【お願い!「その洗い方」間違ってるかも!?】"洗剤メーカー"が直伝!「ダウンもニットも」家で洗う裏ワザ

  • 2025年06月01日公開

「ネットに入れるだけ」←もうやめてーー!"洗濯研究家"【ブラトップが「ヨレヨレ」しない】「無料裏ワザ」で長持ち!

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

6月1日は「衣替えの日」です。秋冬シーズンに活躍したお気に入りの衣類をきれいに保つために、クリーニングを利用したいけれど、クリーニング代が気になる方も多いのではないでしょうか?

今回は、ライオン株式会社が推奨する、お家のしまい洗いでも失敗しない、秋冬定番のニット類、ダウンジャケット、ダウンコートの洗い方のコツご紹介します。

冬物のしまい洗い、家でお洗濯したい方が91%!

ライオン株式会社が冬物のしまい洗いについて調査したところ、冬物のしまい洗いを家でしたいという方が91%という結果に。また、家でお洗濯をしたい代表的なアイテムを聞いたところ、「ニット・セーター」「ダヴンジャケット・ダウンコート」を選んだ方がそれぞれ30%以上いました。

家で洗いたいアイテム① 【ニット・セーター】の洗い方

STEP1:まずは自宅で洗えるか、洗濯表示をチェック

洗い始める前に、必ず洋服のタグにかかれている「洗濯表示」をチェックしましょう。
上の表にあるマークがついていたら、洗濯機、または手洗いで洗うことができます。

STEP2:虫食いを抑えるため、洗う前に汚れをしっかり落とす

何度も着た衣類はもちろん、1度しか着ていない衣類でも、そのまま収納せずに、お洗濯してから収納しましょう。

また脇の下やエリ・そでの気になる汚れには、おしゃれ着用洗剤(アクロンやさしさプレミアム)の原液を、黄ばみや食べこぼしには、液体酸素系漂白剤(ブライトSTRONG 漂白&抗菌ジェル)を直接塗ってからお洗濯しましょう。

※前処理をした場合は、すすぎ1回(以上)で設定をしましょう。

  • すすぎ0回推奨「アクロンやさしさプレミアム」(2025年4月9日発売)
  • シミ・ニオイを徹底除去「ブライトSTRONG 漂白&抗菌ジェル」

STEP3:たたんで「洗濯ネット」に入れる

「洗濯ネット」に入れると、他の衣類とからんだり、型くずれするのを防げます。

STEP4:「手洗いコース」「おしゃれ着コース」「ドライコース」など弱水流のコースで洗います

ニットのような伸縮性のある洋服は、標準コースで洗える表示であっても、型くずれを防止するため、弱水流のコースを選ぶのがおすすめです。

STEP5:すぐに取り出して、形を整えて干します

干す時にニットが伸びたり型くずれしたりしないように、以下のポイントをチェックしましょう。

  1. 干す前に、たたんでから両手でたたいて、シワを伸ばす
  2. 竿にかける場合は、袖がたれないように身頃といっしょにかける。ハンガーにかける時は、重さを分散させて干す

失敗しそうな「ロングカーディガン」「ニットワンピース」の干し方は?

秋冬に活躍した「ロングカーディガン」や「ニットワンピース」を洗濯したら、シルエットが変わってしまったことはありませんか?

丈の長いニットをそのままハンガーにかけて干すと、濡れた重みで伸びてしまうことがありますので要注意!

手のひらでたたくなどして形を整えてから日陰に平干ししましょう。平干しネットがない場合は、大きめのバスタオルを敷き、その上に平らに広げて干します。

もしくは、ハンガーを3本使ってM字干しします。その時、ハンガーにタオルを巻いておくと、すべり止めやハンガー跡の防止にもなります。

家で洗いたいアイテム② 【ダウンジャケット・ダウンコート】の洗い方

冬に大活躍のダウンジャケット&ダウンコート、実はおうちで洗濯できるものもあります。

上手に洗うポイントは、「洗濯表示のチェック」「おしゃれ着用洗剤を使う」「やさしく手洗い」「陰干し」の4つ。

ふっくら仕上げるためには、脱水後すばやく取り出し、肩を持って振りさばき、ある程度乾いたら、羽毛のかたまりをほぐしながら干すのがコツです。

STEP1:まずは「洗濯表示」の確認

まずは、家で洗えるかどうかを判断するため、「洗濯表示」を必ず確認し、洗えるか洗えないかの判断を行ってください。

「洗濯おけ」や「手洗い」の記号がついている場合は、家庭で洗えます。また従来の絵表示の場合は、「洗濯機マーク」や「手洗いマーク」がついていれば、家で水洗いできます。

