恋愛と結婚は本当に別物だった!結婚の決め手は「ありのままで」!

  • 2021年03月22日更新

「恋愛と結婚」は切っても切れない関係である一方、「恋愛と結婚は別物」、なんて話も聞きます。両方を経験している既婚者たちは、実際のところ「恋愛と結婚」の違いをどう捉えているのでしょうか。
今回、オウチーノ総研(株式会社オウチーノ/本社:東京都港区/代表:井端純一)は、20~69歳の既婚男女863名を対象に、「『恋愛と結婚』に関するアンケート調査」を行いました。はじめに、「今の奥様・旦那様と結婚する前、何名の方とお付き合いしましたか?」と聞いたところ、平均人数は3.2名でした。「はじめてお付き合いした方と結婚した」という人は26.5%でした。次に、「今の奥様・旦那様と結婚する前にお付き合いした方がいた」という人に、「今の奥様・旦那様は、結婚前にお付き合いしてきた方と同じタイプですか?違うタイプですか?」と聞きました。結果、「同じタイプ」という人は12.1%、「どちらかというと同じタイプ」という人は21.8%、「どちらかというと違うタイプ」という人は33.3%、「全く違うタイプ」という人は32.8%でした。最後に、「恋愛と結婚は別物だと思いますか?」と聞きました。「そう思う」が39.9%、「まあまあそう思う」が32.8%、「あまりそう思わない」が21.6%、「全くそう思わない」が5.7%でした。7割以上の既婚者が、「恋愛と結婚は別物」と思っていることが分かりました。

結婚前にお付き合いした人数、平均3.2名!

奥様・旦那様と結婚する前、何名の方とお付き合いしましたか?はじめに、「奥様・旦那様と結婚する前、何名の方とお付き合いしましたか?」と聞きました。結果、「1名」と回答した人は13.8%、「2名」は18.8%、「3名」は15.5%、「4名」は7.0%、「5名」は7.6%、「6名~10名」は8.3%、「11名以上」は2.5%、「0名(はじめてお付き合いした方と結婚した)」という人は26.5%でした。平均人数は3.2名でした。
年代別に見ると、平均人数は20代が4.3名、30代が4.0名、40代が3.2名、50代が2.9名、60代が1.6名でした。また、「0名(はじめてお付き合いした方と結婚した)」という人の割合は、20代が16.0%、30代が19.0%、40代が26.2%、50代が31.0%、60代が40.7%でした。年代が上がるにつれて、「はじめてお付き合いした方と結婚した」人の割合が大きくなっていくことが分かります。20代と60代では、24.7%もの差が生じました。

66.1%が、結婚前にお付き合いしてきた方とは「違うタイプ」と結婚!

今の奥様・旦那様は、結婚前にお付き合いしてきた方と同じタイプですか?違うタイプですか?次に、「今の奥様・旦那様と結婚する前に、お付き合いした方がいた」という人に、「今の奥様・旦那様は、結婚前にお付き合いしてきた方と同じタイプですか?違うタイプですか?」と聞きました。結果、「同じタイプ」という人は12.1%、「どちらかというと同じタイプ」という人は21.8%、「どちらかというと違うタイプ」という人は33.3%、「全く違うタイプ」という人が32.8%でした。「どちらかというと違うタイプ」という人と「全く違うタイプ」という人を合わせると、66.1%が、今までお付き合いした方とは「違うタイプ」と結婚したことが分かりました。
男女別に見ると、「同じタイプ」という人は男性が16.6%、女性が7.5%。「どちらかというと同じタイプ」という人は男性が23.3%、女性が20.1%。「どちらかというと違うタイプ」という人は男性が33.1%、女性が33.4%。「全く違うタイプ」という人は男性が27.0%、女性が39.0%でした。「どちらかというと違うタイプ」または「全く違うタイプ」と回答した人は、男性が60.1%に対し女性が72.4%と、女性の方が今までお付き合いしてきた方とは違うタイプの方と結婚する傾向が強いようです。
「違うタイプ」と回答した理由を聞いたところ、「性格が違うから」が最も多く、次いで「容姿が違うから」、「価値観が違うから」、「雰囲気が違うから」が続きました。「性格が違うから」については、「旦那は引っ張っていくタイプだが、結婚前に付き合っていた人はそうではないから」(44歳/女性)や、「ふんわりした人ばかりだったが、妻はしっかり者で切り替えが早く臨機応変型のタイプだと思うから」(49歳/男性)、「旦那は堅実で硬いタイプだが、こういう人とはあまり付き合ったことがなかったから」(54歳/女性)などの回答が挙がりました。「容姿が違うから」については、「妻は太っているタイプだから」(66歳/男性)や「今までお付き合いした人はルックスが完璧な人だったから」(27歳/女性)などが具体的に挙がりました。「価値観が違うから」については、「今の旦那は、子どもを出産してからも女性は働いたほうがいいという考え方だから」(52歳/女性)などの回答が挙がりました。
「同じタイプ」と回答した理由は、「みんな穏やかな性格をしているから」(37歳/女性)や「性格で選んでいるから」(38歳/男性)など「性格が似ているから」や、「顔の特徴が似ているから」(30歳/女性)など「容姿が似ているから」などが挙げられました。

