コーヒーメーカーの人気商品はこの5つ!後悔しない7つの選び方とは
- 2023年06月27日更新
こんにちは、くふうLive!編集部です。
自宅で手軽に美味しいコーヒーを楽しめるコーヒーメーカーは、様々な種類が発売されています。コーヒーの抽出の仕方や、お手入れのしやすさ、コストパフォーマンスなどそれぞれ違いがあります。
今回は、コーヒーメーカーの中でも特に人気のある商品とともに、コーヒーメーカーを選ぶときのポイントを紹介します。
カンタン!美味しい!コーヒーメーカー
コーヒーメーカーとは、自宅でコーヒーを簡単に作ることができるマシーンのこと。ただコーヒーを作るだけではなく、別のフレーバーや好みの風味に合わせてカスタマイズができる機種も増えており、幅広い層から人気です。
深い風味や香りが好きな方は、自宅でのコーヒータイムにコーヒーメーカーを取り入れてみるのがおすすめ。コーヒーメーカーにどのような特徴があるか知っていると、コーヒーメーカーを購入するときに失敗しにくいですよ。
コーヒーメーカーの種類4つを覚えよう
コーヒーメーカーには大きく4つの種類があります。好きな味以外に、どのくらいの量を飲むか、一杯あたりの値段、お手入れの方法などを事前に比較しておくと安心です。
ドリップ式(ミルなし・ミル付き)
最もシンプルな仕組みでコーヒーを作ることができるのが、ドリップ式のコーヒーメーカー。砕いたコーヒー豆と水をセットするとコーヒーを抽出できる仕組みです。
ミルなしの場合は、既に挽いてあるコーヒー粉を使ってコーヒーを作ります。もしくは、別売りのコーヒーミルでコーヒー豆を挽く作業が必要です。
ミル付きの場合は、コーヒーを作るときにコーヒー豆を挽く作業から抽出までを自動で行えます。毎回挽きたてのコーヒーを味わえ、コーヒー豆を挽く手間もありません。
ドリップ式コーヒーメーカー:ミルなしのメリット
- 手軽にコーヒーを作ることができる
- シンプルな仕組みのためお手入れが簡単
ドリップ式コーヒーメーカー:ミル付きのメリット
- 毎回挽きたてのコーヒーを作ることができる
- コーヒー豆を挽くのも自動でできる
カプセル式
カプセル式のコーヒーメーカーは、コーヒーエキスが入ったカプセルをセットしてコーヒーを作ります。メーカーが配合したコーヒーエキスで毎回おいしいコーヒーを飲むことができます。コーヒーメーカーの機種によっては抹茶ラテやミルクティーなどのカプセルも発売されており、種類が多いことが特徴です。
カプセル式は一杯あたりのコストが他よりも高くなる傾向がありますが、手軽で、コーヒー以外の飲料も楽しみたい方にとってもおすすめのコーヒーメーカーになります。
カプセル式のメリット
- メーカーのサポートが手厚い
- コーヒー以外も手軽に作ることができる
エスプレッソ対応式
エスプレッソ対応式のコーヒーメーカーは、濃厚なエスプレッソを作ることができます。エスプレッソは、短時間でコーヒーを抽出するためドリップ式に比べて雑味が少ないことが特徴です。
カプチーノやカフェラテが好きな方は、ミルクタンク付きのコーヒーメーカーがおすすめです。水、ミルク、コーヒー豆をセットして、カフェラテやカプチーノを自動で作ることができます。
エスプレッソ対応式のメリット
- 雑味が少なく濃厚なコーヒーを作ることができる
- カプチーノやカフェラテを手軽に楽しめる
サイフォン式
サイフォン式のコーヒーメーカーは、水蒸気の圧力でフラスコで沸騰させたお湯をロウトに押し上げてコーヒーを抽出します。他のハンドドリップの方式に比べて、抽出時間が短いことが特徴です。
サイフォン式は、クラシカルなデザインのものが多く、他のコーヒーメーカーに比べてインテリアになじみやすいのも特筆すべき点です。
フラスコのお湯を沸騰させるために必要な熱源は、アルコールランプ、ガストーチ、電気、ハロゲンと大きく4種類あります。火を扱うか電気を扱うかの違いです。
サイフォン式のメリット
- 短時間で本格的なコーヒーを抽出できる
- 部屋のインテリアとしても違和感がない
後悔しないコーヒーメーカーの7つの選び方
コーヒーメーカーをせっかく購入しても、お手入れや利用頻度が合わずに使わなくなってしまうという失敗もあります。
どのようにコーヒーを楽しみたいか、お手入れやコストなどの面も考えながら選ぶと失敗しにくくなりますよ。
