洗面所ジメジメ問題にも効果的!【簡単DIY】機能・おしゃれ両方叶う「タイル張り」初心者が挑戦!@千葉県長柄町

  • 2023年07月01日公開

こんにちは!くふうLive!ライターで「ヨムーノDIY女子部」副部長をつとめる“はーちゃん”こと海老原葉月です!

私たち「ヨムーノDIY女子部」は、千葉県の中央に位置する長柄町(ながらまち)で、木を伐るところからログハウスをセルフビルドする「女子が森でゼロから家づくりプロジェクト」に取り組んでいます!

いよいよ、おうち作りも終盤!今回は"洗面所あるある問題"も解決できる「優秀機能付きタイル」を使って、壁のDIYに挑戦しました。

なんとかしたい!洗面所のイヤな“モワ〜ン”

今回は洗面所の壁をDIY!洗面所って湿気が溜まりませんか?特に夏場は、足を踏みいれた瞬間にモワ〜ンと重い空気が漂いますよね。現在建築中の家は、お風呂場が隣にあるので、梅雨時期は特に湿気がこもりそうな予感…。

湿気がこもると、カビが生えやすくなったり、埃が水分を吸収して掃除の手間が3割増になったり、家事負担が増えますよね。ここは主婦目線的にも避けたいところ!

できれば湿度を調節できて、それでいて可愛いタイルや、DIYならではの装飾ができたら良いなと思っていたところ、私たちの願いを叶えてくれる、とっても優秀なタイルに出会いました!

優秀機能満載!「エコカラットプラス」を選んだワケ

私たちが決めたのは、リクシルの「エコカラットプラス」。このタイルが候補に上がった時に、部員のゆっこちゃんが「湿気対策にも良いって聞くよね」と言っていたのが決め手の一つとなりました。

▲エコカラットプラス 

というのも、「エコカラットプラス」は優れた調湿機能があるので、快適な湿度を保ってくれます。しかも!家の中の気になる臭いや有害物質も軽減してくれるそう。焼肉のあとの独特な油臭さや、ペット臭も軽減できるんですって。家の中って常にいろんな臭いが充満しているから、こんな機能があるのは嬉しいですよね♪

「エコカラットプラス」は商品数も豊富で、その数なんと38種類もありました!さらに各種カラーバリエーションもたくさんあるので、きっと好みのタイルが見つかるはず。

私たちはその中から「フェミーナ」という商品の"グレイッシュブルー"を選びました。これを使えば、間違いなく“おしゃれ洗面所”ができると確信!

タイル自体に自然なコテ目が入っているのがポイントで、照明の有無や自然光の当たり具合によって、同じタイルとは思えないほど表情が変わるのが気に入りました♪

そして、何と言っても私たちの大好物“くすみカラー”に、女子心を鷲掴みされました♡「フェミーナ」はホワイト、ラベンダー、グレイッシュブルー、ローズ、モーブ、グレイッシュブラウンの6色あるのですが、どれも絶妙な色味がステキで、正直、1つに絞るのが悩ましかったです(涙)。

「エコカラットプラス」のホームページには、リビング・ダイニング・トイレ・寝室の4か所について、取り付けるとどんな風になるかがわかるシミュレーターもあるので、悩んだらぜひ活用してみてください。

要点を押さえれば「タイル張り」DIYは意外と簡単!

さっそくタイル張りスタート!作業自体はポイントさえしっかりと押さえれば「自宅でもDIYしたい!」と思えるほど簡単でしたよ♪早速ご紹介します。

〜使う道具〜

・タイルカッター:タイルをカットするための専用カッター。小さなピザカッターのようで扱いやすいです。

・タイルニッパー:タイルを割るためのニッパー。今回はカッターとセットになったものを使っています。

・差し金(さしがね):L字型の物差し。おうち作りで一番使う頻度が高い道具の1つです。

・サンドペーパー:カットした面をやすりがけして平らにするために使います。

・接着剤(スーパーエコぬーるG):エコカラット専用の接着剤。

・こて:接着剤を塗り広げるために使います。

・くしごて:タイル専用のくし目模様を付ける"こて"。

割付して墨を付ける

タイルを張り付ける前に、まずは割付(わりつけ)という作業をします。割付とは、均等に、美しくタイルを貼り付けるために、あらかじめ位置を決めることです。上下、左右どちらをみても対称にするのが正解なのだとか(!)。

視界に入りやすい壁の中心には真物(まもの:切断せず既成品寸法のまま)のタイルが、逆に目線がいきづらい外側に半端な長さのタイルが並ぶので、見た目が美しく仕上がるそう。

