スッキリ部屋には「断捨離脳」が必要だ! 今すぐ物を捨てたくなる簡単マインドチェンジ法5選

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、ヨムーノライターの内山愛理です。
生活系編集者として10年以上、キレイな部屋・汚い部屋を取材してきました。

巷ではモノを捨てることが流行っていますが、捨てられない人にとってはとてもハードルの高いもの。
「捨てろ」と言われても、やっぱりもったいないし、いつか使うかも……と捨てられないことがほとんどでは?

「元・汚部屋」出身者を取材し、部屋が片付くようになるまでには考え方を変えること、つまりマインドチェンジがあったことを、多くの人が語っていました。

今回は、片付けられない、捨てられない人が、スッキリ部屋にすることができた5つのマインドチェンジ法をご紹介します。

考え方1:「捨てられないモノの家賃も払っている」

物が多く、片付かない。ごちゃごちゃしていて、家が狭い。捨てられない人の家は、たいていそんな感じです。

でも、ちょっと考えてみてください。
何年も使っていない電化製品、着ていない洋服。いつか使うと取っておいてる様々なモノ……たちも、一緒の家でスペースを取っている「同居人」。いわば、家賃を払って、その分のスペースを使わせてあげているのと同じです。

いつ使うかわからないもの、いま全然使っていないものにスペースを割き、その分、自分や家族が狭くて窮屈な思いをしていると考えてみてください。貴重な家賃、無駄じゃないですか? 

邪魔でしかない「同居人」にスペースを与える必要はありません。払っている家賃分、快適に暮らすために、不要なものを処分したほうが得策です。

考え方2:「イライラするのは、物が多いから」

あなたが自分の家で落ち着かない、なんだかイライラすると感じていたら、それは物が多いからかもしれません。

スッキリ広い空間(例えば丘の上とか海とか!)に行くと、開放感を感じますよね。逆に、狭くてごちゃごちゃしている空間にいると、人は圧迫感や威圧感を感じやすくなります。

もし、いろいろな色や形のモノが部屋中に混在していたら、それはイライラを加速させているかも。スッキリした、トーンが揃った部屋よりも色や形の情報が多く、常に情報処理をしている状態なので、落ち着かないのです。

部屋の居心地の悪さは物が多いせい、と思うと、捨てる気になるのではないでしょうか。

考え方3:「自分の失敗を毎日見せつけられている」

使っていないけどもったいないから捨てられないもの。それはつまり、「買い物に失敗したものたち」です。

使っていないものは、あなたに必要のないもの。それって、必要のないものを買ってしまったという自分のミスでもあるわけです。

そんな不要なものを家に置いておくということは、自分の失敗で家を埋め尽くしているということ。
そんな「負の遺産」を持ち続けているのって、ものすごく不毛なことではありませんか?

考え方4:「買い物上手になる第一歩だ」

人間だれしも失敗はあります。失敗したときは、「失敗しちゃった」と潔く認め、同じことを繰り返さないことが何より大切。

捨てられないものが家にあるということは、買い物に失敗したものがたくさんあるということ。 取っておく行為は、自分の失敗をなあなあにしているだけで、また同じことを繰り返す可能性もあります。

「これは使わなかった。失敗してしまったから、もったいないけど処分しよう」と処分することは、買い物上手になる第一歩。処分という「もったいない」行為をすることで、次の買い物には慎重になれますし、どんな買い物が失敗してしまうのか、自分で考えるきっかけにもなります。

不要なものを捨てることは、二度と不要なものを買わなくなるための、買い物上手になる第一歩なのです。

考え方5:「これで新しいものを買える!」

物は循環しています。古いものがなくならないと、新しいものは入ってきません。

使わない、古いものを後生大事に取っておくより、思い切って処分して、今欲しい、必要なものを買うほうが人生楽しくないですか?

「買い物の失敗品」に囲まれて暮らすことをやめれば、好きなものに囲まれて暮らす、楽しい毎日が待っているかもしれません。

まとめ:捨てられない人は、意識改革が必要。捨てないデメリットを認識して!

「スッキリしたいけど、もったいないから捨てられない」と、ただただ思っているだけでは、部屋は一向に片付きません。
元・汚部屋の人たちは、「二度とあの暮らしには戻りたくない」と全員が強く言っていました。それだけ、片付かない部屋にはデメリットが多いということ。

不要なものをたくさん持つメリット・デメリットをじっくり考えてみると、ただやみくもに「もったいない」と思っていた意識が変わってくるかもしれませんよ。

ライター:内山愛理
生活系編集者として、10年以上にわたりお金を貯めた人・貯まらない人を1,000人以上、キレイな部屋・汚い部屋などを取材。緻密で徹底した深掘り取材から見出した極意をご紹介していきます。
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