ハズレなし!卸売商社が教える「スーパー寿司」選びのコツと時間が経っても旨い保存法

  • 2026年01月29日公開

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こんにちは!ヨムーノライターのたすくです!

スーパーのお寿司をワンランク上の美味しさで楽しむために、水産卸売のプロが教える「選び方の極意」をご紹介。
作りたてのパックを見極める方法から、ネタとシャリの黄金バランス、さらに意外と知らない「冷凍ネタ」の真実まで詳しく解説します。

万が一残ってしまった時の正しい保存方法や、翌日も美味しく食べるためのアレンジ術も必見。今日から使える目利き術で、家庭の食卓をさらに贅沢に彩りましょう。

水産卸売のプロが教える「お寿司選び」3つのコツ

スーパーの惣菜コーナーで、より美味しい一皿を手に入れるためのポイントを整理しました。

① 「とにかく作りたて」が正義

お寿司は鮮度が命。時間が経つと、シャリは硬くなり、ネタからはドリップ(汁)が出て風味を損ないます。

割引シールに惑わされない:お得感はありますが、美味しさを最優先するなら、値引きされる前の「作りたてパック」を選ぶのがベストです。

② 「ネタとシャリのバランス」が味を左右する

「ネタが大きければ大きいほど良い」と思われがちですが、実はバランスが重要です。

ちょうどよいサイズ感:ネタが小さすぎるとシャリの味が勝ちすぎ、大きすぎるとネタの味だけで「お寿司」としての調和が崩れてしまいます。

適度な厚み:シャリを優しく包み込むような、程よいサイズのものを選びましょう。

③ ネタの種類で「鮮魚」か「冷凍」かを見極める

現在の冷凍技術は非常に高く、冷凍ネタだからといって一概に美味しくないわけではありません。

マグロは冷凍でOK:安定供給が難しいため、多くは高品質な冷凍ネタです。色艶が良く、筋が少ないものを選びましょう。

生魚系は鮮魚狙い:タイ、アジ、イワシ、サーモンなどは、冷凍より鮮魚ネタを使っているパックの方が風味が豊かです。

余っても諦めない!「翌日も美味しく」保存&復活術

どうしても食べきれなかった場合の、プロ推奨・保存と温め直しのステップです。

正しい保存方法(消費期限内に限る)

分ける:ネタとシャリを別々にします。

包む:シャリは1つずつラップで包んで乾燥を防ぎます。

漬ける:生魚のネタは「醤油:酒:みりん=1:1:1」のタレに漬けて「漬け(づけ)」にします。

復活!温め直しのコツ

シャリだけレンジへ:冷蔵庫で硬くなったシャリを、電子レンジで10秒ずつ様子を見ながら「人肌」程度に温めます。

ネタを戻す:漬けにしたネタの水分を軽く拭き取り、温まったシャリに乗せれば、翌日でも美味しくいただけます。

プロ流:おすすめの味変・アレンジ

「お寿司をアレンジするなら、シンプルに」

手軽に食べられるのがお寿司の良さ。凝りすぎず、素材を活かした楽しみ方が推奨されています。

刺身醤油にこだわる

付属の醤油ではなく、市販の「刺身醤油」や「煮切り醤油」を用意するだけで、味が劇的に格上げされます。

お茶漬けアレンジ

漬けにしたネタとシャリに、熱い出汁をかけて「だし茶漬け」に。ワサビを添えれば、夜食にも最高の一品です。

水産流通の卸売商社が教える「スーパーのお寿司はこの選び方で!」

今回、「スーパーのお寿司"おすすめの選び方"」を教えてくれたのは、広島県福山市地方卸売市場内にある株式会社クラハシさん!

魚市場を運営する「市場事業」のほか、水産加工品・冷凍食品などを総合的に取り扱う「商事事業」の2つの柱に展開する、総合卸売商社です。

株式会社クラハシの公式サイトはこちら!

コツ①「とにかく作りたてのものが◎」

クラハシ担当者:お寿司は鮮度が命です。何よりもまず「作りたてのパック」を選ぶことがベストです。

時間が経つことで、シャリは硬くなり、ネタは乾き、ネタからにじんだドリップがシャリに移ってしまいます。
お寿司パックを選ぶ際は、できるだけ作りたてで、時間が経っていないものを選ぶのがおすすめです。

割引シールが貼られたお寿司パックは確かにお得ですが、鮮度を考えると「安くなるのには理由がある」と納得できますよね。

ヨムーノライター たすく:できたてが一番おいしいのはお寿司も一緒。割引シールのお寿司パックも好きなのですが、そう考えると悩ましいですね......!

コツ②「ネタは大きすぎず、小さすぎずが◎」

クラハシ担当者:ネタのサイズも重要です。ネタは必ずしも大きければよい、というわけではないのです。大きすぎず小さすぎず、ちょうどよいサイズであることが大切です。

安価なお寿司は、ネタのサイズがシャリとほぼ同じで、シャリの上にちょこんとのっかっているものが多い傾向にあります。こうした寿司は、シャリや薬味の味が強くなりすぎて、食材の風味が失せてしまいがち。

一方で”大ネタ”という売り出しで、シャリの何倍もある大きなサイズのネタをのせているものもあります。しかし、ネタが大きすぎると、今度はネタの味が強すぎてしまい、寿司である意味がなくなる場合もあります。

いずれにしても、ネタとシャリのバランスが適度なものをお好みで選ぶと良いでしょう。

ヨムーノライター たすく:すみません!"ネタは大きければ大きいほど美味しい"と勘違いしていました......!ネタとシャリのバランスが大切だったとは、なるほど勉強になります。

