コストコ会員が教える!失敗しない買い物のコツ

  • 2023年06月27日更新

コストコに憧れて一度行ってみたものの、何を買えばいいのか分からない。気になった食品を買ってはみたものの、使いきれず結局捨ててしまった……。

コストコは年会費がかかる分、失敗したときのダメージは大きいです。特に食品。食べたくないのに無理に食べるのも嫌ですよね。

『安い!大きい!おもしろい!』と期待してコストコに行ってはみたものの結局大量廃棄で後悔する人たちは、一体どんなものを買って失敗しているのでしょうか。

コストコ歴8年、過去には退会も経験したことのあるコストコマニアが、初心者の陥りやすい罠を解説します。

コストコが気になるあなたへ朗報!このまとめ記事は保存版

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(1)普段食べない食品

珍しさで買ってみたものの失敗だったパターンです。
コストコにはアメリカをはじめ、いろいろな国の食品が並んでいます。特に冷凍コーナーにはブリトーやミートパイ、マカロン、ワッフル、チュロス……近所のスーパーではなかなか見ないものがたっくさん。

パッケージも素敵でお値段もそこそこ。となれば「せっかくだし買ってみようかな」となってしまいますよね。

でも食べてみてびっくり。思ったよりニオイがきつかったりクセが強かったり……味覚に合わないことは少なくありません。

私の場合、ちょっとジャンクなイメージのブリトーを買ったら、実はオーガニック系だったということがありました。チーズとトマトたっぷりのを期待してたんですけど、味も薄くて香りもクセがあり、半年冷凍庫で寝かせたあと廃棄してしまいました。

冷凍で長持ちするとはいえ場所もとります。再び食べる気にもなれないし、結局は廃棄することになってしまうなんて、もったいないですよね。

試食で味を事前にチェック

コストコは試食をさせてもらえる食品も多いので、味や食感をチェックできます。その場で調理しているので、おいしい調理法やアレンジレシピをを教えてもらえることもあります。

「冷凍できますか?」「レンジ調理はどうですか?」と、調理している店員さんに聞いてみるのもオススメです。試食用に使った調味料も教えてくれますよ。

(2)アレンジできない食品

大量に買っても肉や魚なら、和風洋風中華風とアレンジすれば何とか消費できます。……が、それができない食品もあります。

たとえばスイーツ。
コストコの失敗談でもよくある巨大ケーキは、アレンジのしようがありません。ずっとその味で食べ続けるしかないのです。パスタなど調理済みのデリカ食品も同じですね。

たとえおいしくても、何日も食べ続ければ飽きてしまいます。口に合わなければ、苦痛でしかありません。アレンジの効かない食品をビッグサイズで買ってしまうと、廃棄につながりやすいのです。

味付け済でもアレンジ可能

アレンジができる食品なら、たくさん買ってもおいしく食べられます。味付けしてあるお肉や調理済み冷凍食品だって、アレンジができるものはたくさんあります。

プルコギビーフが人気なのには、アレンジの幅が広いからという理由も。焼くだけでおいしいのですが、パスタや肉じゃがにもそのまま使えます。味付けいらずで便利ですよ。

(3)保存のきかない食品

コストコ食品は基本サイズがとても大きく、有名なディナーロールは36個入り。プルコギビーフは約2kgです。

でもコストコ内で作られたパンやデリカ食品の賞味期限は3日程度。一般的な3,4人家族にとって、一度で食べきれる量ではありませんよね。頑張って毎日食べて、やっと何とかなる量です。

肉や魚のように冷凍できれば問題ないのですが、そのままでは冷凍できないものもあります。

たとえば調味料。
マヨネーズや焼き肉のタレ、ドレッシングなどです。賞味期限は短くありませんが、少しずつ使うものなので減りが遅いんですよね。

私も巨大サイズのクレイジーソルト2本パックを無駄にした経験があります。味は抜群ですが、1年たっても2本目が開けられませんでした。もったいない。

気づいたらマヨネーズは分離、タレは味が変わってしまい廃棄せざるを得ないということも珍しくありません。保存期間と量が釣り合わないと、無駄になってしまいます。

冷凍できるものを選ぼう

意外と知られていないのですが、パンやケーキも冷凍できるものはたくさんあります。崩れやすいティラミスだってOK。冷凍できればゆっくり自分のペースで食べきれますよね。

調味料なら、お肉にもみこんで冷凍するという手もあります。だいたいの食品はちょっと工夫すれば冷凍できますよ。

解決策は『試食とアレンジと冷凍』

コストコ初心者が陥りがちな罠は「気になったから買ってみた」。
保存や調理を考えずに買ってしまうと、大量廃棄につながります。

廃棄することなく、最後までおいしく食べるポイントは3つ。試食で味を確認し、アレンジや冷凍ができる食品を選ぶことです。買う前に、使い切れるか保存できるか考えると失敗しません。

コストコデビューを考えている方は、ぜひ保存や調理も考えて買うものを選んでみてくださいね。

この記事を書いた人
とんとん

「無理なく賢くムダ遣い」コストコとイケアを愛する埼玉ライターです。節約中でも楽しく買い物ができるようなお得情報を発信します。

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