2つの人格は必見!ヒョンビン除隊後初おすすめ韓国ドラマ『ジキルとハイドに恋した私』見どころから視聴率まで
- 2023年10月15日公開
こんにちは、年間480本以上の作品を鑑賞している映画ライターの白河さなです。
韓国俳優の除隊後は、復帰作が注目されますが、ヒョンビンの除隊後初ドラマは『ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~』。
人格を複数持つ役柄を演じるのは、集中力だけでなく、精神力・体力・知力が必要だと聞いたことがありますが、ヒョンビンは除隊後すぐの作品で、その実力をすぐに披露してくれました。
今回は、その韓国ドラマ『ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~』のヒョンビンに迫ってみます。
最新の韓国ドラマ記事はこちら
韓国ドラマ『ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~』( 하이드 지킬, 나 )
人気俳優ヒョンビンが1 人2 役に挑戦した、除隊後初のドラマとなる本作。
原作は韓国で人気のWEB漫画、「ジキル博士はハイド氏」。自己中心的なツンデレ御曹司ソジンと、心優しく癒し系のロビンは、1 つの体を共有する“二重人格”!
そんな“2 人”が、ハナに同時に惹かれてしまいます。
韓国ドラマ『ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~』キャスト
ヒョンビン、ハン・ジミン、ソンジュン、ヘリ(Girl’s Day)
韓国ドラマ『ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~』はどこで見られる?
- Netflix 配信されていません
- U-NEXT 配信されていません
2023年10月14日時点
韓国ドラマ『ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~』の見どころ
2つの人格を完璧に演じ分けたヒョンビンの演技力
©SBS, ©HE&M
クールで気難しい本来の人格と、心優しく暖かな別人格を見事に演じ分けたヒョンビンの演技力が凄すぎます。
まず、主人格が冷徹人間で、別人格が良い人という設定が斬新で面白いと思いました。人気ドラマ「キルミーヒールミー」もそうですが、主人格が穏やかな人で、別人格が凶暴という固定概念を覆されたように感じます。
二重人格のキャラクターという、演じるのがとても難しい役柄ですが、ヒョンビンの演技力で本当に別人に見えました。表情はもちろん、話すスピードや声色から別人です。顔の筋肉の使い方まで違うような…
特に、ソジンがロビンのふりをするシーンは印象に残りました。ロビンはよく笑いますが、ソジンは笑いません。ですが、ソジンのふりをするために作り笑いをします。
もちろん同じヒョンビンが演じているので、笑うとロビンに見えるのではないか?と考えるかもしれませんが、しっかりソジンがロビンのふりをしている笑い方だと分かるんです。
実際、ヒロインのチャン・ハナを演じたハン・ジミンがインタビューでヒョンビンとの共演について聞かれた際「ソジンがロビンのふりをしていたり、その反対の時も同じで、表情や笑顔も完璧でした。ロビンは笑ったらえくぼができるけどソジンはできない。表情一つにもこだわって気を使っていましたね」と答えていました。
さらに「ロビンと撮影しているとソジンに遭っていないと思うほど、同一人物なのにソジンに会ってないと感じさせるんです。いまだに二人の俳優と撮影している気分になりますね。」とも。
キャラクターの動作一つ一つが、その場の思い付きではなく計算して演じられていることが分かります。
2種類の違った胸キュンを堪能できる
©SBS, ©HE&M
たまに見せる優しさが心を掴むツンデレのソジンと、穏やかでそばにいると笑顔にしてくれる癒し系のロビン。同じ俳優の2種類の胸キュンを同時に堪能できるのが、このドラマの特徴でしょう。
例えば、少年のように無邪気なロビンは無意識に胸キュン行動をするから罪です。ドラマの中でも「人を助ける性格が女心をかき乱すの。かっこよく助けては「そういう性分だ」って 宇宙最強の駆け引き上手」というセリフが登場します。
ソジンはいつも冷静で一見冷たくみえますが、本当は怖がりで寝るときも電気を消しません。ハナの体調が悪いとすぐに気が付き、おかゆや薬を持ってきてくれます。めったに笑わないソジンが、ふと素で笑う時が最高ですね。
ソジンは普段メガネをかけていることが多いですが、個人的には23話からのふちがないメガネが一番タイプでした(笑)
韓国ドラマの御曹司は心に傷負いがち?ソジンの変化に注目!