最も多い結婚の決め手は「ありのままの自分でいられるから」!

次に、「これまでお付き合いした方と、今の奥様・旦那様は何が違いましたか?なぜこれまでにお付き合いした方ではなく、今の奥様・旦那様と結婚したのですか?」という質問をしました。最も多かったのは、「ありのままの自分でいられるから」。具体的には、「一緒に生活していくことが極自然だったから」(48歳/男性)や、「無理せず、ありのままの自分でいられたから」(41歳/女性)、「付き合った人は自分が合わせることが多く、我慢ばかりだったが、旦那には我慢も合わせることもせず自然でいられ、自分らしさが最大限に生かされているから」(26歳/女性)などが挙がりました。次いで多かったのは「タイミングが合ったから」。「周りの友だちが結婚しだして、なんとなく結婚を考えた時期にたまたま付き合っていたから」(45歳/男性)や、「現在の旦那は30歳になって結婚を意識してから付き合ったから」(53歳/女性)などが挙がりました。他には、「金銭的価値観が、今の旦那の方が合っていたから」(27歳/女性)や「人生の価値を共有できると思ったから」(50歳/男性)など「価値観が合うから」という声も多く挙げられました。

72.7%が、「恋愛と結婚は別物」と回答!

恋愛と結婚は別物だと思いますか?恋愛と結婚は別物だと思いますか?

最後に、「恋愛と結婚は別物だと思いますか?」と聞いた。結果、「そう思う」が39.9%、「まあまあそう思う」が32.8%、「あまりそう思わない」が21.6%、「全くそう思わない」が5.7%でした。「そう思う」と「まあまあそう思う」を合わせると、なんと72.7%が「恋愛と結婚は別物」と思っていることが分かりました。結婚前にお付き合いをした人数別で「恋愛と結婚は別物」と思っている割合を見ると、「0名」が64.7%、「1名~5名」が73.0%、「6名~10名」が88.9%、「11名以上」が95.3%でした。結婚前にお付き合いをした人数が増えるほど、現実的に「恋愛と結婚は別物」という結論に行き着くようです。
「恋愛と結婚は別物」と思う理由を聞くと、「好きだけでは実生活を継続させることができないから」(43歳/女性)や、「感情を優先できるのが『恋愛』で、生活を優先するのが『結婚』だと思うから」(50歳/女性)など、「結婚には生活が関わっているから」が最も多く、続いて、「恋愛は2人だけのものだが、結婚は親族も含む家族のものだから」(27歳/女性)、「結婚は相手の家族も含めて背負うことだから」(50歳/男性)など、「家族を巻き込んだことだから」という理由が多く挙がりました。他には、「経済力も大事だから」(28歳/男性)や「経済的なこと、子供のことも関わってくるから」(30歳/女性)など、「現実的な問題が絡むから」という理由も多く挙がりました。
一方、「恋愛と結婚は別物」と思わない理由を聞くと、「恋愛の延長に結婚があるから」(33歳/女性)という声が最も多く、「違いを意識していないから」(32歳/男性)や、「恋愛すれば結婚を意識するから」(52歳/女性)などの理由も挙がりました。

※調査概要
有効回答 20~69歳の既婚男女863名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2015年5月21(木)~5月26日(火)

この記事を書いた人
編集部 池田

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