年19万円も節約!年100万円貯めた人「やめたら貯まった」ラテマネー5選

  • 2023年06月23日更新

こんにちは!
独身時代は消費者金融から約100万円の借金をこしらえたものの、現在は、貯金0円から年間100万円貯金を達成している元浪費家・ヨムーノライターのNagomy(なごみー)です。

最近インターネットやSNSでよくみかける「ラテマネー」。
アメリカで人気の資産アドバイザー、デヴィット・バッグ氏が考案したことばで、「普段何気なく使っている小さな支出」のことを言います。
お金を貯められない人ほど、この「ラテマネー=普段何気なく使っている小さな支出」が多いと言われています。

実際、わたしも貯められないときほど小さな支出が多かったです。
コンビニ、自動販売機、携帯電話の月額サービス、カフェ通いなど…。

今回は、私が約100万円の借金を返済し、年間100万円貯めるためにやめた「ラテマネー」について紹介します。なんとな~く無意識にお金を使ってしまう「やりがちな5つのこと」をやめただけで、年19万円もの節約に成功しましたよ!

【やりがちラテマネー1】チリツモ出費になる「スマホの端末保証」

事実。そもそもそんなに壊れない

契約するときにしか付けられないスマホの「端末保証」。
壊れた時に、新しい端末と交換してくれるというものですが、月額大体500円のところが多いと思います。

「契約時にしか付けられない」というのが正直いやだなぁ、と感じてしまいますよね。
私自身、「壊れた時にそんな大金出せないし」と心配になって付けていましたが、よくよく考えるとスマホってそんなに頻繁に壊れるものではないことに気が付きました。

対策:扱い方を見直し、年6,000円の節約に

スマホを数か月に1回単位で壊してしまうから端末保証は絶対!という人は、端末保証を付けることよりも「自分のスマホの扱い方を見直すこと」の方が重要です。

月額500円の端末保証を辞めるだけで年6,000円もの大金がかんたんに節約できます。
携帯会社によっては、端末保証を付けていたとしても壊れた端末を交換してもらうのに追加料金を支払わなければならない場合もあり、さらにそこで交換してもらえる端末は中古のことも。

今は新しい端末が発売されるスパンも短くなっていますし、最新の端末でも昔に比べて格段に安くなっています。モノによっては、1万円台で買えることも!
また、たとえ大事に使っていたとしてもバッテリーの寿命で数年に1回は買い替えが必要になることを考えれば、端末保証はそれほど重要ではないと感じます。

【やりがちラテマネー2】目的を持たずに行く「100均パトロール」

今の100均のクオリティは本当に高いっ!かわいい!そしておしゃれ!!
何かを買う目的で向かったとしても、別の雑貨に目を奪われてしまうほどに魅力的な商品が勢ぞろいしていますよね。

そして、並んでいる商品がすべて「100円」というにわかには信じがたい破格の値段(一部対象外あり)で、来た人を魅惑の谷へと誘い込む・・・

「ま、いっか。100円だし。買っちゃお~」というセリフを呟いたことがあるのは、私だけではないはず。

これこそ、100均の落とし穴!!
「つい」の無駄使いをさせるトラップがたくさんあるのです。なんてうまい商売なんだ(笑)

対策:「用がない日は行かない」で、年1万4,000円の節約に

目的があって向かっても、無駄使いをしてしまいそうになるほど魅力的な商品が並んでいる100均には、とにかくパトロールはしません。
スーパーよりも「お買い物リスト」が必要なお店かも。

  • 100均に行くときはお買い物リストは必須
  • 必要なもの以外は買わない鋼の意思で向かう(笑)

毎週のように100均パトロールをしていたころ、週300円(月1,200円)程度の無駄使いを平気でしていました。
部屋のテイストやサイズも測らずに購入して結局捨てた収納用品、子どもが欲しがるままに購入してすぐ壊れたおもちゃ、「かわいいから」「SNSで流行っているから」という理由で購入した食器も結局すぐに割れてしまいました。

「本当に必要なものだけを買う」「本当に気に入ったものだけを買う」これを徹底したことで、今は100均での無駄使いはゼロになりました。

【やりがちラテマネー3】惰性でつきあう、ママ友づきあい

社交的な人ほど交友関係も広く、付き合いのランチやお出かけも多いのではないでしょうか。
子どももいるとなると、みんなで食べるおやつや飲み物なども持ち寄り、何かと出費もかさみます。時には夜子供を旦那さんに預けて飲み会を開催するという方もいるのではないでしょうか。もちろん、それ自体は悪いことではありません。

