」「Xmas前必読」！1か月も長持ち保存法も

こんにちは！ヨムーノ編集部です。

アボカドは人気の食材ですが「種の外し方が分からない」「皮がきれいにむけない」といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

しかし、手順とコツを押さえれば、手やピーラーでスムーズに処理できるんです！

そこで、種と皮を安全に取る方法からダイス切りや輪切りの方法、さらに作り置きに便利な冷凍保存のポイントまでを、野菜ソムリエの根本早苗先生にお聞きしました。

アボカドの種・皮の外し方ガイド（2つの方法）

【方法①】手で種を外す

（1）種を避け、ぐるりと一周、皮に切れ目を入れる。アボカドを90度回転させ、同様に切れ目を入れる。

アボカドのヘタから見ると、十字に切れ目が入ります。

（2）切れ目をひねって種周りをゆるませ、半分にする。

（3）さらに、もう一方の切れ目で実を離し、種を手で取る。

切れ目をひねって種周りをゆるませると、簡単に実が離れます。種は実の1/4にしか付いていないので、手で容易に取れますよ。

（4）手で皮をむく。

【方法②】ピーラー、スプーンを使う

（1）種を避け、ぐるりと一周、皮に切れ目を入れる。

（2）切れ目をひねって種周りをゆるませ、実を離す。

（3）ピーラーの刃を種に深く刺し、種を揺り動かして周りをゆるませてから取り出す。

ピーラーの刃を種に当て、種の皮を厚めにむくようにして深めに刺します。種を揺り動かして周りをゆるませ、種を持ち上げるようにして取り出しましょう。ピーラーの刃の切れ味が悪いと種に引っ掛かりにくいことがあるので注意してくださいね。

＊ピーラーでうまくいかないときは、大きめのスプーンで種をくり抜いても◎

（4）手で皮をむく。

実が硬くむきづらいときは包丁やピーラーを使ってむきましょう。

アボカドの切り方ガイド（切り方4種類）

① スライスの方法

種と皮を取り、まな板に1/4個を縦に置き、好みの幅に切ります。

※アボカドカッターを使う場合

皮むき、種取り、スライスができる専用カッターを使用する方法も！

カッターの刃で皮に一周切れ目を入れ、ひねって種をゆるませ、実を離します。種と実の間に刃先を差し込んで種を取り、刃の反対側を使ってすくうようにカットすれば完成です。

② ダイス切りの方法

種と皮を取り、包丁の刃先で縦横に切れ目を入れます。

皮をむきながら、ボウルに実を入れます。

③ ペーストにする方法

ダイス切りにしたアボカドをポリ袋に入れ、手でもんでつぶしペーストにします。

④ 輪切りの方法

アボカドは種を避けて輪切りにします。

輪切りにしたアボカドを回すようにひねって種周りをゆるませ、実を離します。種は手で取るか、難しい場合は大きめのスプーンでくり抜きます。

【アボカドの冷凍保存法】

アボカドはカットして冷凍しておくと、使いたいときにさっと使えて便利です。

サラダやおつまみなどの用途に合わせて、多様なカットのアボカドをストックしておきましょう。

①切ったアボカドは、レモン汁や酢、オリーブ油などをまぶして褐変を防ぎます。

②使いやすい分量でラップに包みます。アボカド同士はなるべく密着させ、空気に触れる面を少なくすると褐変しにくいですよ。

③冷凍用保存袋に平らに入れ、空気を抜くように口を閉じます。ペーストの場合は①の後、ラップをしないでそのまま冷凍用保存袋に入れて口を閉じましょう。

④金属製のバットにのせ、冷凍庫で冷凍します。1か月程度保存可能です。使うときは冷蔵庫で解凍します（または常温で自然解凍）。

※常温解凍の場合は、放置すると劣化につながるため注意してくださいね。

取材協力：ニチレイフーズ ほほえみごはん「アボカドの切り方【完全ガイド】。サイコロも輪切りも安全＆キレイに！」