【里芋や山芋、その"剥き方"危険です】"スーパー青果部"が注意喚起「手がかゆい、それ実は…」→「甘く見てた」「一生忘れない」
- 2025年10月28日更新
こんにちは、八百屋歴10年でヨムーノライターの青髪のテツです。
煮物やとろろなど、様々な料理で大活躍の里芋や山芋。
しかし、皮を剥いていると手がチクチク、かゆくなってくることがありますよね。
あの不快なかゆみには、ちゃんとした理由があるんです。
そこで今回は「里芋や山芋を安心して美味しく調理するためのかゆみの原因とその対策方法」をご紹介します。
里芋や山芋で手がかゆい!その理由は?

里芋や山芋の皮を剥くときにかゆくなるのは、芋に含まれるシュウ酸カルシウムという成分が原因です。
このシュウ酸カルシウムが針状の結晶となっていて、皮を剥くときにこの結晶が手に刺さることで、チクチクとした刺激やかゆみが起こります。
そのため、素手でそのまま剥いてしまうと「手がかゆい!」となってしまう危険性があるんです。
このかゆみはアレルギー反応ではありませんが、かゆみがひどい場合は作業を中断しましょう。
参考:日本皮膚科学会「接触皮膚炎診療ガイドライン 2020」
里芋の皮剥きはレンチンして剥くとかゆくなりにくい

里芋の皮剥きは、下処理の方法を工夫することで、かゆみを抑えることができます。
- 里芋をきれいに洗う
- ぬれたままキッチンペーパーで包む
- それをさらにラップで包み、電子レンジで2〜3分加熱(加熱時間は里芋の大きさや個数によって調整してください)

加熱後、熱いうちに里芋の端を切り落とし、スプーンや手で皮を剥くと、つるんと簡単に剥けて、かゆみも防げますよ。
手がかゆくなりにくい山芋の皮剥きの方法

山芋は、里芋とは少し違う方法でかゆみを防ぐことができます。
酢水につける

芋の皮を剥く前に、ボウルに水と酢を入れ、しばらく山芋を浸しておきます。
酢の成分がシュウ酸カルシウムの働きを弱めてくれるため、かゆみが出にくくなると言われています。
手袋をする

一番簡単なのは、ビニール手袋やゴム手袋をしてから作業することです。
直接手に触れないようにすることで、かゆみの原因を根本から断ち切ることができます。
もう「里芋や山芋で手がかゆい!」とはいわせない♪

今回は「里芋や山芋を安心して美味しく調理するためのかゆみの原因とその対策方法」をご紹介しました。
今回紹介した方法を試して、もうかゆみに悩まされずに里芋や山芋料理を楽しんでくださいね。
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