【せっかくだから泊まっていきなさい】→無理です…「だったら交通費出してほしい(泣)!」約4割が“帰省しない”年末年始の本音
- 2025年12月25日公開
こんにちは!ヨムーノ編集部です。
ヨムーノメイト(ヨムーノ公式インスタグラマー)を中心とした、30〜59歳の子どもがいる既婚女性158名を対象に「年末年始の帰省」に関するアンケート調査を2025年12月に実施しました。
調査概要
- 調査名:年末年始の帰省に関するアンケート
- 調査手法:インターネットによるアンケート調査
- 調査期間:2025年12月3日~12月10日
- 調査対象:「ヨムーノメイト(ヨムーノ公式インスタグラマー)」を中心とした、30〜59歳の子どもがいる既婚女性165名
4割弱が「帰省する予定はない」!年末年始は“自宅派”が急増中?

Q1:2025年から2026年にかけての年末年始は、宿泊を伴う、もしくは日帰りで、帰省する予定はありますか?(n=158)
実家・義実家ともに「どちらにも帰省する予定はない」という方が最も多く、37.3%という結果となりました。
昨年、同様の調査をした際も、「どちらにも帰省する予定はない」が29.7%で最多でした。今年は昨年と比べ7.6%増加しており、帰省しない選択をする方が増えていることがうかがえます。
次いで「実家・義実家ともに帰省する予定(どちらも日帰り)」という方が17.7%、「実家のみに帰省する予定(宿泊を伴う)」が9.5%。全体の62.7%が帰省することがわかりました。
また宿泊・日帰りを含めて「実家に帰省する」方が55.7%、「義実家に帰省する」方が44.3%と、義実家よりも実家への帰省をする方が多いことがわかりました。
2024年-2025年「ヨムーノ【年末年始の帰省】に関する実態調査」
「帰省する予定がない」理由は?(アンケートの声より)
・降雪が多く、交通の便が大変なところなので、冬は避けて帰省しているため(40歳)
・義実家から、「迎え入れる準備が間に合わない」と言われたため(38歳)
・子どもの受験があるため、今年は帰省しない(40歳)
天候や子どもの予定などを踏まえ、無理をしない選択をしている家庭が増えているのかもしれません。(ヨムーノ編集部)
帰省にかかるお金、1万円〜3万円が最多!意外と重い“帰省コスト”

Q2:交通費・宿泊費・お土産代・食費などを含め、1回の帰省にかかる予算は、いくらくらいですか?(n=100)
ご家族と一緒に帰省する場合は、家族全体の予算を教えてください。実家・義実家への帰省でかかる金額が違う場合は、それぞれより多い方をご記入ください。
※Q1で『どちらにも帰省する予定はない』以外を選択した方に聞きました。
「10,000円~29,999円」が20.0%で最も多く、次いで「1,000円~2,999円(13.0%)」「5,000円~6,999円(11.0%)」「30,000円~49,999円(10.0%)」という結果でした。
一方で、「10万円以上」と回答した人も合計8.0%おり、帰省先が遠方の家庭や大家族での移動など、費用負担が大きいケースも見られます。
最多は1万円~3万円とはいえ、年末年始の出費が重なる時期にとっては、決して小さな金額ではないですよね。帰省先や家族構成によっては、毎年の負担として悩ましく感じている家庭も多そうです。(ヨムーノ編集部)
義実家への帰省は約4割が「楽しみ」派。一方、約3人に1人が「気が重い」!

Q3: 義実家への帰省は楽しみですか?最も当てはまる選択肢をお選びください。(n=71)
※Q1でいずれかの『義実家に帰省する予定』を選択した方に聞きました。
「とても楽しみ」が16.9%、「どちらかというと楽しみ」が26.8%。合わせると43.7%が義実家への帰省を楽しみにしていることが分かりました。
反対に「どちらかというと気が重い」が16.9%、「とても気が重い」が14.0%という結果に。合計30.9%と、約3人に1人が義実家への帰省は「気が重い」と感じていました。
義実家への帰省…「気が重い」理由(アンケートの声より)

・義両親に気をつかうのと、旅費がかなりかかるため(39歳)
・自分の分からない地元話が多く、気を遣うため(59歳)
・家が狭く泊まるスペースがないのに、泊まらせたがる。その割に交通費をくれないから(42歳)
気遣いや金銭的な負担など、ちょっとしたことの積み重ねが、心理的なハードルにつながっているのかもしれませんね……。(ヨムーノ編集部)
義実家への帰省、楽しみは「特になし」…実家との温度差が浮き彫りに

Q4:実家・義実家への帰省で、それぞれ楽しみなことは何ですか?今年帰省しない場合は、過去の帰省で楽しみだったことを教えてください。(※複数選択)(n=158)
実家への帰省で楽しみなことは、「家族に会える」と回答した方が51.3%で最も多く、「子ども(孫)の成長を見せられる」が43.0%、「ゆっくり休める」が37.3%と続きました。
一方で、義実家への帰省で楽しみなことは「特になし」と回答した方が42.4%で最も多く、実家への帰省との温度差が浮き彫りとなる結果でした。
次いで「子ども(孫)の成長を見せられる」と回答した方が27.8%、「名産品や普段は食べないものが食べられる」が15.8%でした。
義実家への帰省では、楽しみを見つけるのが難しいと感じる方も多いようです。共通で楽しめる遊びや時間があるだけでも、過ごしやすさは変わるのかもしれません。(ヨムーノ編集部)
「義両親との会話」は約3割が“ちょっとしんどい”と思っている!手土産やお年玉も負担に

