衣替えはいつ?目安は10月1日、実際は最低気温18℃が判断基準

  • 2026年10月07日公開

こたつはいつから出す?気温の目安と地域差、こたつ開きの由来も解説

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

「そろそろ衣替えしたいけれど、まだ昼間は暑いし…」と迷っていませんか。早めに夏服をしまって寒い思いをしたり、逆に先延ばしにして、しまった服に虫食いやカビを見つけたりした経験がある方も多いはずです。結論からいうと、衣替えは慣習では10月1日が目安、実際は最低気温が18℃を下回るかどうかで判断するのが現実的です。

この記事では、10月1日の由来から気温の目安、地域差、無理なく進める手順まで、今年の衣替えにそのまま使える形でまとめました。

衣替えの適切なタイミングやスムーズな進め方を知ることで、季節の変わり目も快適な服装で過ごせるようになり、お気に入りの服を長持ちさせることにもつながります。

衣替えはいつ?結論は「10月1日」だが実際は気温で判断する

秋の衣替えは「10月1日」が一般的な目安です。ただし、これは制服などの切り替え日として定着した日付なので、家庭の衣替えは気温を見て決めるほうが失敗しません。

「10月1日」が目安とされる由来(学校・企業の制服、宮中行事)

衣替えのルーツは、平安時代の宮中で行われていた「更衣(こうい)」という行事だといわれています。当時は旧暦の4月1日と10月1日に、季節に合わせて装束を改めていました。

その後、明治時代に官公庁や軍の制服が導入され、新暦で夏服は6月1日、冬服は10月1日に切り替える決まりができました。これが学校や企業の制服にも広がり、「秋の衣替えは10月1日」というイメージが今も残っています。

子どもに「なんで衣替えするの?」と聞かれたら、「昔の人も、季節が変わる日に着るものを替えて気持ちを切り替えていたんだよ」と伝えると分かりやすいですよ。

実際の判断基準は「最低気温18℃」

家庭の衣替えでは、日付よりも気温を基準にするのがおすすめです。よく目安にされるのが「最低気温が18℃を下回る日が続くようになったら」というラインです。朝晩が18℃を切ると、半袖1枚では肌寒く感じる人が増えてきます。

見るべきは日中の最高気温ではなく、朝の気温です。昼に暑くても、通勤・通学や子どもの登園の時間帯に寒ければ羽織りものが必要になります。迷ったら、天気予報の週間予報で最低気温をチェックし、18℃前後の日が数日続きそうになったタイミングで動き始めると安心です。

2026年の衣替えシーズンはいつ頃になりそうか

年ごとの細かな気温は事前に言い切れないため、「何日に衣替え」と決め打ちするより、9月下旬から週間予報をこまめに確認するのが確実です。

近年は9月に入っても真夏日が続き、10月に入ってから急に涼しくなる年も珍しくありません。関東や関西などの平野部では、10月の上旬〜中旬に朝晩の冷え込みを感じ始めるケースが多いため、2026年もこの頃を一つの目安にするとよいでしょう。

気温の最新情報は、気象庁が発表している週間天気予報や2週間気温予報で確認できます。「来週から朝が冷えそう」と分かった時点で、まずは長袖を数枚出しておくだけでも、急な冷え込みに慌てずに済みます。

地域によって衣替えの時期はどれくらい違う?

10月1日はあくまで全国共通の目安で、実際の衣替えの時期は地域の気候によって大きく変わります。お住まいの地域の気温に合わせて前後させてかまいません。

北海道は9月上旬から

北海道や東北の一部では、9月に入ると朝晩の気温がぐっと下がります。そのため、9月上旬〜中旬ごろから少しずつ秋冬物を出し始める家庭が多いようです。

本州から北海道へ引っ越したばかりの方や、帰省で訪れる方は「10月まで大丈夫」と思わず、薄手の長袖やカーディガンを早めに用意しておくと安心です。

沖縄は年間を通して衣替えの概念が薄い

沖縄は冬でも本州に比べて暖かく、半袖で過ごせる日が長く続きます。そのため、本州のように「10月にまとめて入れ替える」という感覚は薄く、学校の冬服への切り替えも本州より遅めに設定されていることが多いです。

ただし、冬場は北風で体感温度が下がる日もあるので、真冬用の服を一式そろえるより、羽織りものを手の届く場所に置いておく程度で十分なことがほとんどです。

衣替えを一気にやらず、段階的に進める手順

衣替えが大変に感じる一番の理由は、家族全員分を1日で終わらせようとすることです。気温の変化に合わせて、少しずつ入れ替えていくと負担がぐっと軽くなります。

まず使う頻度の低い服から入れ替える

最初にしまうのは、もう出番がなさそうな服からです。たとえば次のような順番で進めると、「しまったのに暑い日が来た」という失敗を防げます。

  1. 水着、麻素材の服、ノースリーブなど真夏専用のもの
  2. サンダルや日傘、夏用の帽子などの小物
  3. 半袖Tシャツは数枚だけ残して、残りをしまう
  4. 最低気温が18℃を下回る日が続いたら、残りの夏服もしまう

出す側も同じで、最初は長袖シャツや薄手のカーディガンなど、重ね着に使えるものから出しておくと、寒暖差の大きい時期でも調整しやすくなります。

しまう前に洗濯・クリーニングを済ませる

「1回しか着ていないから」とそのまましまうのは要注意です。見た目がきれいでも、汗や皮脂が残っていると、時間がたってから黄ばみやシミとして浮き出てくることがあります。

