「この口グセ、やめて!」←一生お金が貯まりません!【お金持ち取材のプロが断言】“その真実”に思わずゾクリ
- 2025年11月16日公開
こんにちは。 生活情報誌を中心にこれまで20年以上、家計のやりくりの取材をしてきたライターの村越克子です。
毎日バタバタで1日を回していくのがやっと。時間に追われて、落ち着いて考えることができない。だから、お金が貯まらない……という“忙しい→貯まらない→忙しい”の負のループにハマッていませんか?
20年以上、お金を貯めている人、なかなか貯まらない人を取材させていただいた経験から実感するのは、「忙しい!」と言っている人ほど、お金も貯まっていないということ。
さて、その理由(ワケ)とは?
時間管理とお金管理には共通点がある
この2つの大きな共通点は、「決められた範囲内」でやりくりすることにあります。
1日24時間は、誰も変えることはできません。24時間という決められた時間内で、やるべきことや、やりたいことを、実際にやれている人が、時間管理が上手な人。
同じように、家計収入も残業代や特別収入などで多少の増減はありますが、毎月、ほぼ決まっています。決まった収入内で住居費、水道光熱費、食費……などを支払い、さらに貯蓄を確保できる人が、お金管理の上手な人です。
決められた範囲内でオーバーしないように、自分なりに工夫して、やりくりできる人ということですね。
やらなくていい家事はパスして時間を作り出す
1日24時間を変えられないなら、やることの優先順位を決めて、優先順位の低いことはやらないというのが、時間やりくりのひとつです。
優先順位が低いこととは、時間をとる割には、成果の実感が薄い家事。タイムパフォーマンス=タイパの悪い家事ということですね。
たとえば、洗濯した下着はたたまずに人別に引き出しにポイッ!と入れるだけ、洗濯の手間をなくすために玄関マット・トイレマット・キッチンマットなどマット類を敷かない、掃除を簡単にするために物を飾らない、献立を考えるのが面倒だから1週間の献立をパターン化する……など。
やらなくてもいい家事、やめても大して影響が出ない家事は思い切って手放して、時間のゆとりをつくれば、お金のことをじっくり考える時間とココロの余裕が生まれます。
時間を逆算して、余裕を持つ
約束の時間に現地に着くために、家を何時に出るか? その時間に家を出るためには、何時までに家事と身支度を終わらせる必要があるか?……など、時間を逆算すれば、出かけ間際にバタバタしません。雨の予報だったのに折り畳み傘を持ち忘れて、コンビニでビニール傘を買うという、余計な出費も避けられます。
お金管理も同じ。1カ月の収支を合わせるというゴールから逆算して、計画的にお金を使うことで、赤字を回避して、貯蓄を守ることができます。
休む時間を大切にする
自分を休ませてあげること、自分を大切にすることは、実は、時間管理にもお金管理にも大事なことなのです。
「忙しい!」が口グセになっている人は、いったん、立ち止まってみる。「止まっているヒマなんかない!」と思うかもしれませんが、とにかく止まって、自分のカラダと頭とココロを休ませましょう。
時間とお金の使い方を見直すには、自分を休ませてあげる時間を大切にすることが大事。一見、関連性がないように思えますが、貯めている人は、家族だけではなく、自分自身も大切にしています。
まとめ

時間管理とお金管理には共通点があります。時間とお金にゆとりがうまれるコツをぜひ試してみてください。
雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多く手がける。1級FP技能士。『貯められない人の家計管理』(朝日新聞出版)の編集・執筆など。
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