開店早々15人待ち!【宮崎県民が並ぶケーキ屋】パリのコンクールで「世界一の座」を獲得したシェフの味は...

  • 2024年02月01日公開

こんにちは、宮崎の美味しいものを日々チェックしている、ヨムーノライターの井野真利子です。

都会のように「並ぶ」という文化の少ない宮崎県ですが、人気パティスリー「en haut(アンオー)」の店内は、いつも大行列。2013年にオープンして以来、宮崎県を代表する人気洋菓子店として不動の地位を築いています。

そこで今回は、en hautの人気メニュー「栗のモンブラン」と「フランボワジエ」を食べてみました。

一流の味に触れた感動とお店の魅力を、皆さんにお届けします!

宮崎では数少ない行列店「en haut」とは?

「en haut (アンオー)」のオーナーシェフを務める芋生玲子さんは、2012年にフランス・パリで開催された製菓コンクール「ル・モンディアル・デ・ザール・シュクレ」で世界一の座を獲得したかなりの実力者です。

東京都吉祥寺にある洋菓子の名店「a tes souhaits!(アテスウェイ)」でスーシェフ(二番手のシェフ)を任されていた経験もあるのだとか。

そんな一流の腕を誇るシェフのケーキを宮崎にいながら食べられるということで、説明するまでもなく超人気店なんです。

実は今回、モンブランを購入しようと2度店舗を訪れていたのですが、お昼頃にはすでに売り切れで購入できず……。

2度目の訪問時に予約システムがあることを知り、3度目の正直でようやく手に入れた次第です。

朝十時ですでに駐車場は満車!

ケーキを予約していた10:00にお店に到着すると、駐車場はすでに満車。

裏手にある駐車場から店の方へ回る途中、甘〜い焼き菓子の香りが辺り一面に立ち込めており、すでに幸せな気分に。
椅子とテーブルを用意すれば、ダクトの下でティータイムを楽しめそうな良い香りです……。

やっと店内に入ると、すでに15名ほどのお客さんが並んでいます。
カウンターの中では、8人ほどのスタッフさんが手際よくケーキを詰めたり接客したりしていました。大忙しなのに笑顔で、動きに無駄がなく連携もバッチリ。

予約受付の引換券を忘れてしまい、肩をすぼめる愚かな私にも「大丈夫ですよ!」と、にこやかに対応してくださいました(猛省)。

秋冬の人気メニュー「モンブラン」を食べてみた

予約して無事に手に入れた大人気のケーキ「モンブラン(610円税込)」を食べてみます。

どの角度からみても美しい球体をしているこちらのモンブラン。中には一体何が詰まっているのでしょう?

繊細なデザインが施されたマロンクリームは、どこから食べれば良いか迷ってしまうほどで、崩してしまうのがもったいない!
ジェンガをしているような気持ちで、慎重にフォークを入れると……。

出てきたのはふわっふわの生クリーム。と、その中にたっぷりの栗がお目見えしました。

よく見ると、上は栗餡、下はシンプルな栗ペーストの2層に分かれているこだわりよう。

ふわふわの生クリームは甘すぎず、ミルクの風味を強く感じます。軽〜い口当たりで、栗餡の上品な甘みや栗ペーストの優しい味わいと相性抜群です。

甘酸っぱさがたまらない「フランボワジエ」

目的のモンブランが売り切れで買えなかった日に、ショーケース内でキラキラと輝く美しさに惹かれてつい注文してしまったのが、こちらの「フランボワジエ(520円税込)」。

甘酸っぱいラズベリーと生クリームのコク、しっとり食感のスポンジが見事にマッチした、あと引く味わいの一品です。

丁寧に作られたことが見て取れる細かな層が美しい……。

甘味と酸味のバランスが素晴らしく、とてもリッチな気分になれる味わいでした。

宮崎で至高のスイーツを食べたいなら「en haut 」へ

「en haut」のショーケースには、色とりどりのケーキが常時25種類ほど並んでいます。 人気商品は午前中に売り切れてしまうため、目当てのケーキがある方は早めに並んでくださいね。

宮崎を訪れた際には、シェフのこだわりが詰まった至高のケーキをぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか?

※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。

この記事を書いた人
便利グッズ&美味しいものに目がないWebライター
井野真利子

手間取らない快適な暮らしをテーマに生きる、一人暮らし歴18年目のWebライターです。趣味は料理と旅行とお酒!丁寧に暮らすのがちょっぴり苦手ですが、ズボラならではの視点で生活に役立つあれこれを紹介します。

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