【お願い!"布団干す"だけ絶対にやめてーー!】アレルギー専門医の回答に「知らなかった…」「一生忘れない…!」
- 2025年09月16日公開

こんにちは!ヨムーノ編集部です!
少し涼しくなると、布団をベランダに干して“秋仕度”。 でも、それだけではダニ対策としては不十分ということを知っていますか?
ダイソンの最新調査によれば、9〜10月はダニの死骸やフン(=ダニダスト)が年間で最も増える時期。 にもかかわらず、正しい手順(ダニを“死滅”→“除去”)を実践できている人はわずか8.8%でした。
天日干しは「乾かす」には◎でも、肝心のダニダストを取り除くには“掃除機がけ”が必須なのです。
この秋は、お布団にも定期的に掃除機をかけるようにしましょう!
秋はダニダストが最も増えるのに、8割が未認知
掃除機メーカー大手ダイソンが、全国の20代から70代の男女800人を対象に「ダイソン 秋の『ダニダスト』対策に関する意識調査」 を実施しました。
その意識調査では、9~10月にダニダストが最大化することを「知らなかった」と答えた人が81.9%という結果となりました。
アレルギー対策の専門家・白井秀治氏も、梅雨〜夏に増えたダニが秋に寿命を迎え死骸が一気に増えること、さらに蓄積したフンと合わせて"アレル物質"が一気に目立つことにより、睡眠の質や健康にも影響する可能性を指摘しています。
このように、なんと9月は年間を通じて寝室と寝具のダニアレルゲン量推移はトップという結果も。
影響が出やすいのは、やはり寝具・ソファ・カーペットなど接触時間が長い場所とのことです。
半数超が「対策は必要ない」現実
こういった背景でも、「ダニ対策の必要性を感じない」と答えた人は55.1%。
必要性を感じている層でも、約3人に1人は未実施でした。
理由は「面倒」「効果を実感できない」。目に見えない相手だからこそ、後回しになりがちです。
人気の“天日干し”は実は不十分
ダニ対策を意識している人がよく行うのは「天日干し」(46.8%)。
多くの人が「布団を天日干しすれば大丈夫」と思っていることが伺えますね。
ただし、天日干しは布団を乾かし繁殖を抑える助けにはなるものの、内部まで高温が届きにくくダニの“死滅”には不十分なのです。
さらに、死骸やフン=ダニダストはそのまま残るため、“除去”が欠かせません。
実際に「死滅→除去」の正しい手順までできていた人は8.8%にとどまりました。
ペットにも影響!飼い主の6割がリスクを知らず
また、実はペットにも影響があるのです。
布団・ソファ・カーペットはダニダストが潜みやすい場所。
ペットオーナーの58.1%は「ペットもダニアレルギーを発症しうる」ことを知らないと回答しました。
家族の一員である犬や猫のためにも、寝具や布製家具のケアは人と同じレベルで行いたいものですね。
専門家推奨:効果的な「ダニダスト」対策3ステップ
アレルギー対策の専門家・白井秀治氏は、効果的なダニダスト対策として以下の3ステップを推奨しています。
- ①高温でダニを“死滅”
- ②掃除機でダニダストを“除去”
- ③週数回の“継続ケア”
結論から言うと、天日干しに加えて布団へも定期的に掃除機をかけること。 これが秋のダニ対策の要なようですね。
①高温でダニを“死滅”
55℃以上で30分以上の加熱が目安。
布団乾燥機や家庭用乾燥機を活用。厚みのある敷布団・マットレス・毛布は優先度高めとしましょう(天日干しだけでは内部温度が不足しがちです)。
②掃除機でダニダストを“除去”
死滅させた後は、死骸・フン=ダニダストを吸い取ることが重要です。
【ポイント】
- 隙間まで届く布団ツール/ハンディがあると効率的
- 奥まで届く吸引力
- 微細粒子を漏らしにくいフィルター
- コツ:ゆっくり重ねがけ(目安:1秒あたり約10cm)。両面を忘れず、枕やカバーは洗濯+吸引でリセット感UP。
干した布団には必ず掃除機をかけるようにしましょう。
③週数回の“継続ケア”
ダニダストは生活とともに再蓄積します。
理想は週数回の掃除機がけ。
高温処理を毎回できなくても、定期吸引でダニのエサ(フケ・垢・ホコリ)を減らし繁殖を抑制できます。
天日干しだけでは不十分!お布団への掃除機かけわすれないで!
今回の記事では、「ダイソン 秋の『ダニダスト』対策に関する意識調査」とアレルギー対策専門家に学ぶ、正しいお布団のダニケア方法をご紹介しました!
知識不足(81.9%)と実践不足(8.8%)、そして天日干しへの過信(46.8%)。
驚きの結果が分かる調査結果に"思わずゾッ…!"でしたね……!
ぜひ、お布団をせっかく干した後は「掃除機がけ」忘れないでください! 定期的なお布団への掃除機かけで、気持ちのよいお布団を保ちたいですね♪
当記事の引用・出典
- 調査名:ダイソン 秋の「ダニダスト」対策に関する意識調査
- 実施主体:ダイソン株式会社
- 期間:2025年7月25日〜7月29日
- 方法:インターネット調査/対象:全国の20〜70代、男女800人
- 専門家:アレルギー対策専門家・白井秀治氏の見解を引用

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