1. お手入れがしやすいか
コーヒーメーカーは日常的に使うもの。お手入れのしやすさは、非常に重要なポイントです。
清潔に保つのが難しいコーヒーメーカーを、毎日使うのは負担になり衛生面でも心配です。給水タンクやドリッパーが簡単に取り外しでき、水洗いができるコーヒーメーカーだと毎日のお手入れも負担になりません。
浄水機能のついているタイプもあるので、水にもこだわりたい方は浄水機能付きのコーヒーメーカーがおすすめです。
2. 利用人数や頻度が合っているか
コーヒーを飲む人数や、どのくらいの頻度でコーヒーを作るかによって、おすすめのコーヒーメーカーのモデルは異なっています。
ドリップ式は、4~5杯程度。エスプレッソ対応式、カプセル式は、1杯ずつ。サイフォン式は、2~3杯程度が一般的な容量です。
1杯ずつコーヒーを作りたい:エスプレッソ対応式、カプセル式
来客時にまとめてコーヒーを作りたい:ドリップ式
オフィスや飲食店で使いたい:大容量のドリップ式
上記を目安に、コーヒーメーカーを選んでみてくださいね。
3. 目的が合っているか
朝の忙しい時間にコーヒーを飲むのか、休日の昼間にコーヒーを飲むのかによっても、おすすめのコーヒーメーカーは異なります。
短時間で手軽にコーヒーを楽しみたい場合は、カプセル式、エスプレッソ式がおすすめです。サイフォン式も短時間でコーヒーを抽出できますが、フラスコやロウトはガラス製品のため、扱いに注意が必要です。
コーヒーの香りや味にこだわる場合は、エスプレッソ式がおすすめです。雑味が少ないことや、カプチーノやカフェラテも手軽に楽しむことができます。ただし、一杯ずつの抽出になるため、たくさんのコーヒーを作るときには向いていません。
手軽に簡単に家庭でコーヒーを楽しみたい場合は、ドリップ式のコーヒーメーカーがおすすめです。コーヒー粉と水をセットすれば、自動でコーヒーが作られるという手軽さが魅力です。紙製のコーヒーフィルターは使い捨てなので、お手入れは簡単ですがコストはかかります。
4. ガラス製かステンレス製か
コーヒーメーカーには、ガラス製とステンレス製のものがあります。
ガラス製
ガラス製のものは、匂いや汚れが落としやすいというメリットがあります。子どもがいる家庭では、ガラス製品の扱いに注意が必要です。
ステンレス製
ステンレス製は、割れる心配がないメリットがあります。保温もでき、コーヒー自体も煮詰まらないため、電気代を節約できるという点もポイントです。匂いや汚れは、ガラス製に比べてつきやすくなるため、お手入れをしっかり行う必要があります。
5. フィルターがどのタイプか
フィルターには、ペーパーフィルターとメッシュフィルターがあります。コーヒーを作るときに必要なもので、フィルターによって味の違いやコストの違いもあります。
ペーパーフィルター
ペーパーフィルターは、毎回フィルターごと変えるため、お手入れが楽な点がメリット。コーヒーの油分がろ過されるため、すっきりとした味わいが特徴です。ただしペーパーフィルターは使い捨てなので、その分のコストがかかります。
メッシュフィルター
メッシュフィルターは、使い捨てではないためペーパーフィルターに比べてコストが低くなります。コストが低いだけではなくゴミを少なくできるため、環境にも配慮ができるところも注目したいポイントです。
メッシュフィルターは、コーヒーの油分も含んだコーヒーを抽出するため、コクがある濃厚なコーヒーが好きな方におすすめです。
6. 便利機能があるかどうか
コーヒーメーカーは、自動でコーヒーを作るだけではなく様々な便利な機能がついたものがあります。毎日決まった時間にコーヒーを飲むなら、タイマー機能や自動電源オフ機能がついたものがおすすめです。
コーヒーメーカーの底にヒーターがある保温機能付きの場合は、いつでも温かいコーヒーを飲むことができます。サーバーがステンレス製のものは、長時間放置をしても温かいまま楽しめます。1日に数回コーヒーを作り長く楽しむ方は、保温機能があるコーヒーメーカーがおすすめです。
7. デザインはどうか
買ったコーヒーメーカーが黒色で大きく圧迫感があると、家に帰ってきてから置き場所に困ることがあります。インテリアに合うか、置くスペースは確保できているか、事前に考えておくと失敗が少なくて済みます。
