【その節約、効果ゼロ!】貯めてる人が絶対やらない5つのNG節約。電気代はケチると損!?

  • 2022年10月27日更新

こんにちは。ヨムーノライターの内山愛理です。
マネー系編集者として10年以上、1,000人を超える「お金が貯まる人・貯まらない人」を取材してきました。

お金を貯めるために、頑張って節約をしている方も多いかと思います。
でも、その節約、その頑張り、本当に効果がありますか……? 
貯金とは、1カ月など決まった期間の収入から支出を引いたもの。1日や2日頑張って出費を削っても、そのあと使いすぎてしまったら意味がありません。

今回は、貯めている人たちが「効果がなかった」「やめた」という節約方法のワースト5をご紹介。
もしやっていたら……今すぐやめたほうが、貯まるかもしれません。

【第5位】スーパーのハシゴ

安いものを求めて、あっちのスーパーからこちらのスーパーへ。買い物に何時間もかけて、1円でも安く……。 たしかに、安いものだけを買えば、出費は抑えられるかもしれません。でも、本当に必要なものだけを買えていますか?

スーパーに行くと、美味しそうなもの、お買い得なもの、便利なもの……色々な商品が目に入り、ついつい余計なものを1つや2つ買ってしまうもの。お店をまわるほど、その誘惑は多くなります。

150円のものを100円で買うために費やした時間や体力(もしかしてガソリン代も!)は、安くなった差額と比べて本当にお得ですか?50円安く買うための移動で疲れてしまって、100円のお惣菜を買ってしまう……なんてことは本末転倒。
貯まる人ほど、時間と体力に見合わない節約は、していません。

【第4位】頑張りすぎてツライ節約

主婦雑誌に載っている節約を真似しようとして、張り切って頑張りすぎて嫌になって反動で大出費……という経験、ありませんか?

これは貯まらない人の危険な兆候。節約したお金も反動でそれ以上使ってしまうので、出費が増えただけという切ない結果に。
しかも「頑張った」記憶だけは残っているので、「こんなに頑張っているのに全然貯まらない」という負のスパイラルに陥ってしまいます。

貯まる人は、絶対に無理な節約をしません。自分に合わないと思ったらスパッとやめています。無理をせずにやめて、続けられる効果があるものだけをゆるく長く続ける、というのが本当に貯まる賢い節約スタイルなのです。

【第3位】水道や電気、ガスのケチケチ我慢

必要以上に水道代、電気代を気にして、生活が不便になるほど制限したり、家族に節約を強要したりしている人は、要注意。 エコの観点でも、節水や節電はもちろん大切ですが、度を越えた節約で家族がギスギスして、幸せに暮らせていなかったら問題です。

そもそも、電気や水道を節約してどれだけ安くなるかご存知ですか?生活のために必要な電気や水道以外に、節約で減らせる額は、実は微々たるもの。数百円の節約のために、生活が快適でなくなるのなら、本末転倒です。

一度、ケチケチをやめて、普通に使った場合どれくらい金額が変わるのか、試してみてはいかがでしょうか。出しっぱなし、つけっぱなしなどムダなことさえしなければ、ケチケチしすぎる必要はないと感じるはずです。

【第2位】節約のためにお金を使う

節約のためにお金を使っていませんか?特売で安いものを大量に買ったり、節約グッズをいくつも買ったり……。その節約は、本当に効果があるのか、一度金額で検証してみることをお勧めします。

特売で安いものをたくさん買って1万円を使っても、通常の値段で必要なものだけを買ったら7000円で済む場合もあります。節約グッズは、数年以上使わないと値段分以上の得をしなかったり……。

節約とは本来、「出費を抑えること」。節約のために出費をするのは、その費用対効果がはっきりわかっている場合以外、意味がありません。

【第1位】安い食材だらけの食卓

豆腐、もやし、鶏むね肉、炭水化物……安い食材だけでケチケチした食卓にすることを「節約」と呼んでいた時代もありましたが、今、貯めている人は食費をケチケチ節約することはありません。

食事は生活する上で楽しみの一つ。普段ケチケチした食卓にしていたら、月に何回も反動で外食をしてしまったり、夫の仕事意欲を損なうことにもなりかねません。そして、貧しい食卓を見るたびに、自分たちも「こんなに切り詰めているのに……」というマイナス感情からムダ遣いに走ってしまうことも。

貯めている人の食費節約は、「無駄をしない」程度です。毎日豊かな食事で豊かな生活をキープしていたほうが、結果的にムダな出費を抑えることにつながるからです。

まとめ

節約は、やみくもに頑張ればいいというものではありません。
「使えるお金を残す」という目的がきちんと達成できているか、見極めることが大切。
「頑張っているのに貯まらない」と思っている人は、もしかしたら効率の悪い節約をしているのかも。
一度、自分の節約が本当に効いているのか、見直すことが必要ではないでしょうか。

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この記事を書いた人
内山愛理

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