「え、なんで?」敬老の日に、義母へプレゼントを渡した瞬間→"想定外の空気"が流れたワケ【「敬老の日」主婦168人アンケート】

  • 2025年09月10日公開

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こんにちは!ヨムーノ編集部です。

今回、ヨムーノメイト(ヨムーノ公式インスタグラマー)を始めとした、子どもがいる25〜65歳の既婚女性168名を対象に「敬老の日」に関するアンケート調査を実施しました。

敬老の日にまつわる“モヤモヤ体験”も、最後にあわせてご紹介します。皆さんも思わずうなずいてしまうようなエピソードが見つかるかもしれません。

調査概要

  • 調査名 :敬老の日に関するアンケート
  • 調査手法:インターネットによるアンケート調査
  • 調査期間:2025年8月6日~8月13日
  • 調査対象:「ヨムーノメイト(ヨムーノ公式インスタグラマー)」を中心とした、25〜65歳の、子どものいる既婚女性168名

敬老の日に「何もしない」が最多!?毎年祝う方はたったの”4人に1人”

毎年「敬老の日」に、年上の方に向けて、連絡を取ったり、贈り物やイベントごと(外食や旅行など)などをしたりしますか?(n=168)

敬老の日に、「毎年、連絡や贈り物、イベントなど、何かしらしている」と回答した方はわずか25.0%にとどまりました。

一方で、今までに「何かしたことはない」という方が35.8%と最も多い結果に。「以前は何かしていたが、今は何もしていない」と回答した方と合わせると、半数以上が現状「敬老の日に何もしていない」ということが分かりました。

「敬老の日」は国民の祝日ではありますが、必ずしも家庭行事として定着しているとは言いがたい状況のようです。

「今日って何の祝日?」『敬老の日だよ』「あ〜」ヨムーノ編集部でもそんな会話が出るくらい、敬老の日はあまり強い印象を持たれていない祝日でした。(ヨムーノ編集部)

敬老の日に贈る相手は「実母」「実父」「義母」、“親世代”に贈る方が多数派

Q2 今年の敬老の日に、何かする・何か贈る予定の相手は誰ですか?全てお選びください。(n=75)

※Q1.で『毎年、連絡や贈り物、イベントごとなど、何かしらしている』『年によって、したりしなかったりする』いずれかを選択した方に聞きました(複数選択)

敬老の日に贈り物や連絡をする相手として最も多かったのは、「実母(49.3%)」、「実父(48.0%)」、「義母(48.0%)」の親世代でした。

一方、「実祖父母」「義祖父母」など、本人から見た“祖父母”に贈る方は1〜2割程度にとどまっています。

調査対象が25〜65歳の子どもがいる女性であることを踏まえると、「自分の親=自分の子にとっての祖父母」に対して感謝を伝えるケースが多く、“祖父母を祝う日”というより“親への感謝を伝える日”として敬老の日を実践している方が多いようです。

編集部からは「自分や夫の両親は“父と母”として見ているので、なかなか“老いている”という感覚が持てない」という意見もありました。きっと同じように感じる方も多いのではないでしょうか。(ヨムーノ編集部)

贈り物は“グルメ”が強し!?義実家には「花や雑貨」で気をつかう傾向も

Q3 今年の敬老の日は、具体的に何をする・贈る予定ですか?当てはまるものをすべてお選びください。

(※「実の家族」については、Q2.で『実母』『実父』『実祖母』『実祖父』いずれかを選択した方(n=56)に、「義理の家族」についてはQ2.で『義母』『義父』『義祖母』『義祖父』いずれかを選択した方(n=46)に聞きました。複数選択)

実の家族への贈り物として最も多かったのは「食べ物・飲み物」で、53.6%と半数以上がグルメを選んでいることが分かりました。義理の家族へ「食べ物・飲み物」を贈る方は39.1%と2番目に多い結果でした。

義理の家族への贈り物としては、実の家族よりも気を遣う相手のためか、「花・フラワーギフトやファッション小物(47.8%)」といった、失敗しにくく失礼のない定番ギフトが最も多く選ばれていました。

全体的に、食事をしたり出かけたりなど「一緒に時間を過ごす」よりも、「ものを贈る」方が多い点から、時間や距離の問題、もしくは対面での気遣いを避けた簡潔なスタイルが好まれていると考えられます。

敬老の日の贈り物・イベントで、今まで特に喜ばれたものは?(アンケートの声より)

  • いつも食べに行かないフレンチ料理を食べに行くと喜んでくれました(50歳)
  • 毎年、ひ孫が小さなブーケを渡すのを喜んでくれていて、それが毎年恒例になっています(43歳)
  • 両親が食べたいと言っていたお店を予約したり、食べたいと言う食材で料理を振る舞った時は特に喜んでいました(55歳)

食べ物やフラワーギフトのように、相手に負担をかけずに喜ばれる定番が選ばれているのは納得です。(ヨムーノ編集部)