Q5:年末年始の帰省で、「正直、ちょっとしんどい」と思うことはありますか?今年帰省しない場合は、過去に帰省した際に「正直、ちょっとしんどい」と思ったことをお選びください。(※複数選択)(n=158)
「義両親との会話がしんどい」と感じている方が29.7%と最も多い結果でした。
さらに「手土産などの準備(25.3%)」「お年玉やお歳暮・お年賀の準備(22.2%)」が続き、実家・義実家での“気遣い”や“準備・対応”に疲れている方が多いという実情が浮き彫りになりました。
正直、ちょっとしんどい「帰省の本音」一部抜粋(アンケートの声より)

・毎回、常に洗い物をすることになっている……(43歳)
・親族の子どもが多く、みんな集まるため、お年玉を準備するのもあげるのも大変!(42歳)
・身内と言えど、礼儀はしっかりしておかないといけないと思っているので、気を遣って心が疲れる(44歳)
・とても寒い地域なのですが、「寝ている間は布団に入っているから暖房消すわね」と言われ、子どもは寝相悪く布団からはみ出るので、風邪を引くのではと心配になってしまう(40歳)
毎回洗い物担当になってしまうという、切ないお声も。「洗い物をしに帰省してるんじゃないのに!」ですね……。義実家での会話や負担感が滞在日数を短くしたり、日帰りを選んだりする判断につながっているのかもしれません。(ヨムーノ編集部)
ヨムーノ編集部が選んだ、帰省でこぼれた「超・本音ワード」
アンケートの自由回答には、数字や選択肢だけでは見えてこない、かなりリアルな言葉も多く寄せられていました。
そこで今回は、寄せられた声の中から、ヨムーノ編集部が「これは本音すぎる……!」と感じた言葉をピックアップ。
思わずドキッとするものもありますが、多くの人が心のどこかで感じている現実でもありそうです。

読んで考えさせられるような、家族への率直な声も見られました。家族だからこそ言えない本音がにじんでいますね。(ヨムーノ編集部)

思わずホロリときてしまうような、やさしい言葉も。形式や距離よりも、「会いたい」という気持ちが伝わってくる声が印象的でした。(ヨムーノ編集部)
帰省は「日帰りが限界」!“1泊すらキツい”本音とは?

Q6:実家・義実家への年末年始の帰省は、何泊が限界だと思いますか?(n=158)
ともに「日帰り」が限界と回答した方が最も多く、実家の場合は34.8%、義実家では51.3%と半数を超えました。
さらに、「1泊」までを含めると実家は54.4%、義実家は64.6%と、どちらも過半数でした。それでもやはり義実家の方が短期間で済ませたいと考える方は多い傾向にあります。
またその理由を聞くと、下記のように両親・義両親の手間や体力を考えて、少ない日数の帰省が現実的だと考えている方も多いようです。
“1泊すらキツい”本音とは?一部抜粋(アンケートの声より)

・子どもが3人いるので、泊まるにもお互い準備が大変。当日夕方には帰るスタイルがちょうど良い(39歳)
・自宅から近いので、あえて泊まる理由もないから(34歳)
・実家も義実家も、良い距離感が大切だと思うから1泊で充分(37歳)
・両親が年配なので、体調的にも無理をさせたくないため(40歳)
長く泊まることよりも、程よい距離感で会うことを選ぶ家庭が増えている印象です。自分たちだけでなく、迎える側の負担や体調まで考えた結果として、日帰りや1泊を選んでいる人も多いようです。(ヨムーノ編集部)
夫婦別々の「セパレート帰省」、6割が前向きな姿勢

Q7:昨今、「セパレート帰省」が話題ですが、年末年始にセパレート帰省をしたことはありますか?(n=158)
※ここでは「セパレート帰省」は、夫婦一緒に帰省せず、それぞれ自分の実家へ別々に帰省するスタイルのことを言います。
夫婦が別々に実家へ帰省する「セパレート帰省」については、「今年の年末年始は『セパレート帰省』する予定」という方が12.0%。
「今年は『セパレート帰省』する予定はないが、今までにしたことがある」と回答した14.6%と合わせると、約4人に1人が実際に「セパレート帰省」を実行していることが分かりました。
さらに、「今まで『セパレート帰省』したことはないが、してみたいと思う(37.3%)」を含めると、63.9%が「セパレート帰省」に前向きな姿勢を示すという結果に。家族の在り方の多様化が、帰省スタイルにも表れているようです。
「セパレート帰省」経験者に聞く、その理由は?(アンケートの声より)

・家に愛犬を残すことになるため、交互に帰省して残った方は犬と過ごします(40歳)
・親が年をとって、子ども(孫)たちも毎回ついてこなくなったため、それぞれがそれぞれの親の面倒を見に行っています(47歳)
・それぞれの親と、気兼ねなく過ごせる時間になるので(36歳)
セパレート帰省を選ぶ理由はさまざまで、「それぞれの親と向き合う時間を大切にしたい」「家族全体の負担を減らしたい」といった前向きな声が目立ちました。帰省の形も、家庭ごとに柔軟に選ばれる時代になってきているようです。(ヨムーノ編集部)
【まとめ】年末年始の帰省は、“我慢”から“選択”へ!?
今回の調査では、帰省に対する価値観が大きく変わりつつあることが明らかになりました。
かつては「義実家に夫婦で帰省して長く滞在するのが礼儀」とされていた時代から、「自分たちにとって無理のないスタイルを選ぶ」時代へと、移行しているようです。
今後は、「セパレート帰省」や「帰省しない」という選択がさらに浸透し、年末年始も自分たちらしい過ごし方を大切にする家庭が増えていくのではないでしょうか。
※一部AI生成画像を使用しています。 ※本記事のコメントは、編集部メンバーやヨムーノメイトが体験した実話です。編集部がヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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