コツ③「ネタが冷凍かどうかは実は関係なし」

クラハシ担当者:ちょっと意外かもしれませんが、寿司ネタが冷凍かどうかは実はあまり関係ありません。

スーパーの惣菜コーナーで販売されているお寿司のネタは、基本的に冷凍流通しているものです。

近年は冷凍技術や物流が発達しているため、冷凍ネタだからといっておいしくないわけではありません。

しかし、いわゆる生魚系(タイ、アジ、イワシ、サーモンなど)のネタは、冷凍だと風味が落ちてしまいます。これらのお寿司に限っては、できれば鮮魚ネタを使っているものが良いでしょう。

お寿司ネタで人気のマグロは、生鮮での供給は難しいので冷凍ネタを使用している場合がほとんどです。
できるだけ色艶が良く、筋の少ないものを選ぶと良いでしょう。

ヨムーノライター たすく:お寿司のネタによって冷凍か鮮魚かでおいしさに違いがあるのですね。これも、鮮魚ネタの方がおいしいと思っていました。

選び方と合わせて知りたい!スーパーお寿司パック「正しい保存方法」は?

ヨムーノライター たすく:スーパーでお寿司を買う時、つい買いすぎてしまったり食べきれなかったりすることもありますよね。そういう場合のおすすめ保存方法や食べ方はありますか?

クラハシ担当者:できるだけ早く食べきるのが理想ですが、もし残ってしまった場合は、次の方法を試してみてください。ただし、記載されている消費期限を超えてしまう場合は速やかに廃棄しましょう。

■(消費期限内)数時間後にまた食べる場合

数時間後に食べる場合は、必ず寿司パックを冷蔵保管してください。

冷蔵保存のやり方

  1. ネタとシャリを別にする(シャリにドリップが付着している場合は、できるだけ除去しておく)
  2. シャリはひとつずつラップして、冷蔵庫へ入れる
  3. 生魚ネタはたれ漬けにして冷蔵庫で保管する
  4. 穴子、鰻、玉子などはラップして冷蔵庫で保管する

たれの作り方

クラハシ担当者:ネタにしっかりとたれをつけることが必要ですので、少なくともネタと同じ分量のたれをご用意下さい。味付けは醤油:酒:みりん=1:1:1が基本ですが、お好みでアレンジして下さい。

甘めがお好みなら

みりんを増やしたり、醤油を控えめにしたり、砂糖を加えても良いそう。

辛めがお好みなら

辛子やワサビをあらかじめ加えても結構です。

クラハシ担当者:私のおすすめは、ネタ10切れ程度で醤油3:酒1:みりん1~2ですかね。そこにワサビを1カケラいれるとより殺菌効果があり、翌日お茶漬けにしてもよく合います。


ヨムーノライター たすく:お茶漬けにして食べるのもまたいいですね!これは試したいです。

冷蔵庫から取り出して食べるとき

  1. シャリは電子レンジで人肌の温度まで加熱する(10秒単位で細かくチェックしながら)
  2. 漬けにしたネタは水気を拭きとって、温めたシャリに戻す
  3. 穴子、鰻、玉子などはお好みの温度になるまで電子レンジで温める(10秒単位で細かくチェックしながら)
  4. シャリにネタを戻す(お好みでワサビを添える)

こうすることで、食べきれなかったお寿司も比較的おいしく食べることができます。

※パックに記載のある消費期限は必ず守りましょう。

選び方と合わせて知りたい!醤油以外の「調味料やアレンジ方法」は?

クラハシ担当者:調味料はやはり、醤油に勝るものはなさそうですね。

ただ、普通の醤油ではなく、刺身醤油や煮切醤油などをご用意いただくとよいでしょう。
量販店によっては「お寿司用の醤油」を販売しているところもあります。

クラハシ担当者:もしお寿司をアレンジするなら、なるべくそのまま活用できる方法がよいでしょう。

アレンジし過ぎると「手軽に食べられるお寿司」という本質から逸れてしまうので、具沢山のチラシ寿司や巻き寿司など、シャリやネタをそのまま使えるかんたんなものが良いと思われます。

その他では、チラシ寿司にだし汁をかけてお茶漬けのようにして食べても良いですし、巻き寿司であればお好みで、カンピョウやキュウリなどの具材を追加しても良いでしょう。

【おいしいスーパーのお寿司の選び方】やはり鮮度が命だった!

今回の記事では、魚市場を運営する水産流通の卸売商社「株式会社クラハシ」さんに「スーパーのお寿司"おすすめの選び方"」について解説していただきました!

「なるべく作りたてのもの」「ネタとシャリのバランスがよいもの」がスーパーのお寿司選びのポイントですね。
やはりお寿司は”鮮度が命”であることがよく分かりました♪
ぜひスーパーでお寿司パックを選ぶ際に参考にしてみてくださいね!

クラハシさんの公式YouTubeチャンネルも面白いよ!

株式会社クラハシのYouTubeチャンネル『株式会社クラハシ【公式】』には、瀬戸内海で獲れるお魚を中心に食欲そそられるレシピや、捌き方がたくさん!

ぜひのぞいてみてくださいね。

この記事を書いた人
Webライター
たすく

会社員とWebライターを両立させる「たすく」です。ヨムーノでは、毎日の中で見つけた「生活を楽しむネタ」を皆さんと共有できたら嬉しいと思ってます(^^)/仕事は常に”楽しみながら面白く”を心がけています。どこまででも取材に行くフットワークの軽さが自慢です。お仕事依頼のメール募集中です!tasukusan1984@yahoo.co.jp

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