予算の王道は「3,000円前後」!実家と義実家で見える“微妙な差”も

Q4 敬老の日の贈り物やイベントの1人あたりの予算を教えてください。それぞれ、最も近しい選択肢をお選びください。今年は何もしない予定の場合は、過去の予算の平均を教えてください。(n=108)

※Q1で『毎年、連絡や贈り物、イベントごとなど、何かしらしている』『年によって、したりしなかったりする』『以前は何かしていたが、今は何もしていない』いずれかを選択した方に聞きました。

敬老の日の贈り物やイベントにかける1人あたりの予算は、実の家族・義理の家族ともに「2,001円〜4,000円」が最多でした。

2,000〜6,000円の範囲が、全体の約6割を占めており、予算感は「ちょっとした贈り物」に適した金額帯といえそうです。

また、「0円(お金をかけない)」と回答した方は、実の家族へは10.2%、義理の家族へは14.8%でした。お金をかけずに感謝を伝えている家庭も一定数いることが分かります。

もしかしたら、父の日・母の日にしっかり予算をかけているぶん、敬老の日はあえて控えめにしているご家庭もあるのかもしれませんね。(ヨムーノ編集部)

敬老の日の幹事はやっぱり「妻」!?約6割が“自分で企画”している

Q5 敬老の日の贈り物やイベントについて、あなたの家庭では誰が主に企画することが多いですか?現在は何もしていないという場合は、過去の敬老の日についてご回答ください。最も近しい選択肢をお選びください。(n=108)

※Q1で『毎年、連絡や贈り物、イベントごとなど、何かしらしている』『年によって、したりしなかったりする』『以前は何かしていたが、今は何もしていない』いずれかを選択した方に聞きました。

敬老の日の贈り物やイベントについて、「自分(妻)」が企画するという方が、57.5%と過半数を超えました。「夫・パートナー」「夫婦で相談する」と回答した方はともに14.8%と少数派です。

敬老の日に「毎年、もしくは年によって何かしらしている」方のなかで、その相手に義理の家族を選んだ方は61.3%もおり、義理の家族に対する行事であっても妻が動くという構図が浮き彫りになりました。

義理のご両親の好みを一番知っているのは夫の方、というケースも少なくないはず。うまく協力し合えると、より気の利いた贈り物になりそうです。(ヨムーノ編集部)

敬老の日は「孫が生まれたら祝う」が最多!年齢よりも”家族の節目”が基準に

Q6 敬老の日は、何歳からお祝いするべきだと思いますか?最も近しい選択肢をお選びください。(n=168)

「何歳から敬老の日を祝うべきか」については、「年齢は関係なく、孫が生まれたら」と回答した方が19.6%と最多でした。

さらに、「年齢は関係なく、自身が結婚したら」と回答した方も合わせると23.2%と、約4人に1人が固定的な年齢を「敬老の日」を祝う基準にはしていないことが分かりました。

敬老の日に関する「あるある」「モヤモヤ」エピソード(アンケートの声より)

  • 毎年何を贈っていいか分からなくなってきて、最近はリクエスト形式にしています(40歳)
  • あまり意識したことはなく、節目でプレゼントなどしています(39歳)
  • 当時まだ40代だった義両親を、孫が生まれたからといって敬老の日に祝った際は抵抗がありました(51歳)
  • 忘れちゃったときのリカバリーとして、慌てて翌日に息子に電話させて、誤魔化したとこも……(41歳)

ヨムーノ編集部もヒヤリ!「モヤモヤ」エピソード

小学生の子どもを育てるヨムーノ編集部のママも、敬老の日にこんなことがありました。

70代の義母にちょっとしたプレゼントを渡したら「え、なんで?」と驚かれました。「あ、敬老の日……(超小声)」と答えた瞬間、ちょっと気まずい空気が流れました(笑)。

口にしてみて気づいたのですが、「敬老」って"年配扱い"っぽいワードで微妙な感じになりますよね。

敬老の日は「家族の節目」で祝う、「家庭ごとのスタイル」へ

今回の調査を通じて、敬老の日の祝い方に関する価値観は大きく多様化しており、「決まった形」ではなく、それぞれの家庭に合った方法で感謝を伝える傾向が強まっていることがわかりました。

かつては「60歳=還暦」「敬老の日=高齢者を祝う日」というイメージが一般的でしたが、現代では60代・70代でも「まだ高齢者扱いされたくない」と感じる方も少なくありません。

こうした意識の変化もあり、敬老の日は“年齢”という基準だけではなく、「孫が生まれた」「祖父母になった」など、家族の節目に応じて意識される日になっているようです。

今後も祝う対象や方法は家庭ごとに多様化していくと予想されます。金額や形式ではなく、“日頃の感謝を伝える機会”として敬老の日をどう活用するかが、さらに大切になっていくのかもしれません。

※一部AI生成画像を使用しています。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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