親のイライラが学びを奪う!?中学受験合格率100%!カリスマ塾講師の「自分で考えて動ける子の育て方」に3児の母が開眼!
- 2023年10月02日更新
こんにちは!3人育児に奮闘中のママライター、タキザワです。
「早くして!」「片づけなさい!」
なかなか動こうとしない子どもにイライラしてしまい、つい声を荒らげてしまうことってありますよね。
筆者もまさにその1人。「この子たちは毎日同じことを言われているのに、なんでできないんだろう…」と途方に暮れていました。
しかし、そもそもその考え自体が間違い。原因は子どもではなく、親である私に…!?カリスマ塾長が綴る育児書『自分で考えて動ける子の育て方「早くして!」「勉強しなさい!」「片づけなさい!」はもう言わない』(須合啓著/明日香出版社刊)から心に残ったポイントを紹介します。
※本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。
変わるのは子どもではなく親
この本の中で「親の習慣が変われば、子どもは必ず変わる」と著者・須合啓さんはいいます。
20歳から塾講師を始め、公立高校の教員、起業を経て、現在は進学塾の代表を務める須合さん。須合さんは「学力日本一」の秋田県で中学受験合格率100%を3年連続で達成している、まさにカリスマ塾長です。
延べ1万人を超える生徒を指導してきた須合さん曰く、「自分で考え、行動できる子」が育つ家庭では、ある共通の「心がけポイント」を押さえているといいます。
そのポイントとは、①意識 ②言葉 ③行動。
親がこの3つを変えることで、子どもと良好な親子関係を築くことができ、子どもは「安心して自主的に行動できるようになる」というのです!
本書では、この3つのポイントを始めとする須合さんが発見した「自分で考え、行動できる子になる方法」が惜しみなく紹介されています。
子どもと良好な関係を築く、3つのポイント
親は「意識」「言葉」「行動」を具体的にどう変えていけばいいのでしょうか。
まずは「最初からできる子なんていない」と理解し、子どもへの意識を変えること。子どもはまだまだいろんな経験を積み重ねている最中です。だからこそ、自分から動けなくても当たり前。もし自分の子どもが多少おっとりしていたり、行動力がないと感じたりしても、思いつめる必要はまったくないと須合さんは言います。
筆者もそうですが、「なんで自分でやらないの!」と子どもにイライラしてしまうことってありますよね。しかしこの親のイライラが子どもの学びを奪ってしまうことになりかねないんだとか…。
子どもは親の姿を誰よりもよく見ています。親が常にイライラした態度を子どもに見せていると、子ども自身もなにか嫌なことがあったときに、相手のせいにしたり、攻撃的になったりしてしまうといいます。
こうなると、子どもは周りにいる人から「素直に学ぶ成長の機会」をなくしてしまいます。とってももったいないですよね…!
そうならないためには、親自身が自分と向き合うための時間をもつこと。ひとときでもあわただしい日常から離れることでイライラが減り、余裕ができれば、穏やかな気持ちで子どもと向き合えるでしょう。
心に余裕を持てたら、自分の言葉を振り返ります。子どもに対して、「うちの子は、こんなもの」といった決めつけ言葉は使っていませんか?
決めつけ言葉を繰り返していると、子ども自身が「自分はこの程度なんだ」と厳しい環境を避けるようになってしまい、自分が進んで努力する機会や、努力のしかたを学ぶ機会を奪うことになりかねないのだとか!
筆者もつい謙遜も含めて、「うちの子は文字を書くのが苦手だから」などと言ってしまっていました…。勝手に決めつけて、子どもに「自分は苦手なんだ」と思わせてしまっていたんだなと猛烈に反省しています。
過ちに気づいたのなら、即行動!親の行動はすべてメッセージとなって、子どもに大きな影響を与えているんだそう。
お互いに高め合える関係に
このほかにも、「自分を愛する『自己肯定感』の高め方」「社会で生き抜く『学力・考える力』の高め方」「自分で考えて動く『やる気』の高め方」など、「自分で考えて動ける子」を育てるための習慣をふんだんに教えてくれている本書。塾講師ならではの視点が新鮮で面白く、また内容も簡潔にわかりやすくまとめられているので、ぐいぐい読み進めることができました。
親子がお互いの胸の内を深く察し合い、お互いに高め合える"対話"ができる関係。子どもが安心して自分から行動ができるようになるためには、そんな親子の関係が非常に重要なんだということを本書から学びました!
『自分で考えて動ける子の育て方 「早くして!」「勉強しなさい!」「片づけなさい!」はもう言わない』
著者:須合 啓
発行:明日香出版社
定価:単行本(ソフトカバー)1,540円(税込)/Kindle版(電子書籍)1,463円(税込)
Amazon購入はこちら
【わたし的評価】
満足度 ★★★★☆
実践度 ★★★☆☆
読みやすさ ★★★★☆
わかりやすさ★★★★☆
おやこのくふうは、3歳からの「まなぶ・ 運動・食べる」をはぐくむメディアです。心と脳、体、味覚などが急激に発達する3~6歳という大切な幼児後期に親として知っておきたい知育、運動、食育、習い事に関する専門性の高い情報を発信していきます。さらに、おやこで楽しめる動画の選び方や子どもクッキング、折り紙、工作などのアイデアも満載です。
こちらもどうぞ
人気記事ランキング
24時間PV集計
コラム
-
実践率約93%の「アルモンデ」とは?冷蔵庫やストックにある食材を使って工夫して作る令和の節約術2024/04/28
-
不調から脱した!ダルビッシュ有選手が唯一食べる炭水化物「冷凍の焼きおにぎり」を推す理由2024/04/05
-
子供の眼鏡は何歳から?【眼鏡の選び方】ブルーライトカット・近視・視力低下対策まで2024/04/05
-
最強コーチが教える!「子どもの足がギュンッと速くなる方法BEST3」マネするだけで効果絶大2023/09/29
-
「リカちゃんの家系図」って見たことある?あの大人気ファミリーに「みつごの赤ちゃん」登場!2023/06/23
-
防災の専門家に聞く!「非常持ち出し袋」の正しい準備方法【中身・詰め方・使い方】2024/01/04
-
やっぱり気になる「白髪」の存在!40歳からの【グレイヘア】で世界が広がった件2024/04/30
-
もう「醤油さし」って呼ばないで!?【クイズ】「魚型の醤油入れ」この子の名前知ってる?2024/04/24
-
現在の海賊が怖すぎる件2023/08/11
-
100均でプログラミング教育!?想像力ふくらむ「手作りビー玉転がし」が楽しすぎる!2021/09/04
特集記事
-
2024年05月02日
-
2024年05月02日PR
-
2024年05月01日
-
2023年09月01日
連載記事
-
2019年08月21日
-
2019年05月28日