玄関の収納はスペースの活用がポイント!ボックスや突っ張り棒でスッキリ

  • 2022年10月27日更新

普段使いやシーズンものの靴、他にも雨具、靴のケア用品、外出に伴う物など、置きたい物はたくさん!

しかしスペースは限られていて、収納に困ることの多い場所のひとつです。

見た目はスッキリさせつつ、玄関にある収納は無駄なくスペースを活用して、より多くの物を片付けたい!

ファミリータイプのマンション在住、「物が多めの我が家で、スッキリ暮らす!」を目標に、整理収納アドバイザーでヨムーノライターの上田麻希子が、実践中の玄関活用法や収納法をご紹介します。

扉のタイプ別!玄関の収納法

玄関には靴はもちろんのこと、雨具や靴のお手入れ用品、子どもがいれば外用の遊び道具など、置いておきたい物はたくさんあります。

そういった物を、どうやって収納していますか?

玄関の収納1

そういった「両開きの扉」「傘がかけられるパイプがある扉」「廊下側から取り出せる扉」と、3つのタイプがあります。

そういったそれぞれ、使い方を分けて収納しています。

玄関の収納法~両開きの扉の場合~

ここは、主に家族の靴を収納しています。

もともと自分の靴が多くありましたが、子どもが産まれてから自分のスペースに入る分だけにしようと決め、見直しました。

今は新しく購入したら、古い靴は処分するサイクルにしています。

靴はそのまま置くより、「シューズホルダー」の使用がおすすめ。

約2倍の量を収納できるので、靴の量が多い方はぜひ取り入れてみてくださいね。

我が家では、数年前にホームセンターで購入したシューズホルダーを使っています。今は100均でも販売されているので、よりお手ごろに揃えられそうです。

同じシューズホルダーを揃えて使用すれば、見た目もスッキリと収まると思いますよ。

玄関の収納2

靴はあちこちに分散させず、各人の靴の棚を決めて収納すると、ごちゃごちゃ見えずスッキリとした印象になります。

身長順に上から主人、私、息子と、取り出しやすいよう配置しています。

玄関の収納3 セリア「A4トレー」

トレーを使い引き出せるようにすると、出すのはもちろん、しまうのも簡単に。掃除をするときも楽になります。

玄関の収納4 玄関の収納5

サンダルなどを収納すると、上の空間があいてしまい、デッドスペースになりがち。

棚板を追加してつけるのも良いのですが、我が家では100均の突っ張り棒を使用しています。

サンダルはまっすぐつけていますが、ヒールなどを置く場合は前後の棒の高さをずらしてつけると、よりスペースの有効活用が可能になります。

玄関の収納6

棚の下部分は、私と息子の靴を収納しています。

一番下の段には、ブーツと長靴をトレーに入れています。

長靴は折りたためるデザインの物で、場所をとらず収納しやすいのが嬉しいポイントです。

息子の靴は現在15cm。

通園で毎日履く物は出しっぱなし。その他は、ファイルボックスに入れて引き出せるようにしています。

2足を1つのケースに、縦置き収納でスッキリ!

玄関の収納法~傘用パイプがついている扉の場合~

玄関の収納7

上にはルーターがあり、下には傘をかけるためのパイプがもともと設置されています。

ここには、頻繁に履かない靴や息子のシーズンオフ靴、雨具、靴ケア用品などを収納しています。

玄関の収納8

ルーターの横には冠婚葬祭時の靴と、今ほとんど行けなくなってしまった私のゴルフシューズを、ダイソーのシューズボックスに入れています。

ボックスの中には乾燥剤も一緒に投入。

玄関の収納9 セリア「A4バインダースタンド」

靴のお手入れグッズや雨具などのレインコート、虫除けスプレー、レジャシート、息子の防水手袋などを収納。

ラベリングをして、誰が見ても分かるようにしています。

防水スプレーや虫除けスプレーは玄関を出てからかけるので、玄関のドア側に置いてあると便利!

レインコートを入れているところには、急な雨で出先から戻った際すぐ拭けるようにタオルを一緒に入れ、子どものレインコートをかけるハンガーも一緒に収納しています。

玄関の収納10 平安伸銅工業「フラット突っ張り棚スリム 35-45cm 奥行き11.5cm」

もともと傘をかけるポールがついているところは、傘をかけても奥の空間があいてしまい、デッドスペースになっていたので、突っ張り棚を設置。

玄関の収納11 平安伸銅工業「フラット突っ張り棚スリム 35-45cm 奥行き11.5cm」

コンパクトな突っ張り棚なので、子どもの靴を置くのにピッタリ!

息子の長靴やシーズンオフサンダル、いただいた少し大きめの靴などを置いています。

玄関の収納12

一番下には、夫婦のビーチサンダルをまとめて入れています。

玄関の収納13 YAMAZAKI「下駄箱下収納ワゴンフレーム ホワイト」

靴箱と床の間は、デッドスペースになりがちな場所。我が家では、キャスター付き収納ケースを使用しています。

すのこにキャスターをつけて、オリジナルワゴンのDIYなどもおすすめです!

玄関の収納14

中身はサッカボールやシャボン玉、砂遊びセットなどです。

玄関の収納15セリア「はがし跡残らずキレイフック 小」

扉裏も、立派な収納スペース。

閉めたときにかけた物がぶつからないように考えてフックをつけ、ぶら下げ収納をしています。

玄関の収納法~廊下側から取り出せる扉の場合~

ここには愛犬のお散歩グッズや来客用スリッパ、ストック類、DIYに使う工具類などをまとめています。

玄関の収納16 IKEA「VARIERAボックス 大」

IKEAのボックスの幅がピッタリだったので、アイテム別にラベリングをして収納しています。

扉裏には、愛犬のお散歩用リードを。

玄関の収納17

扉裏下部分には雑巾、ジップつきビニール袋を置き、棚にはウェットシートを。

ウェットシートは愛犬のお散歩用で、帰ってきたときに使っていますが、玄関まわりでちょっと汚れが気になる場合にも「サッ」と使えて便利です!

ビニール袋は靴を持ち出す際や、濡れた物を入れたりするときに便利。

玄関のドアも収納に活用!

玄関のドアには、マグネットポケットやマグネットクリップをつけて小物を収納。

玄関の収納18 YAMAZAKI「マグネットキーフック&トレイ ホワイト」

トレーつきのフックには印鑑や鍵類を。

100均で購入したマグネットクリップは、郵便物の提出など忘れないようにするためにつけています。

ご家庭によって玄関の広さは違いますが、狭いからといってあきらめないで!

まずは「家族それぞれが使いやすい位置に、収納スペースを作る」のがポイント。

そして、靴以外の雨具などの収納スペースを確保できるよう、「収納したい物を見直してみる」ことです。

この記事を書いた人
整理収納アドバイザー1級・住宅収納スペシャリスト
上田麻希子

千葉県の3LDKマンションに、夫と息子(4歳)と愛犬(6歳)と暮らしています。物が多めの我が家ですが、スッキリ暮らせるように心がけています。

収納 整理収納アドバイザー

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