実は3LDK68㎡は狭くない!収納プロが実践するリビングを広く見せる工夫

  • 2023年10月13日更新

こんにちは、整理収納アドバイザー七尾亜紀子です。

我が家は3LDK68㎡のマンション住まい。リビングも11畳と、決して広い家ではありません。

でも、我が家にお客様が来ると、「実際の広さより広く感じる!」と言っていただけることがありがたいことにとても多いです。

そこで今回は、我が家で意識している狭い家を広く見せるための工夫についてご紹介します。

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部屋の中央にスペースを空ける

まず、1つ目の工夫は「部屋の中央にスペースを空ける」ということ。

我が家のリビングはご覧の通りソファの前にテーブルは置いておらず、中心のスペースを空けています。

また、その他の収納家具などもできるだけ壁側に寄せるようにしています。
もちろん、床に置きっぱなし、出しっぱなしもできるだけ減らすように心がけています。

そして、それはリビングだけでなくリビングと引き戸で繋がっているワーク&プレイスペースも同じ。

一応折りたたみ式のミニテーブルはあるのですが、普段は壁に寄せて中央のスペースを空けています。

この部屋も広さ5畳の割にはそれなりに空間があるように見えるのですが、それも「中央にスペースを空ける」ことを意識しているからかな?と思います。

必要以上に収納家具を増やさない

続いて2つ目の工夫は、「必要以上に収納家具を増やさない」ということです。

整理収納アドバイザーのお仕事でお客様のお宅に伺うと、大きな家具でかなりお部屋のスペースが埋まっているのに対し、実は造り付けの収納の中を見るとスカスカだったり、使っていないもので埋まっていたり……ということが結構あります。

我が家のリビングの収納家具はこの腰高のキャビネットと、幅90cmのコンパクトなテレビ台だけですが、これでも十分すぎてスペースが余るくらいです。

家具があると、当然ながらそれだけスペースが圧迫されてしまうもの。

収納家具を買う前にリビングに置くべきモノの量を見直して、本当に造り付けの収納だけでは足りないか?と一度考えてみるのがオススメです。

高さを活かして目線を上に持っていく

最後に3つ目の工夫は、「高さを活かして目線を上に持っていく」ということです。

腰高の家具の上などに写真や子供の作品、記念のモノなどが集中してしまっていたり、床周りなどの低い位置にモノが集まってしまっていると、どうしても狭く見えるもの。

でも、意外とそういった場合でも、壁面や天井周りはスペースががら空き、ということが多いです。

我が家ではダイニングテーブルの上に目立つペンダントライトを3つ形・サイズ違いで吊るし、さらにフェイクグリーンも一緒に吊るしたりして意識的に目線を上げるようにしています。

照明以外でも、フライングリースを天井から吊るしてみたり、壁面にもフェイクグリーンをプラントハンガーに入れてディスプレイ。

壁面もファブリックボードやポスターなど、目を引くアイテムを高い位置に飾って重心を上げるようなインテリアを意識しています。

さらに、部屋のコーナーにも突っ張り式のライトを高い位置に設置して、目線を上げる工夫をしています。

狭い空間はフル活用してなんぼ!

全体のバランスを俯瞰で見て、下の方にモノが溜まっていると思ったら、高い位置も活かしてみると意外と部屋が広く見えたりします。

狭い部屋でも諦めずに、できる工夫で広く見せる

以上、我が家で実践している狭い部屋を広く見せるためのインテリアの工夫のご紹介でした。

広くて素敵なお宅を見ると羨ましくなることももちろんありますが、 手持ちの素材を最大限に活かすことも大事。

お家の狭さにお困りの方は、もっと広く感じられるような工夫にチャレンジしてみてくださいね。

ライター 整理収納アドバイザー七尾亜紀子

夫と男の子2人の4人家族で、築10年3LDKの持ち家マンションで暮らしています。
ワーキングマザーとして家事と育児に奮闘する中、次男の育休中に家の片付けに没頭し、その効果に感動して整理収納の魅力にはまり、一念発起して2017年に整理収納アドバイザー1級の資格を取得。 そして2018年7月より整理収納・時短家事コンサルティングサービス「LIFE WITH」を立ち上げ独立・起業する。
もとは片付けや家事が苦手だったが、時間のない中でも理想の部屋作りを叶えた 「整理収納テクニック」、「時短家事テクニック」を綴った記事が人気となり、自身のブログ「ワーキングマザー的整理収納&北欧インテリア」は月間200万PVを突破するほどに。著書はもちろん、TVなど多方面で活躍中。

この記事を書いた人
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