家で洗える服は洗濯表示を確認して洗い、しっかり乾かしてからしまいましょう。コートやスーツなど自宅で洗えないものはクリーニングに出し、戻ってきたらビニールカバーを外して風を通してから収納するのがポイントです。カバーをかけたままだと湿気がこもりやすくなります。

作業する日は、雨の日を避け、空気が乾いた晴れの日を選ぶと、湿気を閉じ込めずに済みます。

防虫剤・除湿剤で虫食い・カビを防ぐ

ウールやカシミヤなどの動物性の素材は、衣類の虫に食べられやすい素材です。収納ケースや引き出しには、防虫剤と除湿剤を一緒に入れておきましょう。

  • 防虫剤は、成分が上から下に広がるものが多いため、服の上に置く
  • 種類の違う防虫剤を混ぜて使うと、服にシミができることがあるので、パッケージの注意書きを確認する
  • 除湿剤は、湿気がたまりやすいケースの底や押し入れの下段に置く
  • どちらも有効期限を確認し、衣替えのたびに新しいものに交換する

防虫剤や除湿剤、引き出し用のシートタイプなどは100円ショップでもそろうので、家族全員分をまとめて用意したいときに便利です。

収納ケースや圧縮袋を使い分けて効率化する

しまう服の種類によって、収納グッズを使い分けると、出し入れがぐんとラクになります。

収納グッズ向いている服注意点
収納ケース(引き出し式)Tシャツ、カットソー、パジャマなど詰め込みすぎると湿気がこもるので8割程度に
圧縮袋かさばる毛布、ダウン以外の厚手衣類ダウンやウールはふくらみが戻りにくくなることがあるので、洗濯表示や製品の注意書きを確認する
不織布の収納袋・カバーコート、ニット類通気性があるので、長期保管に向いている

ケースの側面に「夏・子ども・Tシャツ」などとラベルを貼っておくと、来年の衣替えで中身を探す手間が省けます。マスキングテープとペンがあればすぐにできますよ。

衣替えのタイミングでやっておきたいこと

服をすべて手に取る衣替えは、クローゼットを見直す絶好のチャンスです。ついでにやっておくと、次のシーズンの準備がスムーズになります。

子ども服のサイズアウトを確認する

子どもは半年で体が大きく変わることがあります。去年の秋冬服を出したら、しまい込む前に一度試着してもらいましょう。袖丈やズボンの丈が短くなっていないか、ウエストがきつくないかをチェックします。

サイズアウトしたものは、きょうだいや親戚に譲る、リサイクルショップやフリマアプリに出すなど、行き先を決めて別の袋に分けておくとスッキリします。足りない服が分かれば、必要な枚数だけ買い足せるので、ムダな出費も防げます。

着ない服の要不要を見直す

大人の服も、「このシーズン一度も着なかった服」は手放すかどうかを考えるタイミングです。迷ったときは、次の基準で判断すると決めやすくなります。

  • 毛玉や色あせ、首回りのヨレが目立つ
  • サイズや好みが合わなくなった
  • 似たような服をほかにも持っている

すぐに決められない服は「保留ボックス」を作って1シーズン様子を見るのも一つの方法です。次の衣替えでも出番がなければ、手放す判断がしやすくなります。

よくある質問

この記事に関してよく寄せられる質問をまとめました。

衣替えは10月1日ちょうどにしないといけませんか?

いいえ、家庭の衣替えに決まった日はありません。10月1日は制服の切り替え日として定着した目安なので、実際は最低気温が18℃を下回る日が続くかどうかを見て、前後させて大丈夫です。

春の衣替えはいつが目安ですか?

春は慣習上6月1日が目安とされています。ただ、秋と同じく気温で判断するのがおすすめで、日中の気温が上がり、長袖では汗ばむ日が増えてきた頃が入れ替えのタイミングです。

衣替えは一気にやったほうがいいですか?

一気に済ませる必要はありません。真夏専用の服から先にしまい、重ね着できる服から出していくなど、気温に合わせて段階的に進めるほうが体への負担も少なく、寒暖差のある時期にも対応しやすくなります。

クリーニングから戻った服はそのまましまっていいですか?

ビニールカバーは外してからしまうのがおすすめです。カバーをかけたままだと湿気がこもりやすいため、陰干しで風を通し、不織布のカバーなど通気性のあるものに替えてから収納しましょう。

まとめ|衣替えは「10月1日」を目安に気温を見ながら進めよう

秋の衣替えは、平安時代の宮中行事や明治以降の制服の決まりから「10月1日」が目安とされています。ただ、家庭で実際に入れ替えるなら、最低気温を見て判断するのがいちばん失敗しにくい方法です。

  • 慣習上の目安は10月1日、実際は最低気温18℃を下回る日が続いたら
  • 北海道は9月上旬ごろから、沖縄は本州より遅め・ゆるやかに
  • 真夏専用の服からしまい、重ね着できる服から出して段階的に進める
  • しまう前に洗濯・クリーニング、防虫剤と除湿剤で虫食い・カビ対策
  • 子ども服のサイズ確認と、着ない服の見直しも一緒に

まずは今週の週間予報で朝の気温をチェックし、使わなくなった夏小物を片づけるところから始めてみてください。少しずつ進めれば、今年の衣替えはきっと思っているよりラクに終わりますよ。

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この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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