©SBS, ©HE&M
別人格が存在していることで生じるすれ違いが切なすぎます。
大好きな人から告白されたのに、それを覚えていなかったり、もう一人の自分が恋路を邪魔してきたりします。
心に深い傷を負ったソジンがハナに出会い、徐々に変化していく様子は見ごたえ抜群です。
その変化が特に現れるのは14話でしょう。誰のことも助けなかったソジンが、自分を犠牲にしてまでもハナを助けます。
17話あたりからは、ソジンの顔が全て吹っ切れたような顔になっていて、個人的にはこのあたりからソジンの顔がロビンの顔に寄ってきているように感じました。
「自分のすべてをさらけ出して自分を認めてこそ愛してもらえる」というソジンの名言も登場します。
変化してきているソジンに対して、別人格ロビンの思いも切ないです。
ロビンがハナに「僕にもう会わないつもりなの?」「生きたいんだ。消えたくない。」と泣きながら話すシーンは涙腺を刺激します。
韓国ドラマ『ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~』視聴率とあらすじ
視聴率
韓国ドラマ『ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~』全20話の平均視聴率は5.3%でした。
最高視聴率は第1話の8.6%。
最低視聴率は第19話の3.4%でした。
あらすじ
©SBS, ©HE&M
韓国最大のテーマパーク・ワンダーランドの常務ク・ソジンは、いつも冷静沈着。
それは極度の興奮状態になると現れるもうひとつの人格を抑えるためだ。
ある日、主治医のカン博士から治療法を見つけたという連絡を受けるが、面会直前に博士が失踪してしまう。一方、ワンダーランド専属サーカス団の団長チャン・ハナは、突然の契約解除に抗議しようとソジンを追いかける途中、何者かに襲われ、ソジンと瓜二つの男に救われる。双子の兄と名乗る優しい彼こそが、ソジンの別人格ロビンだった!
ハナとロビンは互いに惹かれていくが、ソジンもまたハナのことが気になり始め…!?
韓国ドラマ『ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~』と合わせてチェックしてほしい韓国ドラマ
韓国ドラマ『シークレット・ガーデン』
男女の魂が入れ替わるネタで記憶に新しい作品といえば、新海誠監督の「君の名は。」ですね。
「君の名は。」はアニメですが、「シークレット・ガーデン」は主演のヒョンビンとハ・ジウォンが入れ替わります。
ヒョンビンが女性の仕草を演じる姿は必見
【韓国ドラマ】「シークレット・ガーデン」見どころ!最高視聴率は37.9%
韓国ドラマ『アダマス 失われたダイヤ』
© 2022 Disney and related entities
韓国ドラマ「アダマス 失われたダイヤ」は設定が面白いです。
- 殺人事件の凶器と思われる宝石「アダマス(ダイヤモンド)」を盗み出す
- あのテレビ朝日ドラマ「トリック」に出てきそうな怪しげな空間・キャラ設定が面白い
- 強大な財閥と狂暴な闇組織と戦う韓国ドラマあるある
- 視聴者も“やっぱり”騙された!?第8話から衝撃的な展開になっちゃうスタジオドラゴンの術中にハマるはず
ルパンと銭形警部のような宝石奪取作戦が会長の自宅で繰り広げられ、会長の自宅外では真犯人探しを、チソン演じる双子(検事と作家)が分かれて行うという設定が最高すぎる!
年間480本以上の作品を視聴しているほどの「映画マニア」です。韓国ドラマ・洋画・邦画と幅広いジャンルの執筆を担当しています。マニアならではの見どころや作品への愛をお届けしたいです。一人でも多くの方に「あ、この作品面白そう」と思ってもらえるような記事を目指しています。
こちらもどうぞ
人気記事ランキング
24時間PV集計
韓国ドラマ感想・あらすじ
-
【シーズン2配信決定】韓国ドラマ『今、私たちの学校は…』キャスト・ネタバレあり・なしあらすじを解説2024/09/25
-
最高視聴率16%!韓国ドラマ『ジョンニョン:スター誕生』キャストから見どころまで2024/11/19
-
韓国ドラマ「梨泰院クラス」のあらすじとパクセロイ(演:パクソジュン)の魅力、キャスト、リメイク版を紹介!どの配信サービスで見れる?【オタクが語る】2024/09/24
-
シーズン2はある?泣けるほど面白い!【韓国ドラマ】「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」見どころから視聴率まで2024/09/29
-
【韓国ドラマ】チョン・ヘイン主演『スノードロップ』【ネタバレ注意】全16話の見どころと視聴率2024/10/01
-
ソン・ジュンギ出演おすすめ医療系韓国ドラマ『愛の選択~産婦人科の女医』キャストからネタバレ注意な見どころまで2024/11/15
-
第1話視聴率1.8%スタート!【韓国ドラマ】『酔いしれるロマンス』キャストから見どころまで2024/11/20
-
平均視聴率5.1%!ハ・ジウォン&カン・ハヌル主演【韓国ドラマ】『カーテンコール』見どころ(Netflix未配信)2024/08/05
-
【韓国ドラマ】「九尾の狐とキケンな同居」【ネタバレ注意】全16話の見どころと視聴率2024/04/14
-
ヒョンビン主演【韓国ドラマ】『愛の不時着』全話ネタバレあり・なしあらすじ、見どころ、キャストを紹介2024/05/11
特集記事
-
2024年08月09日PR
-
2024年05月02日
-
2024年05月01日
-
2023年09月01日
連載記事
-
2019年08月21日
-
2019年05月28日