アルミホイルで1か月もつ?【桃の保存方法】ネットの噂を八百屋が解説!

  • 2026年09月16日公開

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こんにちは、八百屋歴15年でヨムーノライターの青髪のテツです。

桃を買ったものの、食べる前にやわらかくなりすぎたり、傷んだりした経験はありませんか?
桃は少し押しただけでも傷がつきやすく、保存が難しい果物です。
SNSでは「桃をアルミホイルでぴったり包んで野菜室へ入れると、1か月長持ちする」という方法がたびたび話題になります。本当にそこまで保存できるのでしょうか。

そこで今回は、八百屋の立場からこの保存法を解説し、桃のおいしさを保ちやすい保存方法を紹介します。

アルミホイルで1か月は期待しないで!【桃の保存方法】

アルミホイルで桃を包むと、乾燥や冷気が直接当たるのを抑えられます。
そのため、何も包まずに冷蔵庫へ入れるより、状態を保ちやすくなる可能性はあります。

一方で、アルミホイルは桃の熟成そのものを完全に止める道具ではありません。

買った時点ですでに熟していたり、運搬中に小さな傷がついていたりすれば、包んでいても中では変化が進みます。

外から状態が見えにくくなるので、包んだ日を覚えておき、ときどき状態を確認することも大切です。

とはいえ、「アルミホイルで包めば、家庭の野菜室で1か月おいしく保存できる」とは言い切れません。
桃の熟し具合や品種、購入時の状態、冷蔵庫の温度によって日持ちは大きく変わります。

産地の案内でも、冷蔵保存の目安は約1週間とされる例があります。
1か月という長さだけを信じて放置すると、食べ頃を逃すおそれがあります。

 

出典:JAふくしま未来「桃の保存方法と日持ちは?常温・冷蔵・冷凍のコツをおさえて上手に保存しよう!」

かたい桃はすぐ冷蔵しないで

まだかたく、香りも弱い桃は、直射日光やエアコンの風が当たらない涼しい場所で追熟させます。

冷蔵庫へ入れると追熟が進みにくくなり、甘い香りややわらかさが十分に出ないままになることがあります。

桃の香りが強くなり、肩の部分に丸みが出てきたら食べ頃の目安です。
ただし、品種によって食べ頃のサインは異なるため、果皮の色や香りなども合わせて見極めましょう。

しかし中には、もともとかための食感を楽しむ品種もあります。
すべての桃が追熟によってとろけるようにやわらかくなるわけではないため、品種名や売り場の案内も確認してください。

また、手で何度も押すとその部分から傷むので、やわらかさを確かめるために強く触ることは控えましょう。

食べ頃になった桃は包んで野菜室へ

食べ頃になった桃をすぐに食べられないときは、次の方法で保存してください。

  1. 桃を1個ずつキッチンペーパーでやさしく包む
  2. ポリ袋や保存袋へ入れる
  3. 桃同士が重ならないように野菜室へ入れる
  4. できるだけ早く食べ切る

アルミホイルを使う場合も、桃を押さえつけるようにきつくは包まないでください。
完熟した桃はわずかな圧力でも傷みやすいため、包み方よりも丁寧に扱うことの方が大切です。

長く保存したいなら冷凍がおすすめ

1週間以内に食べ切れない場合は、冷蔵庫で粘るより冷凍保存がおすすめです。

桃を洗って水気を拭き、1個ずつラップで包んで冷凍用保存袋へ入れます。

冷凍すると生の桃と同じ食感には戻りませんが、半解凍にしてシャーベットのように食べたり、スムージーやソースに使ったりできます。

【桃の保存方法】アルミホイルは有効だけど1か月は厳しい

桃をアルミホイルで包む方法には、乾燥や冷気が直接当たるのを抑える意味があります。
ただし、それだけで1か月おいしく保存できるとは考えないでください。

かたい桃は涼しい室内で追熟させ、食べ頃になったら包んで野菜室へ移し、早めに食べ切るのが基本です。
長く保存したい場合は冷凍へ切り替えましょう。

画像素材:PIXTA

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野菜のプロ
青髪のテツ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

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