【梨は、そのまま食べないでーー!】これはアリよりのアリ!"プロの料理人"も大絶賛「これぞ斜め上の発想」旨い食べ方
- 2025年10月29日更新
こんにちは、おいしいものが食べたい一心で調理師免許まで取ってしまった男、ヨムーノライターのだいきです。
梨といえば、どんな食べ方を想像するでしょうか?
「そりゃ冷やして、パクッとに決まってるでしょ」と思いますよね。なんてったってデザート界の優等生。
しかし、その梨が「副菜として使います」と言われたら、どうでしょうか?
ちょっとポカーンとしませんか?
筆者も最初は「いやいや、和えものに梨って!」とツッコミを入れたくなりましたが、食べてみたら……意外にもアリ。
今回は、そんな梨を使った和えものレシピを紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
厚揚げと梨の夢の共演「厚揚げと梨のごま酢あえ」
料理研究家・後藤加寿子さんがNHK「きょうの料理」で紹介したレシピ「厚揚げと梨のごま酢あえ」は、「しっかり者の厚揚げ」と「マイペースな梨」が共演した和えもの。
厚揚げの濃い味を、梨の自然な甘さがふわっとやわらげてくれます。
ごまの香りと酢の爽やかさも合わさり、見た目以上に上品な一品。
「えっ、厚揚げと梨って本当に合うの?」
そんな疑問を抱きながら、早速作ってみました。
後藤加寿子さん「厚揚げと梨のごま酢あえ」のレシピ

材料(4人分)
- 厚揚げ...1枚
- 梨...1/2個
- ざくろの実(あれば)...適宜
- 酒...大さじ1
- 塩...2つまみ
【A】
- 練りごま(白)...大さじ2
- すりごま(白)...大さじ2
- だし...大さじ1と1/2
- 酢...大さじ1と1/2
- しょうゆ...小さじ1弱
(今回はざくろの実は見つからなかったので省きます)
作り方①材料を切る

厚揚げは厚みを半分に切ってから1cm幅に切ります。
梨は皮をむいて4等分にし、種を取っていちょう切りにします(ここで梨のおかずへの転職をサポート)。
作り方②あえ衣を作り、厚揚げを焼く

ボウルで【A】を混ぜ合わせておきます。

フライパンで厚揚げを乾煎りし、軽く水分が飛んだところに、酒、塩を加えてなじませます(くっつかないようにフッ素樹脂加工のフライパンの使用をおすすめします)。
火を止めて、粗熱をとります(厚揚げさん、休憩入ります)。
作り方③あえ衣にからませる

②のあえ衣に、梨と厚揚げを加え、さっと混ぜ合わせます。
器に盛りつけたら完成です。
あればざくろの実を飾りましょう(あったら絶対オシャレ)。
厚揚げがツンからデレに。梨の魔法

焼いて混ぜるだけなので、調味料さえ用意してしまえば、我が家の坊ちゃん(2歳)と一緒に作ってもいいなと思いました。
それくらい簡単です。
そして、気になっていた梨ですが、和えてしまえば存在感皆無。
もはや「エキストラ出演の通行人A」レベル。味噌汁の豆腐くらい自然です。
一口食べてみると……

「梨がまろやかにしてくれる……」
厚揚げだけで食べると、かなり濃いめの味付け。
これが意外や意外。
梨と食べると、まるで厚揚げの性格が“ツン”から“デレ”に変わったかのように、一気にまろやかになって、ちょうど良い味付けになります。
厚揚げのしょっぱさを梨の甘さが、包み込んでくれるみたいなイメージ。
これがギャップ萌えの真髄か。

味は「確かにごま和えって感じだな〜」と思いました。
しかし、思ったよりも酢は感じません。
酢が好きな方は、もう少し入れても良いのかなと思いました。
筆者はこれくらいでちょうど良かったです。
食べる前は「梨を入れる意味ってあるのかな?」と少し疑っていましたが、食べてみると、その疑問も一変。完全に"アリよりのアリ"まっしぐらです。
「梨、ありだな〜」と、あっさり心変わりしました。
シンプルに和えものとしておすすめ「厚揚げと梨のごま酢あえ」

この記事では、「厚揚げと梨のごま酢あえ」を食べてみた感想を紹介しました。
梨を和えものにして食べるという"やや斜め上"な驚きのレシピでしたが、蓋を開けてみると、めちゃくちゃ自然。
むしろ、普通です(褒め言葉です)。
それくらい違和感なく楽しめるので、シンプルに和えものが欲しい時に作るのもありですし、梨が余っちゃったな〜(←そんな時ある?)みたいな時にもおすすめです。
焼いて混ぜるだけで、簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
ホテルで4年間洋食を学び、介護施設の調理師として働いていました。脂っこい料理が大好物で、日々ダイエット中。自分も楽しみつつ、面白いレシピやアイディア、調理のコツなどを紹介していきます。
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