対策:「月1回」などルールを決め、年4万8,000円の節約に

ただ、そんなに頻繁に会っているからと、毎回良い情報を共有できるとは限りませんよね。
「終わらせたい家事もあるんだけどなぁ」「今月もう予算がないのに…」なんて思うながら会う場合なら、いっそ断ってしまった方がラク。
どうしても聞きたいことがあるならLINEで十分ですし、子供たちは子供たちで幼稚園や学校でも遊んでいるのだから、必ずしも毎回、別で時間を取る必要もないように感じます。

もちろん有益な時間にもなる場合も多いので、1か月に1回まで、自分のおこづかいの範囲内で、など自分なりにルールを決めて無駄使いをしない工夫をしています。

週1回の頻度でママ友に会っていたころ、やはり1回1,000円は確実に使っていました。
会う場所によっては「+交通費」がかかってしまうことも。
週1回=月4回会っていたのを、月1回に減らしただけで4,000円の節約に。
また、会う頻度が減った分、会った時の楽しさがより増すという嬉しい変化もありました。

【やりがちラテマネー4】なんとなく使う、コンビニや自動販売機

便利な分、「つい」無駄使いをしてしまうのがコンビニや自動販売機。
スーパーやドラッグストアで購入するよりも割高なので、支出額はどんどん膨らんでしまいます。

私自身、独身のころは毎日300円~500円程度をコンビニで消費していました。
朝のコーヒーと小腹が減った時用のおやつ、お昼のお弁当も買えばあっという間に500円に到達してしまいます。
平日5日を毎日500円使っていたとなると、週2,500円もコンビニで消費していたことに。月にしたら1万円!?改めて自分で計算してみても驚きの浪費額です。
まさに、「そんなに使っているわけではないけど、なぜか貯まらない」状態だったんだな、と痛感しています。

対策:飲み物・お弁当を持参し、年12万円の節約に

  • 水筒を持ち歩く
  • 会社でのランチはお弁当持参

王道ですが、やはりこれに尽きるかと思います。
「すでに持っているから買う必要がない」という状況を自ら作り出しておけば、コンビニに寄る理由はありません。

【やりがちラテマネー5】ATM手数料をもったいないと思わない

お金の流れを把握していなかったので、自分がひと月にいくら使えるのかもわかっておらず、必要になる度に下ろしていました。
手数料などお構いなし。
自分のお金を引き出すのに1回100円(場合によっては200円)必要になることに何の違和感も持っていませんでした。

週1回の頻度で引き出していたことを考えると、月400円もの無駄使いをしていたことになります。

対策:お金をおろすのは「月1回」で、年4,800円の節約に

現在、お金をおろすのは月1回、お給料日のみ。さらに手数料のかからない銀行ATMで営業時間内に利用すれば引き出すのにお金はかかりません。
お給料日に下ろした手元のお金だけでやりくりすると決めて、それ以上は下ろさないように家計の流れをコントロールするのみです。

5つ全部やめたら、年19万円もの節約に!

改めて自分で計算してみて驚きました(笑)
それだけ、ラテマネーというのは意識しないと気付けないものなのですね。
もちろん、ときには息抜きも必要なので全てがムダだとは思いませんが、少し意識を変えることこそ重要。月数万円の節約になるなら、年10万円以上の節約ができます。見直してみる価値は大いにあります。

お金を使うときは、自分の時給に換算してみよう

たとえば、コンビニで500円の買い物をしたとします。
時給1,000円の仕事をしているとしたら、それだけで30分の労働がコンビニで消費されてしまった、ということです。
貴重な自分の30分をコンビニで消費させたと考えると、とてももったいなく感じてきませんか?
この時給換算ぐせが付くと、「これは本当に必要なのか?」と吟味するようになるので行動にもお金にもどんどんムダが減っていくのでおすすめですよ!

まずは1つずつ減らしてみる

節約はダイエットと同じで、いきなり全てのラテマネーを減らすとなるとある日突然ストレスで大散財!なんてことにもなりかねません。
まずは1つずつ。たとえば、平日毎日寄っていたコンビニを週4日に減らして、お弁当作りを週1回だけ頑張ってみる。慣れてきたら、週2日に増やしてみる、など身体を慣れさせながらなら、無理なくラテマネーを減らしていけると思います。
ぜひ、ひとつずつからでも始めてみてくださいね!
少しでも参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた人
節約系整理収納アドバイザー
Nagomy

首都圏在住。夫、子ども3人(7歳♂,5歳♂,2歳♀)の5人家族です。
35日間を6万円でやりくりする「家計管理術」「節約術」や「ポイ活」、
2LDK賃貸アパートでも「すっきり暮らす」アイディアを紹介しています。

整理収納アドバイザー 節約

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