【漫画ヒトリポート(11)】キリマンジャロの現実!開始10分で嘔吐…佐々木舞さんを襲う「高山病」と極寒の"洗髪事件"

  • 2026年06月07日公開

夫「水道代の節約だから(笑)」お風呂場での【ありえない行動】に妻が悲鳴…!覗いた瞬間にゾッとした「恐怖の光景」とは?

こんにちは、約2年かけて1人で世界一周したヨムーノライターの佐々木舞です。

世界60カ国ほどを巡った中で特に印象に残った経験が、アフリカ大陸最高峰「キリマンジャロ」に登ったこと。しかも"人生初登山"で。

今回はキリマンジャロ登山2日間目のお話。この日は、登山日程の中で一番ハードだと言われているコースで、標高3,000mからスタートし、3,840mまで登ります。

人生初登山の佐々木舞は耐えられるのか!?

キリマンジャロ登山初日のお話はこちら!

お米に砂糖!?驚きの山ごはん

いきなりですが、私たちアジア人が最初から最後まで苦しめられたのが、朝ごはんの"ポリッジ"。登山において欠かせない食事で毎朝必ず食べなければなりません。

▲This is ポリッジ

いわゆるお粥なのですが、なんとお砂糖がたーっぷり使われています(時には牛乳も)。お米に……お粥に……お砂糖?お出汁やお塩じゃなくて……?

私が知っているお粥と違いすぎて、全然スプーンがすすまないんです。

そんな私たちを見た欧米人たちは決まって「アジア人なのにライスが嫌いなの?みんなライスを食べるんでしょ?なんで?」と不思議そうに聞いてきます。

違うの!ライスだけど!違うのよ!!!!私たちはごはんにお砂糖はかけないのよ!

※ポリッジは大豆やとうもろこし、雑穀の粉を使うものもありますが、この時はお米が使われていました。

美味しそうに食べる欧米人を横目に、頑張って流し込んで、登山スタート!

高山病、襲来

オウェェェェェェェエエエエ!!!

私は猛烈に吐いていた(よく見たら、ガイドさん、笑っとるやんけ!)。

登山からたった10分、だれより早く、高山病一番乗り。ちなみにマックスたちはこの通り、めちゃくちゃ元気。

くそぉ〜!!

頭が痛い。
目が開けられないくらい痛い。
お腹と胃が気持ち悪い。
目の前が揺れる。
耳鳴りがうるさい。

覚悟していたけど、高山病しんどい。

それでも容赦なく、こんな道が何時間も続きます。

登山二日目の朝にして、すでに登山を大後悔!雨も降ってるし、もうヤダ。

沸々と湧いてくる怒り……

おい、誰や……。

キリマンジャロは初心者でも登れるって言ったやつ誰や……。

「お金さえ出せば結構みんな登頂できるよ」って言ったやつ誰や……。

今日クリアしないといけない行程の半分程度の時点で、私はもう一言も話せなくなっていた。

途中、高山病対策で甘いものを無理やり頬張り、また歩き始める。

ガイドさんの名案(?)で笑い者に……

しばらく歩くと、雨が止んで徐々に雲が取れてきて、急に視界が眩しくなる。そうか、私たちはどんどん太陽に近づいているんだもんね。

空を見たガイドさんが、私たちに「サングラスをかけるよう」に指示をする。

サングラスのチョイス、完全に間違えた。

たしか、スペインを旅しているときに変なテンションになって買ったやつ。

周りから笑われ、指さされながら歩くこと15分……。

雲の上にいた

私は気付いた。雨が止んだんじゃない。

雲の上に来たんだ。

今回が初めての登山になる私にとって、歩いて雲よりも高いところに来るのももちろん初めて。

そして、ずっと雲に隠れていたキリマンジャロも姿を見せてくれた。

反対側には雲海。

自分がこんな場所に立っていることが信じられなかった。

キリマンジャロには初心者ルートが二つあるんです。今回は、過酷だけど美しい景色がみられるマチャメルートにしたのですが、大正解。全ての疲れが吹っ飛びました。

今日は、標高3,840m、雲の上でキャンプです!

「お風呂なし」は想定内だったのに……!事件勃発

雲の上ですから当然、お風呂も温かいお湯もありません。

しかしこの日、綺麗好きのジャスティンが「髪を洗いたい」とガイドさんに訴え始めます。

ガイドさんは言う。『気持ちは分かるが、かなり寒いぞ。それでもいいのか?』。

ジャスティンは間髪入れずに返事をする「もちろん!早く洗いたい!これはベリーーーインポータント(訳:極めて重要)だ!」。

……すげーな。ジャスティン。満身創痍の極寒の中、とんでもない綺麗好きさんだ。私なら絶対無理。

感心しながらジャスティンを見つめていると目があった。

ジャスティンは私の目を見ながら何故か頷いた。

(待て待て待て待て。待って。……今、なんて?)

ジャスティン「彼女はレディーだよ。男の僕だって気持ち悪いのに。洗いたいに決まってる!ねえ舞?」

(え、いや、無理……。でもジャスティン、めちゃこっち見てる。笑顔だ。どうしよう、絶対水も冷たいよね、ドライヤーもないよね)

舞「も……もちろん!」

目の前に、キンキンに冷えた山水が運ばれてくる。

女に二言はねえ!

ジャスティン(世の男性)が持つ女性のイメージ、守らせていただきます!

※石鹸は山で使って良いもの、水はほんのわずかしか使用しません。

………うおおおおおおおお!!!!!

当然、極寒の中、自然乾燥。

その結果、バッチリ風邪ひきました。

ジャスティンだけがね!

私、強っ!たくましっ!

おまけコーナー:登山メンバーの小さな裏話

ここでは、一緒にキリマンジャロを登った仲間たちの“武勇伝”をこっそりご紹介。みんなキャラが濃すぎて、山よりクセが強い!?でも、だからこそ最高のチームでした。

今回は、優しいお兄さんの……。

No.2「ジェームス(33歳・鉄鋼製造業)」

優しくてロマンチスト♡

日本語に熱心で「お母さん、お姉さんは"お"をつけて良いのに、なぜ、お先生や、お舞さんは間違いなの?」など、日本人の私でもうまく説明できない質問をバンバンしてくる。ヒィイ!

次回、地獄の高山病で“鼻血と涙”が止まらない佐々木舞に、仲間が放った「神すぎる一言」とは……!?【続きをお楽しみに!】

イラスト:きびのあやとら

この記事を書いた人
週3回以上100均を巡るwebライター
佐々木舞

週3回以上100均で宝探しをしています。「お得に、だけど我慢しない豊かで快適な暮らし」をモットーに工夫しながら毎日を過ごす元TVリポーターのwebライター。趣味はグルメと海外旅行、特技はコスパ最高アイテムを見つけるコト!そんな私が見つけた素敵なモノをご紹介します♪

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