今回は私たちの師匠、源さん&ちはるさんが予め壁に墨付け(しるしをつけること)してくれました。この割付の墨に合わせて、端から順にタイルを張っていきます。

タイルを寸法に合わせてカットする

まずはタイルの切り出しからスタート。壁の外側から寸法を測って、それに合わせてタイルをカットします。

寸法に合わせてタイルに線を引きます。引いた線に合わせて差し金を置いたら、ずれないように足などで固定します。

この時、L字の短い部分に体重を乗せるのがポイント。ここでずれてしまうとサイズが変わってしまい、タイルを張り付けた時にキレイに並ばなくなるので気をつけてくださいね。

差し金をガイドに、タイルカッターで何往復もしながら傷をつけていきます。床に向かって垂直に力をかけながら動かすと、早く削れました。

タイルの厚さの2/3くらいまで傷を入れたら、タイルカッターの上部にあるタイルニッパーで、タイルを挟んで、割り落とします。凸凹した切断面をサンドペーパーでやすりがけをして整えます。

壁に張り付ける

壁に接着剤を塗り付けます。この時、欲張って一気につけるのは禁物!接着剤が乾いて、張り付けが甘くなる危険性があるので、少しずつ進めるのがポイントです。

くしごてで波目をつけたら、そっとタイルを張りつけ、両手で上下左右に揺らします。こうすることで、よりしっかりと接着するそう。

より作業効率を上げるべく、私たちはそれぞれの得意作業を分担して、流れ作業で進めました。

家での作業だったら、ママがカット係、子どもが接着剤係、パパが張り付け兼現場監督が理想的だと思います(笑)。

タイルはとっても繊細…

タイルはとても繊細…ちょっと体重がかかると割れてしまうので気をつけてくださいね。ちなみに私たちは何度かやらかしました(笑)。特に差し金を足で押さえる時、反対の膝がうっかりタイルについてしまうので要注意!

割れたタイルは、モザイクタイルとして、玄関周りで使ったり、コースターにしたりして、再利用できたらと考えています。

理想通りに完成!

今回タイル張り初体験だった私たちですが、そうとは思えないほど、ステキに仕上がりました〜!

▲ビフォー

▲アフター

暗い印象だった洗面所ですが、パァッと明るい印象になりました♪陽がしっかりと入る午前中は、鮮やかなブルーです。

陽が落ちると、くすんだブルーに見えます。想像通り、光の加減でタイルの表情が変わるのがステキ!照明器具がつくようになってからも、どんな風に見えるのか楽しみです♪

ガラスモザイクとタイルの組み合わせに一目惚れした「ミックスモザイク コロリート」がアクセントになって、さらにステキ♡洗面所を使うたびに、ワクワクしちゃいそうです♪

壁が仕上がったら、次は洗面台を設置。洗面所の完成まであと一歩となりました!

手軽にDIYできる「エコカラット セルフ」

タイル貼りしてみたい、けどちょっとハードルが高そうだなという方には、同じくリクシルの「エコカラット セルフ」がオススメです。

「エコカラット セルフ」は、「エコカラットプラス」同様、調湿・脱臭機能があって、しかも今ある壁紙の上に取り付けられるDIYキット。作業工程も少なく簡単だから、DIY初心者にもチャレンジしやすいですよ。

私は部屋干しをする部屋に取り付けてみました♪大雑把な性格ですが、まるで画廊に飾られている絵画のようなステキな装飾が、1時間ほどで完成しました。

採寸してマスキングテープで印をつけたら、100均やホームセンターで購入できるタッカー(大きなホチキス)で下地材を壁に取り付けます。最後に「エコカラット セルフ」を張り付けるだけ。本体は磁石で取り付けるので、微調整もしやすく助かりました。

おしゃれと便利をダブルでゲット!

タイル張りって、作業工程が多かったり、組み合わせによってダサ見えしてしまうかな?と、ネガティブなイメージを持っていたのですが、今回実際に作業をしてみると、意外にも工程数も使う道具も少なく、想像以上にハードルが低く感じました!これなら、おうちDIYにもぴったりです。

しかも、「エコカラットプラス」なら張るだけでおしゃれ見えする上に、"調湿"や"脱臭"といった、日頃から気になっていた暮らしのお悩みまで解消できちゃいました♪

次回はどんな作業が待っているのか…!引き続き、おうち完成までお楽しみに♪

この記事を書いた人
暮らし整えアドバイザー
海老原葉月

整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。

カインズ 収納 節約 整理収納アドバイザー

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