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【漫画連載】「脱ぎ始めた...だと!?」イタリア男性は本当に"プレイボーイ"?体を張って入国したら...

  • 2023年09月11日更新

こんにちは、くふうLive!リーダーズの佐々木舞です。 実は私、過去にひとりで2年かけて世界一周をした経験があります。

とにかく働きまくった20代。 ある時ふと「20代の思い出が仕事だけだなんてもったいない!」とハッとし、衝動的に仕事を辞めて、思いつきと勢いだけで29歳の誕生日に世界一周に旅立ちました。

目的や行き先を事前に決めず、心の赴くままに旅して最高の思い出を作る予定だったのですが、現実は甘くなく……。

計画性ゼロ、英語力ゼロ、海外旅行超初心者の状態でひとりで世界に飛び込んだため、それはもう行く先々でトラブルやドタバタの連続。 そんな私の世界一周旅行の様子を再現漫画とともにお届けします!

プレイボーイ大国イタリアに日本人女性が一人旅!予想外の展開の連続に大混乱

『イタリア人男性=プレイボーイ』をイメージする人は多いでしょう。私もです。

イタリア人男性といえば、甘~い笑顔で甘~い台詞を連発し、すれ違う女の子にはみんな声をかける「超プレイボーイ」と思い込んでいました。

なので、イタリアの入る前日は、「目が合ったら取って食われるー!」「貞操を守らなければ!」とビビりたおし、緊張で眠れなかったほど。

イタリア人は本当にプレイボーイなのか!

世界的にもモテる日本人女子(自分で言っちゃう)が一人でイタリアを旅したらどうなってしまうのか!!

そこには実際に行ったからこそ分かる驚くべき事実がありました。

今回はイタリアで出会った忘れられない男たちの話を……。

「うお!なんだなんだ!」入国早々、目の前で脱ぎ始めた紳士

暑いモロッコからイタリアに入ったため、薄手の服しか持っていなかったのでTシャツ&サンダル姿で震えながら観光をしていた時の話。

ある男性が私の前を一度通り過ぎたあと、わざわざ戻ってきて私の前に立ちはだかったんです。

うお!なんだ!なんだ!ナンパにはついて行かないよ!と体に力を入れる私をよそに、あろうことかその男性は、

私の目を見ながら服を脱ぎ始めるではありませんか!?

そして、動揺して動けない私の肩に手をかけ……

脱いだ上着を私に着せてくれたんです。

何が起きたか分からず反応できない私に、「風邪引かない様にね。イタリアを楽しんで。」と微笑み、さわやかに去って行きました。極上のウインク付きで。

え?……くれたの?この高そうな上着を?見ず知らずの私に?

なんなの……イタリア……。

「あちらのお客様からです」は現実の方がロマンチックだった!?

ドラマでよくあるアノ台詞。 イタリアで一人で食事している時に本当に経験したんです。

飲み物をプレゼントしてくれた男性は、私と目が合うなりこちらのテーブルに向かってきました。

「このあと飲みに行かない?」

きたきたきたきたきた。これぞまさにイメージしていたイタリア人! どれだけかっこ良くてもしつこく誘われても、私は日本人女性!鉄のパンツを履いた女!負けんぞ!

私「一人が好きなのでごめんなさい。」

かかって来い!甘い言葉で誘惑してみろ!私は負けな……

男性「そうなんだ。わかった。少しだけだったけど君の大切な時間をありがとう。では楽しんで。」

彼は優しく微笑み、その場を去って行った。 近くのウエイターさんに「彼女に好きな飲み物をもう一杯。」と声をかけて。

……ぇぇええ!!ドラマより現実の方が素敵なことなんてある!?

思わず私の鉄のパンツが脱げかけた瞬間でした。

あれ……もしかしてイタリア人男性って……

「マイプレジャー」おじいさまの破壊力にクラクラ♡

大きな荷物を抱えて鉄道に乗っていた時のこと。
目的の終点の駅に着いて、降りるために重い荷物を持ち上げようとした瞬間、あちこちから4つの手が伸びてきました。

驚いてみて手の主に目をやると、そこには3人のイケメンイタリア人男性と、いかにも紳士らしいおそらく80歳前後のイタリア人のおじいちゃんが。

さらに驚いたのはこの後。 3人の若者はお互い目を合わせ、私の荷物を持つ係をそのおじいちゃんに譲ったんです。 おじいちゃんは誇らしげに私の荷物を持ってくれ、お礼を言う私に対して、

帽子を脱ぎ、手を胸に当て、お辞儀をしながら

「マイプレジャー」と優しくささやきウィンク!!

映画のワンシーンですか。 こんなにかっこよくて素敵なおじいちゃん、私の人生で知らない……。

結論!イタリア人男性はプレイボーイだけどプレイボーイじゃない!

女性を大切にするとか、楽しませるとか、女性をもてなす、女性を助ける。そんな意識が当然の様にDNAに組み込まれている生き物なんだと私は感じました。

イタリア人男性にとってそれらは男としてのたしなみ。

だからこそ、鉄道の時、若い男の子達はその見せ場を目上であるおじいちゃんに譲ったんだと思います。

素敵な紳士たちの気配りのおかげもあり、私にとってイタリアは、世界60カ国以上旅をした中でも好きな国ベスト5に入るくらい素敵な国でした!

もちろん、どんな国にも悪い男は必ずいるので、特に女性の一人旅は警戒しすぎるほど警戒するくらいが丁度良いことはお忘れなく!

前回(第3回)はこちら!

この話を最初から読む(第1回)

この記事を書いた人
週3回以上100均を巡るwebライター
佐々木舞

週3回以上100均で宝探しをしています。「お得に、だけど我慢しない豊かで快適な暮らし」をモットーに工夫しながら毎日を過ごす元TVリポーターのwebライター。趣味はグルメと海外旅行、特技はコスパ最高アイテムを見つけるコト!そんな私が見つけた素敵なモノをご紹介します♪

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