【ズパゲッティの作り方】初心者でも簡単な編み方を解説!小物からバッグまで

  • 2023年04月04日更新

こんにちは、くふうLive!編集部です。

Tシャツやカットソーの裁断部分を利用した糸、「ズパゲッティ」を知っていますか?
糸自体のカラーや柄が無限大に楽しめ、極太でざくざくと編めるので初心者も挑戦しやすく、今ハンドメイド界で大人気!

今回は、初心者向け・ズパゲッティの魅力を紹介します。

雑誌やテレビで話題の「ズパゲッティ」とは

ズパゲッティの正式名称は「フックドゥ ズパゲッティ」。
その名前の由来は、「スパゲッティをゆでるように、簡単に短時間で編むことができる」ことから名付けられたそう。 オランダ人のヘイシュ・モシース氏が、大量に廃棄されるアパレルの裁断余分を見たのがきっかけで誕生した素材で、日本では2013年に販売が開始されました。

いろいろなTシャツからできているため、太さや伸縮性、柄がひとつひとつ異なり、糸選びも楽しむことができます。 つなぎ目や穴あきなどもありますが、それがアップサイクルならではの特徴となり、トレンドに敏感な人から高い支持を得ています。

糸自体にも柄があるものもあり、オリジナルの自分らしい作品を作ることができるのも魅力です。 また、糸が極太でざくざくと編むことができるので、初心者でも小さなバッグなら3~4時間程度で編むことができます。

1巻きごとに太さや色、伸縮性も微妙に異なります。
1巻き約120メートルで、約1,800円で販売されています。

もともと廃棄される裁断の余分な部分を使用しているためエコですし、ジャンボなかぎ針で編んでいくだけなので、手芸が苦手という人でも、簡単に作ることができますよ。

大きなバッグは時間がかかりますが、小物であれば10分程度で完成するものも。
まずは小物から挑戦してみることをおすすめします!

ズパゲッティで作るなら、やっぱり「マルシェバッグ」!「スマホケース」もおすすめ

ズパゲッティは極太の糸でざくざくと編んでいくだけで、オシャレなバッグや小物を作ることができます。
色もカラフルなものが多いので、インスタ映えも上々です。

ズパゲッティで作れるアイテムは数多くありますが、ズパゲッティと聞いてまず頭に思い浮かべるのは、「マルシェバッグ」ではないでしょうか。
大きなサイズは半日ほどかかる場合もありますが、ミニマルシェバッグなら3時間程度で編めます。
フリンジをつければさらにかわいくなりますからおすすめです。

初めてでマルシェバッグは難しいという場合は、スマホケースがおすすめです。
スマホケースはサイズも小さいので、1時間ほどで作れます。編み方の基礎を覚えられるため、大きい作品に挑戦する前の練習用に最適。

マルシェバッグなら1玉か2玉もあれば十分足りますし、スマホケースなら1玉で何個も作れるので経済的です。
ただし、ズパゲッティは性質上全く同じ色や伸縮性の製品が二度と手に入らない可能性もありますから、心配な場合は多めに買い揃えておくとよいでしょう。

初心者でも絶対に編める「コースター」の作り方

ズパゲッティ超初心者や手芸が苦手という人におすすめなのが、コースターです。

作り方

  1. 糸を2周して輪を作り、その輪の中にかぎ針をいれてひっかけた糸を手前に引き出す
  2. 中心の輪を1周するように、細編みを6目編む
  3. 最初に作った輪を引き締めたら、作り目が完成
  4. 1段目の最後は引き抜き編みをする
  5. 2段目は細編みを1目した後に、同じ編み目に針をさして増し目をする
  6. すべての目に増し目をして、2段目は12目にしていく
  7. 3段目は、1目は細編み1回、2目は細編み2回を繰り返し、42目作る
    8.4段目は2-1-1
  8. 5段目は1-1-2-1-1-1-2
  9. 6段目は1-2-1-1-1-1-2
  10. 7段目は1-1-1-2-1-1-1-1-1-……を繰り返して、完成

ズパゲッティに柄が入っていれば、多少形がいびつでもかわいく仕上がります。
初心者でも1時間程度で完成するので、おすすめです!

少し慣れたら、「クラッチバッグ」に挑戦!

初めてズパゲッティでバッグを作る時には、柄のある糸を使うと編み目が分かりづらくなってしまうため、単色で作るのがおすすめです。

ズパゲッティは毛糸などと比べると重さがあります。
そのため大きなバッグを作ると、重みで形が変わってしまう場合があるため、ミニバッグがおすすめです。

異素材と組み合わせることでよりオリジナルな作品へ

ズパゲッティはかわいいけど、全部ズパゲッティで作るのは、ちょっとお金がかかる、もっと安く小物を作りたい!なんて場合には、麻ひもや毛糸、スズランテープなど、異素材と組み合わせて作るのもおすすめです。

ズパゲッティは極太で短時間で編めるメリットはありますが、その分重くなるので大きなバッグには不向きです。

メイン部分を麻ひもで編み、上部などワンポイントにズパゲッティを使うと、大きくても軽く仕上げられておすすめ。

荷造りなどに使うスズランテープは、太めのかぎ針で編むことができるので、短時間で簡単に作れます。100均でも入手でき、カラー展開も豊富。低価格でカラフルな作品ができるのでおすすめです

大人気のズパゲッティハンドメイド。
ぜひ、世界にひとつだけのオリジナルグッズを作ってみてくださいね。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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