【魚の切り身、いきなり焼いちゃダメーー!】"元水産庁"が教える「“3秒で”超ウマくなる焼き方」早く知りたかった…

  • 2025年09月18日公開

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みなさんこんにちは!管理栄養士でヨムーノライターのmihoです。

魚料理は栄養たっぷりで食卓に欠かせない存在ですが、焼いたときの臭みが気になることも。
鮮度のいい魚を選ぶことも大切ですが、下処理の工夫でも臭みを抑えることができるんです。

今回は魚の伝道師とも呼ばれるプロが実践する、「生臭さをなくす魚の焼き方」をご紹介します!
ぜひチェックしてみてくださいね。

元水産庁・上田勝彦さんの「生臭さをなくす魚の焼き方」

今回ご紹介するのはNHK『あさイチ』で、元水産庁官僚・上田勝彦さん(ウエカツさん)が紹介していた「焼き魚の生臭さをなくす方法」です。

せっかく魚を食べるなら、臭みのないものを美味しくいただきたいですよね。
臭みをとる方法は、とっても簡単で、誰でも真似できる技なので、試してみる価値あり!

早速実践していきたいと思います!

上田勝彦さんの魚の焼き方 手順①魚を洗う

まずは魚の切り身を水で洗います。
これは、魚の臭みの元である「トリメチルアミン」という物質が水に溶ける性質があるためです。

ポイントは「洗う時間は3秒!」というルールを守ること。
3秒以上洗ってしまうと、魚が水っぽくなって味が落ちてしまうので気をつけましょう。

出典:宝酒造「食品の不快なにおい」

流水で洗った後は、キッチンペーパーでしっかり水分を拭き取ってくださいね。

上田勝彦さんの魚の焼き方 手順②2段塩で仕上げる

2段塩という言葉を初めて聞く方も多いかと思いますが、こちらは簡単に言うと魚に2回塩をふる下ごしらえのことです。

最初に、少しぬらした手に1つまみ程度の塩をとり、切り身全体に優しく馴染ませます。
そのまま5分ほどおき、2回目の塩をつけます。

2回目は指先に軽く塩をつけ、まんべんなくつけるのがポイントです。

2回に分けて塩をつけることで、ムラなく全体に味がつきますよ。
このポイントをおさえて、あとは焼くだけです。

「生臭さをなくす魚の焼き方」実践!鮭に味の違いはあるか実食!

今回は水で洗わず、塩を軽く振った鮭と比較してみました。

どちらもフライパンにくっつきにくいホイルを敷いて、両面同じ時間焼き目がつくまで火を入れました。

焼き上がった時点では見た目に大きな差はありませんが、裏技を行ったものの方が若干パサつきが少なく、脂がのっている印象でした。

さっそく裏技ありの方から実食です!

鮭はもともとクセが少ない魚ですが、それでも普通に焼くと独特の臭いが残るんですよね。

しかし裏技ありの鮭は2段塩をしたおかげか、余分な水分と臭みが抜けて、身がきれいに締まり、塩の効果で旨みが濃く感じられました。

次は裏技なしの方をいただいてみます!

裏技なしの方も臭みはそこまで感じませんでしたが、塩気にバラつきがあり、しょっぱいところと味が薄いところがありました。

また1時間ほど時間を置いて食べてみると、裏技なしの方は少し臭みが感じられましたが、裏技ありのほうは、やはり臭みはほとんど感じられませんでした。

子ども達にも食べてもらいましたが、特に皮の臭みがわかりやすかったようで、裏技の方がおいしいと完食!

あまり皮は好んで食べないのですが、臭みを消すだけで、こんなに食べやすさが変わるのかと実感しました。

ひと手間でおいしさアップ!「生臭さをなくす魚の焼き方」お試しを!

今回ご紹介した上田勝彦さんの「生臭さをなくす魚の焼き方」。

普段の食卓に何気なく並ぶ焼き魚も、下ごしらえを工夫するだけで、一気にワンランク上の仕上がりになりますよ。

魚の臭みが苦手な方や、少し鮮度が落ちた魚など、ぜひ参考に実践してみて下さいね!

この記事を書いた人
田舎暮らしを楽しむフリーランス管理栄養士
miho

子育てをきっかけに都会からUターンし、海も山も近い田舎に住みながら、フリーランスの管理栄養士をしています。毎日の生活に役立つ、アイディアレシピや節約レシピなどを楽しくわかりやすく伝えていければと思います。ぜひご覧くださいね★

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