「値段だけで選んでいるの、もったいない!」【チーズの種類】選び方や栄養価の違いをズバリ管理栄養士が解説!

  • 2026年10月15日公開

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こんにちは!毎朝のメニューは決まってチーズトーストの、管理栄養士でヨムーノライターの広田千尋です。

スーパーのチーズ売り場には、カマンベールやクリームチーズをはじめ、使い勝手のよいスライスチーズやベビーチーズ、シュレッドチーズなど、さまざまな商品が並んでいますよね。

何気なく選んでいるかもしれませんが、パッケージを見ると「ナチュラルチーズ」「プロセスチーズ」「チーズフード」と書かれていることがあります。 一体、何が違うのでしょうか?

今回は3つの違いや栄養価、料理に合わせた選び方を管理栄養士が解説します。

【チーズの選び方】種類による違いは?

チーズには、大きく分けてナチュラルチーズとプロセスチーズがあります。
さらに、チーズを主原料としたチーズフードも販売されています。

名前は似ていますが、製法や特徴はそれぞれ異なります。
普段食べているチーズがどれに当てはまるのか、確認してみましょう。

ナチュラルチーズ

ナチュラルチーズは、乳を乳酸菌や酵素の働きで固め、乳清(ホエイ)の一部を取り除いて作られるチーズです。
ナチュラルチーズには、モッツァレラのように熟成させずに食べるタイプと、カマンベールやゴーダのように熟成させるタイプがあります。

原料や製法、熟成の有無によって、味わいや食感が異なるのが特徴です。

ちなみに、細かくカットされたシュレッドチーズや、さいて食べるタイプのチーズ、粉チーズにもナチュラルチーズの商品があります。

見た目だけでは、チーズの種類は判断できないんですね。

ナチュラルチーズかどうかは、パッケージの「種類別」の欄で確認できます。
購入するときは、ぜひチェックしてみてくださいね。

プロセスチーズ

プロセスチーズは、1種類または数種類のナチュラルチーズを溶かして再成形したチーズです。

加熱によって発酵や熟成が止まるため、風味が変化しにくく、保存性に優れています。

スライスチーズや6Pチーズ、ベビーチーズなど、使いやすい形の商品も豊富です。

そのまま食べるのはもちろん、料理にも手軽に使えるため、普段の食生活に取り入れやすいのが魅力です。

プロセスチーズかどうかチェックしたいときは、パッケージの「種類別」の欄を見てみてくださいね。

チーズフード

チーズフードは、ナチュラルチーズまたはプロセスチーズを原料にした加工品です。
製品中のチーズ分の重量が51%以上のものがチーズフードと定められています。

チーズソースやチーズペーストなどの中にも、チーズフードに分類される商品があり、原材料や味わいは商品によってさまざまです。

今回、いくつかのスーパーを回ってチーズフードを探してみましたが、残念ながら見つけられませんでした。

業務用の商品も見られるため、普段のお買い物ではあまりなじみがないかもしれませんね。
チーズを使った加工食品を購入するときは、パッケージの名称欄にも注目してみてください。

参考:チーズ公正取引協議会「ナチュラルチーズ、プロセスチーズ及びチーズフードの表示に関する公正競争規約並びに同施行規則」

️参考:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂) 増補2023年 」

参考:日本乳業協会「乳と乳製品のQ&A チーズにはどのような種類があるのですか?」

チーズの種類で栄養成分はこんなに違う!

チーズはたんぱく質やカルシウムなどを含む食品ですが、種類によって栄養価に大きな差があります。

日本食品標準成分表をもとに、100gあたりの栄養価を比較してみました。

️参考:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

例えば、今回比較した中では、水分の多いモッツァレラチーズはエネルギーや脂質が控えめ。

一方で粉チーズに使われるパルメザンは水分が少なく、エネルギーが高めですが、カルシウムも特に豊富に含まれています。

同じナチュラルチーズでも、種類によって栄養価に差があるとわかりますね。

プロセスチーズにもカルシウムは豊富に含まれており、ナチュラルチーズのほうが栄養価が高いとは、一概にはいえません。

実際に食べる量も考えながら、栄養成分表示を確認して選んでみましょう。

結局どの種類を買えばよい?チーズは「使い方」で選んでみよう

違いがわかったところで、気になるのは普段の食卓での使い分けですよね。
それぞれの特徴を生かした選び方を紹介します。

風味や食感を楽しむなら「ナチュラルチーズ」

チーズそのものの風味を楽しみたいときや、料理に合わせて種類を使い分けたいときは、ナチュラルチーズがぴったり。

例えば、次のような楽しみ方があります。

  • モッツァレラチーズ:トマトと合わせてサラダに
  • カマンベールチーズ:そのままおつまみに
  • シュレッドチーズ:グラタンやピザに
  • パルメザンチーズ(粉チーズ):パスタの仕上げに

料理や好みに合わせて選んでみましょう。

手軽に使いたいなら「プロセスチーズ」

忙しい朝や小腹がすいたときには、手軽に食べられるプロセスチーズが便利です。

スライスチーズや6Pチーズ、ベビーチーズなど、用途に合わせてさまざまな商品が販売されています。

  • スライスチーズ:トーストやサンドイッチに
  • 6Pチーズ、ベビーチーズ:朝食や小腹がすいたときのおやつに
  • おつまみ向けチーズ:晩酌のお供に

おつまみ向けには、ブラックペッパーやスモーク風味など、味のバリエーションも豊富です。

なお、商品によって加熱したときの溶け方が異なるため、チーズトーストなどには「とろけるタイプ」を選ぶとよいでしょう。

【チーズ種類の選び方】パッケージの表示もチェック!

ナチュラルチーズ、プロセスチーズ、チーズフードには、原料や製法による違いがあります。

購入するときはパッケージの種類別・名称欄を確認するのがポイントです。

栄養価にも違いがあるので、食べ方や料理、好みに合わせて選んでみてくださいね。

この記事を書いた人
毎日の「おいしい」を考える管理栄養士
広田千尋

食べるのが大好きな2児の母で管理栄養士。
毎日のご飯作りと子育てに奮闘しながら、簡単・時短・おいしい・健康レシピを考えるのが大好きです!
毎日の暮らしに役立つ栄養・健康情報をお届けします。

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