コーヒーメーカーも黒色だけではなく、ホワイトやシルバーなど様々なカラーの製品がありますので、スペースやインテリアに合わせて選んでくださいね。
厳選!コーヒーメーカーのおすすめTOP5
ここからは、おすすめの人気コーヒーメーカーを紹介します。コーヒーメーカーを選ぶ時の参考にしてくださいね。
「豆から挽きたい」「デカフェ」を楽しみたい方におすすめ
パナソニック「NC-A57」
出典:楽天
豆から挽くことも、粉から使用することもできるコーヒーメーカー。コーヒー豆を粗挽きと中細挽きの2種類で挽き分けることが可能で、好みの味に応じた挽き方ができます。「美味しいコーヒーを飲みたい」「こだわりの味を楽しみたい」という方におすすめです。
デカフェ豆コースでは、カフェインレスのコーヒー豆でコーヒーを抽出することができます。
沸騰浄水を行い活性炭フィルターでカルキ抜きも行えるため、水にこだわりがある方にもおすすめです。
<NC-A57のスペック>
消費電力:800W
サイズ:幅22.0cm×奥行き24.5cm×高さ34.5cm
重さ:3.0kg
容量:670ml
ミル:搭載
保温:あり
フィルター:ペーパーフィルター
色:ブラック
税込価格:17,506円(デカフェ豆対応タイプ)
忙しい朝でもカンタン「レバーを引くだけ」でコーヒーが飲める
ネスレ「PM9636 ネスカフェゴールドブレンド」
出典:楽天
忙しい朝にも手軽にコーヒーを飲みたい人から人気のコーヒーメーカー。
あらかじめコーヒータンクにコーヒーをセットしておけば、誰でも簡単にコーヒーを作ることができます。お手入れが水洗いで簡単にできるのも魅力。専用のコーヒーパウダーをセットすれば、カフェラテも作れますよ。
専用のアプリとBluetooth通信を行い、好みのコーヒーの濃さで抽出したり、コーヒーパウダーの残量を確認したりすることもできます。お求めやすい価格も人気の理由です。
<PM9636 ネスカフェゴールドブレンドのスペック>
消費電力:1,460W
サイズ:幅15.5cm×奥行き29.0cm×高さ37.6cm
重さ:3.0kg
容量:1,000ml
ミル:なし
保温:なし
フィルター:なし
色:レッド、ホワイト
税込価格:2,240円
置き場所を選ばない!スリムな形のコーヒーメーカー
タイガー「ADC-A060 ステンレスサーバー」
出典:楽天
こちらのコーヒーメーカーは、シャワー状のお湯でまんべんなく蒸らして抽出する仕様。雑味がなく、コーヒーの香りとコクが楽しめますよ。
コーヒーの濃度を2段階で調節でき、すっきりした味と濃厚な味とそれぞれを簡単に抽出できるのも魅力。
小さなスペースでも置くことができ、軽量なコーヒーサーバーです。ステンレス製のサーバーへの抽出の他に、マグカップへ抽出することもできますよ。
<ADC-A060 ステンレスサーバーのスペック>
消費電力:550W
サイズ:幅15.4cm×奥行き27.2cm×高さ30.1cm
重さ:1.9kg
容量:810ml
ミル:なし
保温:あり
フィルター:ペーパーフィルター
色:サックスブルー、ダークブラウン
税込価格:4,482円
1杯約30円!スタイリッシュデザインのコーヒーメーカー
シロカ「SC-A211」
出典:楽天
おしゃれなキッチンになじみそうな、コーヒーメーカー。ミルが内蔵されており、挽きたてのコーヒーをいつでも楽しめます。
使い方は簡単で、コーヒー豆か粉を入れて、本体に水を入れ、スタートボタンを押すだけ。手軽にコーヒーが楽しめるので、コーヒー初心者からコーヒー好きの方まで、幅広く人気を集めている商品です。
メッシュフィルターを使用しているため、濃厚でコクのあるコーヒーが好きな方におすすめ。蒸らし工程があり、雑味のないコーヒーを抽出できますよ。
<SC-A211のスペック>
消費電力:600W
サイズ:幅17.3cm×奥行き22.0cm×高さ27cm
重さ:2.2kg
容量:580ml
ミル:あり
保温:あり
フィルター:メッシュフィルター
色:シルバー
税込価格:8,980円
コーヒーを保温できる!おいしさが長持ちするコーヒーメーカー
メリタ「ノア SKT54」
出典:楽天
