え、知らなかったよ...！美容師さんに聞いた目からウロコの「ヘアケアの間違い」５つ

今週も一週間お疲れさまでした！今週の『ロカリ編集部のひとりごと』は、kaochanが担当します。すっかり秋になり、おしゃれがもっと楽しい季節になりましたね。でも最近思うのですが...ファッションやメイクに気合いを入れても、髪の毛がボサボサだとなんだか残念。

一方で、シンプルな服装やメイクでも、美しい髪の毛さえあれば美人度アップ！髪の印象はそれほどまでに強力です。そこで今回、ヘアケアについて現役美容師さんに取材したところ、「そうだったの！？今まで間違っていました...」という真実が発覚。読者の皆さんの参考になればと思い、私が間違えていたヘアケアについて5つ（も）ご紹介したいと思います。

銀座や表参道、自由が丘などに8店鋪展開し、オリジナルのヘアケア製品「オブ・コスメティックス（Of cosmetics）」もプロデュースしているヘアサロン「オブヘア（Of HAIR）」の銀座店スタイリスト廣瀬隆志〈ひろせたかし〉さん。

髪を伸ばしていたりカラーをしていないと、頻繁に美容院へ行かないという方も多いかもしれません。ロングヘアーで明るめカラーの私の場合は、根元の地毛が目立つようになって（いわゆるプリン）、髪がパサついてきたら...だいたい2か月に一度の頻度で美容院に行きます。

こまめにケアをしているつもりだったのですが...廣瀬さん曰く「どんなヘアスタイルでも28日に一度がベスト」だそう...！

毎回初めての美容院へ行く、いわゆる“美容院ジプシー”さんに廣瀬さんは警鐘を鳴らします。新規だとお得になったりするので、ついつい新規で美容院を開拓してしまう気持ち、よくわかります。私は固定の美容院がありつつも、トリートメントやカラーだけなどたまに浮気してしまうことが...。

カラーやパーマ、紫外線などでダメージを受けた髪の毛...起死回生の一手として、美容院で高級トリートメントをしていませんか？トリートメントはもちろん効果があるのですが、その前に「自宅でのシャンプーを見直して」とのこと。

ダメージが気になるけどヘアカラーは欠かせないという悩み。そんな時は「傷んだことによって、ヘアスタイルにどんな影響が出ているのかを美容師に相談してみて」と廣瀬さん。ダメージで髪が広がるのか、くせが出るのか、指通りが悪いのか、色が抜けやすいのか…などによって、カラー剤の混ぜ方を変えたり、カットでカバーできることもあるそうです。

また、美容師さんにしっかり相談することで、なるべくダメージの少ないプロセス（暗めの髪色からいきなりすごく明るくはしないなど）の提案もできるとのこと。美容師さんと一つずつ向き合っていきましょう！

最近よく聞く「髪質改善トリートメント」。“髪質改善”というワードに期待が膨らみますが、一度だけの施術よりも回数を重ねる方がオススメとのこと。実は髪質改善の捉え方は美容院によって異なるのですが、多くの美容院で取り入れている「酸熱トリートメント」は1か月〜1か月半に一度のペースで、3回程度繰り返すのが良いそうです。

カラーやパーマと違い、トリートメントは失敗やリスクがなさそうだと思っていたのですが...。「髪質改善トリートメントは美容師の技術力がとても大事。髪質に合わなかったり、トリートメントの濃度が濃すぎると髪が硬くなるというリスクがあります」と廣瀬さん。

そもそも定義が曖昧な施術のため、美容師さんの知識と経験が仕上がりにとても影響するそう。美容師さんを選ぶ基準としては、「髪質改善トリートメントの実績が多い人が安心」とのことです。

毎朝のヘアセットには、とにかくオイルがあればOK、オイルって万能〜！と思っていた私ですが、ヘアセットにはオイルやミルク、クリームなどのアイテムを使い分けるのが正しいとのこと。人気だからといって、オイルがみんなに良いとは限らないんですね。

廣瀬さんにお話を伺って思ったことは、「いきなり美髪になる魔法なんてないんだな」ということ。こまめなケアに加え、トレンドに乗っかる前に知識を持つことの大切さも実感しました。この記事が、皆さんの美髪へのヒントになっていたら嬉しいです！