「めちゃうまっ！！」語彙力失う美味しさ...【肉のハナマサ】もっと早く知りたかった"青森のご当地グルメ"

こんにちは、旅行の醍醐味はご当地グルメにあり！ヨムーノライターの蘭ハチコです。

私は国内外問わず、大の旅行好き。青春18切符を使い京都から青森を駆け抜け、途中下車してはご当地グルメを堪能したこともあります。

今回は肉のハナマサで見つけた青森県のソウルフードを紹介させてください。

青森を訪れたとき、大間（おおま）のまぐろで頭の中はいっぱいで、こんな美味しいものがあったなんてもっと早く知りたかった！と衝撃を受けた逸品です。

生地中の約80％がイカでできているメンチ！

その商品は冷凍の「ゴロっとイカメンチ（税込322円）」。1個あたり80gで女性の手のひらにちょうど納まるくらいの大きさのイカメンチが6個入っています。

シンプルなパッケージですが、店内のポップは鮮やかで「生地中の約80％がイカでできている」と強調されていました。

イカメンチは青森県の津軽地方でよく作られ、『津軽の母の味』とも呼ばれているのだとか。お刺身に使わない、イカのゲソや余った野菜を工夫して調理した家庭料理です。

スーパーの総菜コーナーでも定番なんだそう。ご飯の上に盛られた「イカメンチ丼」やバンズで挟まれた「イカメンチバーガー」を出すお店もあるようです。

一体どんな味なんでしょうか。さっそく作ってみましょう。

肉のハナマサ「ゴロっとイカメンチ」の作り方

作り方は簡単で、凍ったままのイカメンチを170℃〜180℃の油で8分程度揚げるだけ。温度の目安は、衣を入れたとき、途中まで沈んですぐに浮き上がる程度です。

揚げ物をカラッと揚げるには油の温度が重要なので、付いているパン粉をちょこっと入れて確認しましょう。

油が温まったら、油はねに気を付けてイカメンチをゆっくりと入れます。パチパチパチパチジュワジュワ〜ッと油で揚げられる音は良いBGM。耳から食欲が刺激されていきます。

ひっくり返し、焦げないように様子を見ながら揚げていきました。

想像を軽く上回る旨さにびっくり

油を切って、キャベツの千切りのお布団の上にそっと寝かせれば、できあがり。包丁で半分にすると、ゴロンとイカが飛び出してきて、驚きました。

見て下さい。この断面美！！

商品名通り、ゴロッとイカが入っています。どうしても揚げたてを食べたかったので、撮影を中断して、パクリとかじると「めちゃうまっ！！」と思わず声が。想像を軽〜く超える旨さに語彙力を失ってしまいました。

サクサクの衣の中からイカの旨味がジュワッと広がり、サクジュワサクジュワの繰り返しに翻弄されます。

メンチといっても少し粗く刻まれたイカはプリプリしていて、噛めば噛むほど、旨味が攻めてきます。

イカのほかに玉ねぎ、青ネギ、にんじん、紅しょうがが入っており、塩気のなかにも、玉ねぎやにんじんの甘さがありちょうどいいバランス。青ネギが加わることでくどさを感じることなく食べすすめられます。

紅しょうがは少しだけ。主張のある紅しょうがが、これ以上多いとイカの旨味がぼやけそうなので、お見事な塩梅です。

もぐもぐと口に含んでいるときから、もう次に箸が伸びます。

お好み焼き風にしても◎

そのままでも塩味は効いていますがお好み焼きソース、マヨネーズ、青のりで味変するといいお酒のおともに。

お好み焼き風なのに揚げ物という不思議な味にやみつきになるでしょう。お好み焼きの上位互換の風格があります。

メンチなので重たいかなと思い、夫と1個ずつ食べる予定で2個だけ揚げたのですが、もっと食べたい欲を抑えきれず、追加で揚げました。

青森県民の方、こんなに美味しいものを食べていたんですか。これは日本全国に広まるべき味です。

リピ確！これすぐ無くなるわ

生地中の約80％がイカでできている「ゴロっとイカメンチ」。イカの風味と食感が贅沢なほど感じられる逸品です。

野菜や紅ショウガが入っているので、お好み焼き風に食べるのもおすすめ。ぜひ買ってみてくださいね。あっという間になくなりますよ！