こちらのコーヒーメーカーの特徴は、専用の保温ポットがついていること。保温性に優れているだけではなく、アイスコーヒーを作るときにも便利です。
コーヒー粉と水をセットし、自動でコーヒーを簡単に抽出できます。アラームとオート電源オフ機能がついているため、うっかり電源を切り忘れたときも安心ですよ。
<ノア SKT54のスペック>
消費電力:650W
サイズ:幅26.9cm×奥行き15.2cm×高さ31.1cm
重さ:1.7kg
容量:700ml
ミル:なし
保温:あり
フィルター:ペーパーフィルター
色:ブラック、ホワイト、グレー
税込価格:6,646円
コーヒーメーカーで美味しく淹れる5つのコツとは
コーヒーメーカーでもっと美味しくコーヒーを楽しむためには、いくつかのポイントがあります。
少し気にかけるだけで、味や香りがぐっと上質になりますよ。
必ず蒸らす
コーヒーの成分を抽出しやすくするためには、蒸らしの工程が重要です。蒸らしの時間が短いときは、酸味がはっきりとし薄味さっぱりしたコーヒーに、蒸らしの時間が長い場合は、苦味が強くなり濃いコーヒーになります。
味の好みにもよりますが、コーヒーを美味しく楽しむための蒸らし時間は20~40秒がおすすめです。コーヒーの油脂と水が均一に混ざり合い、飲みやすいコーヒーになりますよ。
珈琲豆を厳選し、豆の量を多めに使う
コーヒーを買うときは、コーヒー粉ではなくコーヒー豆がおすすめです。コーヒー粉は豆を挽く工程がないため、すぐ抽出ができるメリットがあります。コーヒー粉は、豆が砕かれた状態のため、香コーヒー豆に比べると香りは劣ってしまいます。
コーヒー豆を直前に挽いて作ったコーヒーは、香りが豊かで味もしっかりとしています。使うコーヒー豆の量も、少なくせず適量を使うことが大切です。
水にこだわる
コーヒーは硬水か軟水かによって、同じコーヒー豆でも味わいが違います。個人の好みにもよりますが、硬水は苦味が強く、軟水はまろやかな味わいになります。
水道水を使うとカルキのにおいが気になることもあります。カルキを飛ばすためには、浄水機能付きのコーヒーメーカーを使うか水道水を十分に沸騰させる必要があります。
コーヒーを作るときの水選びも、コーヒーを楽しむための一要素。比べてみて好みのものを探してみることもおすすめです。
コーヒーカップを温めておく
温かいコーヒーを作っても、コーヒーカップが冷えたままではすぐに冷めてしまいます。コーヒーを抽出する前に、コーヒーカップにお湯を注いで温めておくのがポイントです。
温かいコーヒーを美味しく楽しむためには、カップをきちんと温めてからコーヒーを注ぐようにしましょう。
コーヒーメーカーを清潔に保つ
コーヒーメーカーのお手入れをきちんと行えば、安定して美味しいコーヒーを楽しめます。水洗いできるパーツは、コーヒーの油分を落とすためにお手入れをする必要があります。
お手入れをしないままだと、衛生面も悪くなり故障の原因に繋がる場合もあるため、日々のメンテナンスを行うことが大切です。
後悔しないコーヒーメーカー選びを
コーヒーメーカーにはそれぞれ特徴があり、手軽に楽しめるものから本格的なものまであります。人気のコーヒーメーカーを選ぶことも一つですが、自分のライフスタイルに合わせたコーヒーメーカーを選べば、自宅でも美味しいコーヒーを楽しむことができます。
毎日飲むコーヒーだからこそ、買う前にそれぞれを比較して自分に合うものを選ぶ必要があります。お手入れ、コスト、抽出方法などを比べたとき、どれにポイントを置くかが見えてきます。 自分のこだわりポイントや、ニーズに合わせて、生活を豊かにしてくれるようなコーヒーメーカーを選んでくださいね。
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→【簡単】コーヒーメーカーの正しい使い方&美味しく淹れる3つのコツ!
→無印良品のコーヒーメーカーで挽きたてを味わう!使ってわかったメリデメも紹介
※価格は、2019年8月6日現在のAmazonのものです。価格は変動する可能性がありますので、ご了承ください。
「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。
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