ただし、フードについているファーは水洗いできないので、必ず取り外して別処理しましょう。

STEP2:前処理をしよう

洗う前にダウン全体を見て汚れが特にひどい部分があれば、手洗いを始める前に「前処理」をしましょう。

【前処理①】 汚れている部分をチェック

特に汚れやすいエリや袖口、ポケット口などを中心に、汚れている部分をチェックします。
また、前身ごろや肘の部分などにシミがついていないかもじっくり確認しましょう。

【前処理②】汚れが気になる場合は、薄めた洗剤液で前処理

洗面器などに水を入れ、おしゃれ着用洗剤(アクロンやさしさプレミアム)を適量加えて、洗剤液をつくります。やわらかいスポンジに洗剤液をつけて、汚れの部分を軽くたたきましょう。

生地を傷めてしまうので、スポンジのかたい方でこすらないように注意。食べ物などのシミ部分には、シミ用の部分洗い剤または液体酸素系漂白剤(ブライトSTRONG 漂白&抗菌ジェル)の原液をつけておきます。

STEP3:洗濯槽で手洗い

洗濯機で洗うと、ダウンジャケットが水に浮いたまま洗濯が終了してしまい、汚れが十分に落ちないことがあるため、手洗いがおすすめです。一方、ボリュームのあるダウンジャケットを、普通の洗面器やバケツで手洗いするのは難しいもの。

そこで「洗濯槽」を「洗いおけ」がわりに手洗いをする方法をご紹介。脱水は洗濯機で行ってもかまいません。洗い方や脱水のポイントもチェックし、中の羽毛を傷めないよう注意しながらやさしく手洗いしましょう。

【洗濯槽で手洗い①】ファスナーを閉じる

ファスナーやボタン、フックなどは、洗濯中に引っかかって布地を傷めることがあるため、洗う前にあらかじめ閉じておきます。また、フードにファーがついている場合は取りはずしておきます。

洗う時に洗濯ネットに入れると、洗濯機の中で袖が広がらず、押し洗いしやすくなります。

【洗濯槽で手洗い②】洗濯槽の中で押し洗い

洗濯槽にダウンジャケットが浸るくらいの量の30℃以下の水を張り、おしゃれ着用洗剤(アクロンやさしさプレミアム)を適量入れて洗剤液をつくります。

ダウンジャケットを浸して、全体を上下に40回程度押し洗いします。

この時、両方の手のひらでダウンをやさしくゆっくりと洗濯液中に沈めたり、浮かせたりを繰り返し、ダウンの中に洗剤液を通すようにして洗うのがポイント。もみ洗いすると、中の羽毛を傷めてしまうので避けましょう。

※ダウンジャケットが入る大きさであれば、洗面台の洗面ボウルなどを使用するのも良いでしょう。

【洗濯槽で手洗い③】すすぎと脱水を繰り返す

洗いが終わったら、洗濯機のおしゃれ着コースなどの弱水流コースで1分程度脱水し、再び水をためます。

②と同じ要領で、水の中でダウンジャケットを上下させてすすいだら、再び1分程度脱水をします。この作業を2回繰り返します。

※ダウンジャケットの表の布地は水を通しにくいため、脱水中に洗濯機が大きく揺れ、途中で止まってしまうことがあります。その場合には、洗濯機での脱水は止め、洗面ボウルの中で衣料を丸めてぎゅっと押し絞り、さらにタオルドライして、できるだけ水分を取り除きましょう。

STEP4:脱水後の「手わざ」で仕上げ

脱水したあと、そのままハンガーにかけて乾かすのはNGです。ふんわり仕上げるためには、干す時に「手わざ」をプラスします。

しわや型くずれも防げる大事なプロセスなので、面倒でもぜひ実践しましょう。

①すばやく取り出す

脱水が終わったら、洗濯じわや型くずれを防ぐため、すばやく取り出します。

②振りさばく

羽毛のかたよりを減らすため、ダウンの肩を持って軽く振りさばいて、形を整えます。

③陰干しする

形を整えたダウンジャケットをハンガーにかけて、風通しの良い場所に陰干しします。

④乾燥途中で中の羽毛をほぐす

表面が乾いてきたら、両手ではさんで軽くたたきながら中の羽毛をほぐします。

ダウンジャケットは乾きにくいので、2~3日かけてゆっくり乾燥させましょう。

羽毛に湿気が残っていると、保管中にイヤなニオイやカビが発生する原因となります。手のひらでダウンジャケットをギュッとはさんで、水分が手につかなくなるのが目安ですが、念のためもう1日干すと、完全に乾燥できます。

さらに詳しいお手入れの方法を知りたい方は

https://lidea.today/articles/1143
「ニット・セーターの洗い方洗濯機や手洗いで縮ませずに洗濯する方法」

https://lidea.today/articles/89
「失敗しないダウンジャケット・ダウンコートの洗濯!自宅でふんわり仕上げる洗い方」

該当商品サイト

アクロンやさしさプレミアム https://acron.lion.co.jp/yasashisa_premium/

ブライトSTRONG 漂白&抗菌ジェル https://bright.lion.co.jp/

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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